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2017.2.8 Wed

90年代をおもう。

write_ Marin

90年代をおもう。
はじめまして。この度あらたにガールフイナム編集部の一員になりましたMarin(マリン)と申します。以後、お見知りおきを。

というわけで、最近は「ガール」について色々と思いを巡らせています。必然的にかつて自分が「ガール」であったあの頃を振り返ってはノスタルジーに浸ったりもしています。で、近ごろよく耳にする90年代というキーワード。まさにその時代を中学・高校生として過ごした私は、各所で90’sなアイテムを目にしては勝手に照れくさくなっています。

ここでいきなり話しを超個人的な方向に脱線させますが、私の生まれ育った田舎町ではヤンキー文化も当時は根強く残っており、まだまだ“ツッパリ”が幅を利かせていました。そのためどっちつかずだった私のようなヤツの本棚には『チャンプロード』と『東京ストリートニュース』、『egg』に『Fine』に『CUTiE』が詰め込まれているというカオス。ある時はスカジャンを、ある時はアルバローザを、そしてまたある時はエアマックス95を。ブラックライトに服のホコリを浮き彫りにされながら『人間発電所』を聴く一方で、これまたブラックライトに照らされたラッセン風の絵が見守るカラオケBOXで『ツッパリHigh School Rock’n Roll』を熱唱、からの小室ファミリーで踊り狂う。といった具合です。金曜はがんばって地方都市のクラブへ行き、土曜の夜はピリオドの向こうへ、そして日曜は千葉ロッテの観戦。混沌とした時代でした。

話しを戻して90年代ブーム。主にフィーチャーされているのはストリート的な90’sであって、109的なアレやコレはブームとなっているソレとは違うようです。個人的にはあのおっきなハイビスカスが描かれたワンピースや、これさえあれば安室ちゃんになれると信じて手に入れたあのチェックのミニスカートなんか、もう一回どうよ? と思っています。ちょっとはきちがえて、しれっと着たいなと密かに企んでいる36歳・Marinでした。

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