Girls Just Want To Have Fun!

Brand List for
2018SS vol.2

世界へ羽ばたけ!東京ブランド5。

前回のインポートブランド編に続き、
今度はいま注目しておくべき東京ブランドをピックアップ。
世界からも評価される日本代表クラスから、デビューしたばかりの新鋭まで。
型に捉われない自由で 多種多様なクリエイションは、東京ならでは!

Mame Kurogouchi

マメ

より一層エモーショナルに。

今年の3月に、パリで初となるコレクションの発表をプレゼンテーション形式で行い、凱旋後には、これまた初となるランウェイショーをAmazon Fashionが主催する“AT TOKYO”にて披露したりと、更なるネクストステージへと突き進む〈マメ(Mame Kurogouchi)〉。これらは次の秋冬シーズンのお話なのでまたの機会にするとして、現在デリバリー中の春夏コレクションも相変わらずの完成度! 刺繍やレース編み、フリンジといった、服を情緒豊かにするディテールは引き続きですが、シーズンテーマにもなっているアメリカの写真家William Egglestonの作風が何気ない日常を切り取ったものなだけに、今季はよりデザイナーのパーソナルな目線が感じられる仕上がりに。洗った野菜を吊るす縄をモチーフにしたニットや、カーテンを思わせるシアー感のある素材使いはその最たる例。また、ダークトーンやペールトーンが中心だったこれまでのカラーパレットに、今季はレッドやブルーといった強いカラーが追加されたのも、〈マメ〉の新たな一面が見れたようでなんだかうれしい。

www.mamekurogouchi.com
@mamekurogouchi

doublet

ダブレット

とにかくすべてが常識破り!

勢いという意味では、ドメスティックブランドNo.1と言い切って間違いないのは? LVMHプライズのファイナリストに選考されている事実が何よりの証拠ですが、クリエイション面でも飛ばしまくりな〈ダブレット(doublet)〉。アイコンともいえるカオス刺繍やワッペン刺繍をはじめ、〈フルー◯オブザルーム〉のロゴをパロって超ビッグサイズでプリントしたり、本物のシャツをPVC素材で包んでクラッチバッグにしてしまったりと、いつも以上にアッと驚かせていただきました。加えて、パッケージ入りシャツの着方を紹介するムービーやラジオ体操風のムービーの制作してしまうという(笑)。一着取り入れるだけでコーディネートを今日的なものにしてしまうパワーは、他のブランドでは絶対に味わえません!

http://doublet-jp.com
@__doublet__

AKIKOAOKI

アキコアオキ

次なる活躍の場は世界に。

こちらも2018年度LVMHプライズでセミファイナリストとなり、ワールドワイドの知名度を獲得した〈アキコアオキ(AKIKOAOKI)〉。多くのブランドがストリート色を強めるなかで際立つ、女性らしいスウィートなコレクションは全女子必見! しかも今シーズンは、“ループ”と“淡さ”で日本人ならではの“曖昧さ”を表現したことで、テーマ設定もオリジナリティに溢れているんです。こちらでご紹介したコートも、一見総レースのコートに見えて、よく見るとその隙間から美しいペールブルーの色合いが覗くという何ともニクい一着。ドローコードを大胆にぶら下げたり、ブラトップやベルトでシルエットをギュッと絞ってみたりと、ただの甘いだけで終わらせないところにも東京らしさを感じることができます。

www.akikoaoki.com
@akikoaoki_official

YOHEI OHNO

ヨウヘイ オオノ

ウェアも小物も
キャッチーなものばかり。

“モノをつくる喜び”というシーズンテーマの通り、遊び心に溢れている〈ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)〉の2018SSコレクション。素材、色、デザインのどれをとってもポップなアイテムばかりで、まさに“主役級”という言葉がぴったり。エナメルでつくられたワンピースやトップスはインパクト抜群だし、股下からメッシュで切り替えられたパンツもいままでに見たことのない一着。また、多くのアイテムにドローコードを配し、それを絞ることで生まれる立体的なシルエットは、実際に袖を通してこそおもしろさを実感してもらえるはず。小物も一貫してキャッチーなものばかりなのでまずはそちらから試してみるのもアリですが、今季は思い切ってウェア類をトライしていただきたい!

http://yoheiohno.com
@yohei_ohno

LEINWÄNDE

ラインヴァンド

気鋭のセレクトショップも
注目するニューカマー。

デビューからまだわずか2シーズン。にも関わらず「エイチ ビューティ&ユース」で開催したポップアップショップが話題になるなど、その人気はすでに折り紙付きの〈ラインヴァンド(LEINWÄNDE)〉。ドイツ語で“キャンバス”を意味する通り、そしてルックをご覧いただければわかる通り、着る人のスタイル次第でいかようにもミックスできる自由度の高さが魅力。モードとも古着とも合わせられ、マニッシュにもガーリーにも着こなせるアイテムの数々は、どれを買ってもいますぐ自分のワードローブにすんなりと馴染んでくれるはず。しかも、公式オンラインストアとごく一部のセレクトショップでしか購入できないという希少性にも購買意欲をそそられてしまうんですよね…。一度オンラインストアを訪れば、何かしらポチってしまうこと請け合いです!

https://leinwande.com
@leinwande_official