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秋冬マストチェック!
ガールフイナム的ブランド20
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着ているブランドよりもスタイリングにオリジナリティがあるかどうかに
プライオリティが置かれる時代。
それでもあえてブランドをリストアップするのは、
ブランドのマインドを感じたうえで自分のスタイルに落とし込んだ方がずっとかっこいいはずだから。
ガールフイナムがマストチェック、そして今後の注目株と考える20ブランドを
2017年秋冬のルックとともに紹介します。

Marc Jacobs

マーク ジェイコブス

ブラックミュージックが聴こえてくる。

毎回チャレンジングなコレクションで私たちを楽しませてくれますよね。クリエイションに対するアイデアが素晴らしくて、マーク・ジェイコブスは頭の中を覗いてみたいと思うデザイナーの一人。しばらく秋冬はダークな気分が続いていた〈マーク ジェイコブス〉ですが、今季はHIP HOPからインスパイアされたかわいすぎるニュールックを見せてくれました! 色合いやスタイリング、小物使いがなんだか懐かしいようで新しくて、どのルックも真似したい。とにかく、秋冬のトレンド要素が詰まりまくっているので全ルックをチェックすべし! 今季はワイドなトラックパンツにレトロなプラットフォームシューズを合わせれば、もう無敵な気がしてならない。

http://www.marcjacobs.jp/
@marcjacobs

CALVIN KLEIN

カルバン・クライン

いままさに見逃せないブランド。

チーフ・クリエイティブ・オフィサーがラフ・シモンズへと変わり、今シーズン最も注目したいブランドの一つ。ウェアはすでに完売アイテムも続出していて入手困難ですが、ラフが監修したアンダーウェアの路面店が原宿にオープン。ウィメンズは日本初上陸だったので、こちらで新生〈カルバン・クライン〉のアイテムに触れてみるのをおすすめします! それにしても、アメリカの国旗を彷彿とさせるCALVIN KLEIN 205W39NYCのファーストルック(左)はシンプルながらもかなり鮮烈な印象を残しましたよねー。間違いなく今季のトレンドであるウエスタンマインドを牽引しているルックではないでしょうか。

http://www.calvinklein.com/jp
@calvinklein

MSGM

エムエスジーエム

その色使いにセオリーあり。

毎シーズンどこよりも色を一番たくさん使っているのでは? と思わされます。派手な印象で、いわゆる抜け感とかはあまりない様子。ですが! ただただ派手なだけじゃなくてその色使いにちゃんとセオリーを感じるのが<エムエスジーエム>の素晴らしいところ。色合わせとかブロッキングの仕方とか、“らしさ”がふんだんに盛り込まれています。うまく色を使うことによってデコラティブな中にストリート感やスポーティさを落とし込んでるんですよね。秋冬でもこんなにパキッとした色使いは潔い! 他にはないから、明るい色投入したい時は迷わずMSGMを選びたい。

http://www.msgm.it/
@msgm

MM6 Maison Margiela

エムエム6 メゾン マルジェラ

ワードローブの重鎮。

〈メゾンマルジェラ〉のモードなアイデアやコンセプトを誰もが欲しくなるリアルクローズに落とし込んでいる〈エムエム6 メゾン マルジェラ〉。痒いところに手が届く的な、シンプルかつ程よいデザイン性が人気の理由ではないでしょうか。一着で様になるアイテムはもちろん、コーディネートしやすいものも多く、百貨店やセレクトショップなどで広く扱われているのにもうなずけます。今季はトレンドでもあるジャケットも多くラインナップしているので、“これ”という一枚がまだ見つからない人はぜひ〈エムエム6 メゾン マルジェラ〉を覗いてみてほしい!

https://www.maisonmargiela.com
@mm6maisonmargiela

VETEMENTS

ヴェトモン

モードのゲームチェンジャー。

世界中のセレブリティたちとストリートシーンの若者たちを同時に夢中にさせる、まさに2010年代を代表するイット・ブランド。ストリートなアイテムがモードとしてクチュールと肩を並べてしまう時代ですが、それを牽引しているのがデザイナーのデムナ・ヴァザリアであることは間違いないです。オーバーサイズのMA-1、袖が極端に長いスリーブロゴT、つぎはぎのデニム。言ってしまえば二番煎じ的な〈ヴェトモン〉っぽいものが世の中には溢れてるけど、だからこそ本家のクリエイションの高さ、アイデアのおもしろさや大胆さはいま一度確認したいところですね。

http://vetementswebsite.com/
@vetements_official

KOCHÉ

コーシェ

ストリート×クチュールの完成形。

ストリートをモードに押し上げたのが〈ヴェトモン〉なら、その逆のアプローチで服作りをしているのが〈コシェ〉。クチュールの技術によって生まれる繊細なデザインや素材使いをデイリーウェアに落とし込んだコレクションはシーズンを追うごとに進化し続けていて、今シーズンも会心の出来! こんなリッチなトラックスーツいままで見たことないし、まさかあのラガーシャツがラグジュアリーに昇華する日が来るなんて。感動。なかなかのお値段だけど、シグネチャーとも言えるニット(2016AWのニットはガールフイナムのファッションストーリーでも使ってます!)はいつか手に入れたい女子憧れの一着なのでは。

http://www.koche.fr/
@koche_official

OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™

オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™

ストリートに宿るフェミニティ。

デザイナー本人のカリスマ性が強く、彼のストリートテイストなイメージに引っ張られて作っている服もかなり攻めてて、イケイケなイメージを持たれがち。なのですが、ウィメンズの服は結構女性らしい。秋冬はそれがさらに強く打ち出されていて、トップスやジャケットの極端な丈の短さ、大胆なスリットやネックラインがなんともフェミニンなのです。メンズコレクションの強いイメージと、女性本来の身体を美しく見せる細やかなデザインとのギャップがたまらないですね。ヴァージルってきっと女性にモテるんだろうなぁなんて思ってしまう。

https://www.off---white.com/en/JP
@off____white

Y/PROJECT

ワイ プロジェクト

「着てみたい」が止まらない。

これぞモード! と言わんばかりの構築的なデザインが特徴。一見するだけではどういった構造なのか分からないものも多く、着てみてはじめて分かるその仕組みやデザインの面白さが魅力です。日常的に着るには難易度の高い服が多いけど、実はチャレンジしやすいトップス類も揃ってるんですよ。ニットやスウェットなども程よい〈ワイプロジェクト〉節が感じられていいんですけど、特にシャツがおすすめ。シンプルなのにパターンが独特で周りと被らないデザインなので、ありきたりなシャツに飽きた人にはぜひトライしてもらいたい!

https://yproject.fr/
@yproject_official

ALYX

アリクス

メンズからの支持も厚い!

始まって数シーズンしか経っていないにも関わらず、すでにシグネチャーアイテムと呼べるものがたくさん! 特にローラーコースターベルトはメンズにも人気です。実はあの特徴的なバックルはデザイナーマシューの出身地、カリフォルニアにある遊園地「マジックマウンテン」のコースターのシートベルトから採用されているんです。そのバックルが好き過ぎるあまり、同じ製造業者にお願いして出来上がったというこだわりの一品。他にもかなりパーソナルな背景やカリフォルニアカルチャーの背景をもとに作られたアイテムが多く、薀蓄大好きなメンズに人気が高いのもうなずけますね。

https://shop.alyxstudio.com/
@alyxstudio

Ashley Williams

アシュリー ウィリアムズ

ニューウエスタンルック。

ノームコアとは何処へやらといった感じで、派手なデザインが多く見受けられる昨今ですが、その中でも色んな要素がミックスされたデザインがすごく気になります。今季、そんなミックスデザインがかわいいと思ったのが<アシュリー ウィリアムズ>。ストリートテイストでありながら、ロマンティックさとウエスタンな感じが掛け合わされているんです。なんとも新鮮なアメリカンルック。ただのかっこいいストリートテイストも飽きてきたし、可愛いだけの服もいや。そんな女子の声を上手く汲み取ってくれていたシーズンでした。

https://ashleywilliamslondon.com/
@ashleywilliamslondon

sacai

サカイ

世界のサカイ。

まさに日本代表!と言えるブランドの一つ。すれ違う人に二度見されちゃうような派手なデザインもたくさんあるけど、それでも着たいと思わせるのはそのデザインの裏にあるこだわりが強く感じられるからではないでしょうか。毎シーズン安定感抜群のコレクションで、どこまでいっても失われない“らしさ”にはうっとりを越えて、もう頭が上がりません。〈リーバイス〉や〈ラコステ〉、〈ポーター〉などオーセンティックなブランドとのコラボレーションでさえ〈サカイ〉のものに仕上げちゃうのもニクい。今季の〈ザ・ノース・フェイス〉とのコラボ商品も争奪戦必須だけど、何としてでも手に入れたい!

http://www.sacai.jp/
@sacaiofficial

JOHN LAWRENCE SULLIVAN

ジョン ローレンス サリバン

さじ加減が天才的。

マニッシュなアイテムを女性らしくアレンジしているのが〈サリバン〉の魅力。もうそれが本当にお見事! と言った感じで、このバランスは他にはないですね。テーラードを軸にしたメンズブランドとしてスタートしているので、どうしてもシャープでクールなイメージが強いけど、実際は身長の高いかっこいい系女子しか寄せ付けないかと言うと全くそうではなく。アイテム一つ一つのシルエットはもちろん、毎シーズン女子の心をぐっと掴む色使いがうまいなぁと感心します。今季で言うと、はっきりとしたマスタードカラーのアイテムには心奪われまくりでした。ベロアのロングワンピース(右)なんて、かっこいいと女性らしいの塩梅に拍手。

http://www.john-lawrence-sullivan.com/
@johnlawrencesullivan_official

doublet

ダブレット

リアルに着られるメンズ服。

もはや女子がメンズ服を着るのは当たり前の時代。だからと言って、無理に取り入れる必要はないけど、日本のメンズブランドでいま一番勢いがある〈ダブレット〉は女子でも着たいと思わせるラインナップが揃っています。オーバーサイズやグラフィックのアイテムなど、手持ちのあの服と合わせたいなぁとリアルにスタイリングが考えられるものばかり。先シーズンからルックに女性モデルを起用していて、ブランド的にもジェンダーレスな雰囲気があるのも大きいかもしれませんね。Shopping Addictでも紹介しているピンクのコーデュロイパンツ(右)は色味といい、シルエットといい女子からも言う事なしのアイテムです!

http://doublet-jp.com/
@__doublet__

PERVERZE

パーバーズ

東京の“いま”をまとう。

一年前にローンチして即座に話題となって、その後も伊勢丹など各所でポップアップを開いたり、雑誌で紹介されたりと勢いは止まらない様子。90年代のストリートファッションに着想を得たというラインナップを見ればそれも納得です。まさにいま私たちが「着たい」ものをピタリと当てたという感じ。着る人をそこまで選ばないリアルクローズ路線で、スタンダードなアイテムに少しアクセントが入っているデザインがメイン。またそのさじ加減が絶妙で。いまの時代の空気感を上手く汲み取って、それを必要なだけ落とし込んでいるのがいい! 特定のデザイナーではなく様々なクリエイターで構成されたクリエイティブチームがデザインしているのですが、メンバーは東京のカルチャーシーンで活躍する人たちばかりに違いない。

https://perverze.jp/
@perverze_official

KUDOS

クードス

子どものような無邪気さを服に。

ジャケットに腕が3本、変形パターンを組み合わせたシャツ、ものすごく長い腕が生えたようなパーカ。なんなんだこの自由な服は! と衝撃を受けました。今季デビューした期待の日本人デザイナー工藤司による〈クードス〉は本当にデザインの発想が独特で脱構築的なシルエットのアイテムが多く、これまでにない印象の服ばかり。この服は一体どうやって着るのかしら? と好奇心を掻き立てられます。実は今シーズンは商業化の予定はなかったのですが、ルックブックのあまりの完成度の高さから注目され、正式にデビューが決定したのです。デビュー前にも関わらず、バイヤーの問い合わせが殺到していたとか。まだまだ取り扱いは少ないけど、これから目が離せないブランド。

@tsukasamkudo

Kappa Kontroll

カッパ コントロール

いまっぽいスポーティさ。

今年の春夏にスタートして話題となっていたスポーツブランド〈カッパ〉の新レーベル〈カッパ コントロール〉が今季から日本上陸! 〈カッパ〉のシンボルマーク「オミニ」をふんだんに使い、過去のコレクションからもインスパイアされたラインナップ。そこにいまのストリートトレンドをうまい具合に取り入れていて、ディレクターであるヤコポのセンスしか感じない。普段スポーツブランドを着ない人でさえ、欲しいと思わせるデザインばかりですね。スポーツブランドをファッションとして取り入れること自体もう珍しくはないですが、正直言ってスポーティなアイテムを使ったコーディネートってやっぱりレベルが高い。でも、〈カッパ コントロール〉は難しいスタイリングをせずともこれを着るだけでOK的なラインを作ってくれます。うまい、の一言。

http://kappakontroll.com/
@kappa_kontroll

PRiVATE LESSON

プライベートレッスン

気分とノリで欲しくなる。

今季のデビュー時に〈モンキータイム〉のオンラインストアをジャックしたという、ベールに包まれすぎなカットソーブランド。そんなことも含め、とにかくブランドやアイテムのテンションがいまの時代にぴったり。特定のデザイナーではなくNYやLA、そして東京、韓国など国内外の覆面クリエイターがアイディアを持ち寄りデザインされているそう。いまの皮肉っぽい気分を落とし込んだグラフィックにはライトに欲しい気持ちをそそられますね。そのうえ、プロダクトとしてのレベルがかなり高い。90年代から日本のストリートブランドのプリントを手掛けてきた手刷りにこだわった工場で作られているため、一般的にはプリントが困難な両肩の特殊な位置にプリントが。まさにシグネチャーと言えるカットソーを一枚は手に入れたい!

https://prvlsn.stores.jp/

SIRLOIN

サーロイン

スチューピッドエレガンス。

今季がファーストシーズンの注目株。上海を拠点としながらパリでコレクションの発表を行うブランドですが、日本人デザイナーとスウェーデン人デザイナーのユニットなのです。なんと言っても、アートピースのような一つ一つのデザインが面白い。くるくるとめくれ上がってしまったTシャツの裾や、トイレから急いで出てきてシャツがパンツに挟まってるように見えるボトムなど上海のありふれた日常のワンシーンを切り取ったデザインが心くすぐる。面白いのにそれがギャグになってないところにクリエイションの高さを感じます。普通に服のデザインとしてイケてるんですよね。わずかながら日本に入荷しても即日完売ということも多く、争奪戦必須。見つけたら絶対に逃したくない!

https://www.totemfashion.com/sirloin/
@sirloin_official

HYEIN SEO

ヘインソ

韓国の美しきパンク精神。

反抗的でエネルギッシュ。そこにダークな世界観も混ざり合い、ぱっと見は強めな印象を持つ人が多いのでは。ただ、よく見るとどこかエレガントでクオリティの高さを感じられるんですよね。しっかりとしたクリエイションに基づいたパンク精神って、もはや美しい! 意外なようで納得なのが、デザイナーのヘイン・ソはあの名門アントワープ王立芸術学院卒。在学中に発表したセンセーショナルなコレクションが業界で注目され、その後リアーナが着用してさらに話題となったブランドです。今季のコレクションは日本のSF漫画『AKIRA』からインスパイアされたもので、近未来っぽいデザインやライダー感のある服が面白い! 少し難易度高めなものが多いけど、それでも挑戦したいと思わせるパワフルなコレクションでした。日本人に限らずアジア人デザイナーの活躍ってなんだか嬉しい。

https://www.hyeinseo.com/
@hyeinantwerp

Conflict of Ego

コンフリクト オブ エゴ

圧倒的なインディペンデンス。

ロンドンで今注目したいブランドの一つ。スタートしてまだ1年ですが、その勢いたるや。デザイナーがかなりやり手でSNSを駆使したPR活動がこの成長のわけでもあります。またオフィシャルな場で「私はフェミニストだ」と宣言しちゃったりと結構社会派なところも興味深い。服にもそういうインテリでリベラルな感じが落とし込まれていて、他にはないオリジナル性を感じますね。ただ、スウェットとかトップスとか普段使いできるかわいい服ばかりなので、早く日本上陸しないかなぁと心待ちにしております。切に。

https://conflictofego.com/
@conflictofego