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アウトドア初心者たちが楽しむ、春のスノートレッキング旅。
アウトドア初心者たちが楽しむ、春のスノートレッキング旅。

MY VERY FIRST SNOW TREKKING

アウトドア初心者たちが楽しむ、春のスノートレッキング旅。

2019.04.18

休日は家でゆっくり過ごす派? それとも、普段じゃ経験できないようなことをしてみる派?
〈ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)〉が提案する「MY FIRST SERIES」は
女子にとってハードルが高そうなアウトドアの世界へやさし〜く誘ってくれる素敵な案内書です。
もともとアクティブじゃない人でもトライできるよう、わかりやすくまとまっています。
今回は、「MY FIRST SNOW TREKKING」に倣って、ウェア&ギアを調達し
まったくのアウトドア初心者である編集部員2名が春の雪山を登ってきました!
私たちが防水の“写ルンです”で撮影した写真も上々な仕上がりで〜!

SNSやインターネットから離れて無心で山登り! ローカル鉄道に乗っていざ山へ。

都会から離れた田舎に行くことで地球本来の姿を再認識し、ものすごくパワーをもらえるんじゃないか。頑張って登った暁にものすごい絶景を眺められたら何かしらの悟りを開けるんじゃないか。そんないろんなことを期待しながら、山に向かいました。
  

春だけど、まだまだ雪はたんまりありました。

入山! ポカポカ陽気が続く東京で過ごしていると、いま雪があることを疑問に思うかもしれませんが、じつはスノートレッキングのベストシーズンは雪が安定してくるこの時期なのです。一面に広がる雪景色が目に入るだけで無条件にテンション⤴︎。
高峰山頂を目指して道なき道を歩く、ひたすら歩く。人生で初めてスノーシューを履きましたが、これがふわふわの雪山を縦横無尽に動き回るうえで欠かせないギアだということはすぐにわかりました。そしてそして! 〈ザ・ノース・フェイス〉で揃えたウェアが、やっぱり最強なことを体感。防水透湿素材であるゴアテックスを採用したウェアは、汗をかいても蒸れにくく快適。春のスノートレッキングは雪山と言えど、ものすごい運動量で汗をかきます。で、これを放出しないとカラダが冷えて大変なことになるのです…。正直、このウェアなしじゃ登りきれなかった…!

やっぱ山だ! 動物の息遣いや自然を感じる。

岩に生えた天然のコケやキクラゲっぽい不思議な雑草、そしてキツネやウサギの足跡…(たまにうんちもあり)ふと目に入ってくる光景すべてが美しい! すでに標高も高く、酸素も薄くなりつつあるので登っていれば息もあがる。かつ、こんだけきれいな白銀の異世界に突然に身を投げたことで、気分もふわふわするし半分夢見心地にもなるわけで(笑)。なのでこういうものを目にして、いま山にいることを実感していました。

高峰山頂! この眺め、気持ちよすぎる。

山頂だー! 自力でここまで登りきれて嬉しい!!! 標高2106メートル、ここまで来るのに3時間半ほど。始めはキツいけど、景色をみたり、一緒に登ったグループの人たちとおしゃべりしたりしながらのトレッキングだったので、苦しい時間が来ることなく登り切ることができました。いや〜絶景ですね。
そして、ガイドをしてくださった元〈ザ・ノース・フェイス〉スタッフの方が、あたたか〜いチャイティを作ってくれました! 大気が冷たいからこれが染み渡る〜。間違いなく人生でいちばんのチャイ、おいしくいただきました!
次の日には、浅間山を真正面から拝めるところまで登るそうなので、この日はここで下山。名物の高峰温泉に浸かり、早めに就寝しました。アフタートレッキングも充実して大満足。

行動食で糖分補給を。おすすめは“ハリボー”と“ぬれおかき”。

2日目は浅間山の全貌を眺められる絶景スポット、槍が鞘を目指して初日の倍の距離を登り攻めます。なので、途中で疲労回復のために糖分を摂取する必要があり、“もぐもぐタイム”が! それぞれが思い思いに持ってきたお菓子をもぐもぐ。ガイドさんがおすすめしていた行動食は“ハリボー”と“ぬれおかき”。ぬれおかきはどんな気候でも味に変化なく食べることができるそう! 

日本を代表する活火山、浅間山を目の前で一望できるという贅沢。

一言で感動! だし、浅間山って絵画っぽい!? 斜面に雪形が現れてきれいな縞模様を拝めました。こんな絶景を眺めながら、旅館の人にもらったおにぎりをいただきます。本来なら温度が低いと固く凍ってしまうおにぎりは雪山には不向きな食材ですが、ここの旅館の粋な計らい(全員分のおにぎりにカイロが添えられていたんです…涙)によって握りたての状態で食べられて…!
帰りは休憩を一度も取らずにノンストップで下山。ガイドさん曰く、復路で休憩をとるとどんどん歩くのが嫌になって下山が遅くなるから、勢いで下りきっちゃうことが重要なんだとか。気持ちは急ごうとしているのですが思うようにカラダを動かせず、パウダースノーに足元をとられて何度も尻もちをつきました(笑)。立ち上がろうにも立ち上がれないので、そのままお尻でソリをして下るという荒技も!
大自然に身を委ねながら、心底楽しく遊ぶことができた今回のスノートレッキング体験。すべてがオーガニックに整った感覚があり、なんだか清々しい気持ちになりました。行ってみないとわからないとはこのことで、実際に目や肌で感じる感動をぜひお家でぬくぬくしてる人たちにも味わって欲しいのです。最初は準備が面倒かもしれませんが、「MY FIRST SERIES」はそのストレスを軽減し、わかりやすく説明し、サポートしてくれます。店頭に冊子が置かれているのでまずはそれをもらいに行ってみるところからはじめてみましょう!

スノートレッキングのあとは、DIYで思い出づくり。

せっかく普段じゃなかなか経験できないことをやり遂げたんだから、記憶が鮮明なうちに思い出を形に残しておきましょう。出発前にあらかじめ行動予定や計画を書き込んでおくと、行ったあとの感想がよりリアルで◎。でも、表現の仕方は自由。感じたことを思い思いに書けばよし!