Localist 的 ニッチアドレス “KYOTO” vol.10
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ガイド本には載ってないかも、な、
ツウな場所。

Localist 的 ニッチアドレス
“KYOTO” vol.10

2026.10.01

いつだって旅行に行きたい!
ガイド本や雑誌のレコメンもいいけど、現地にアテンドしてくれる友達がいたら最高なのに!
なんて思うよくばりなガールたちへ。

リアルに住んでいるローカリストだからこそ知っている、本当は教えたくない、ツウな場所。

ショップはもちろん、そこで会える素敵なひとや、
知られていない景観のベスポジetc...を現地から生写真にてお届けする連載。


満を持してお届けする京都vol.10、最終回(泣)は、
誰にとってもあたたかい生活の風景であり、四季を通してうるわしい名所より。

Illustration: Yuika Kato

Localist profile
Mayu Endo / 作陶家
@maviblue____
Localist profile
Mayu Endo / 作陶家  @maviblue____

東京都出身、京都府在住。デンマーク・ボーンホルム島で陶芸をスタート。京都府立陶工高等技術専門校で学んだのち、窯元で働きながら日本製工芸品店「職人.com」で食、文化、工芸、旅などにまつわる記事を執筆中。

ずっとそこにあるもの
鴨川の流れに身を委ねるように生きていく

こんなにつかずはなれず、ちょうどいい川ってあるのだろうか。京都に住むほどに、そう思うようになった。長い長い年月、全国、そして世界中から訪れる人々を、過度にもてなすでもなく、ただ受け入れ、見守ってきた。そこには、京都ならではの懐の深さがあると思う。老若男女、誰にとっても居心地のいい場所って、一朝一夕では生まれない。春は桜でピンクに染まり、夏は夕涼みにアイスを食べて、秋は色とりどりの紅葉、冬は雪景色。日本の四季のジオラマみたい。

いいことも悪いことも、流れていく。眺めているだけでそう思わせてくれる存在が、街の中心にあることの心強さよ。わざわざ行く場所でもない。都会の川でもなければ、大自然の中にある川でもない。いつもほどよく人がいて、動物がいて、緑があって、ベンチがあって。通り過ぎるだけでもいいし、一日中いてもいい。京都を行き交う人々の目に映る景色の中に、鴨川があり続けてほしい。これまでも、これからも。

Location info
鴨川
住所:京都府京都市
寄り道すべき! 近くのワンモアプレイス 赤垣屋
京都の居酒屋といえば、「赤垣屋」。家族が初めて東京から来た時も、地元の友人が遊びに来た時も、ドイツからの留学生たちとのグッバイディナーも、いつも赤垣屋だった。あたたかい灯りと、ざわめきと、どこかほっとする料理とお酒。つい頼んでしまう鴨ロース、しめ鯖、万願寺青とう、そして季節のもの。いつか赤垣屋のカウンターに座る日を焦がれつつ、みんなで畳で机を囲んだ思い出とともに、京都での生活はつづく。
Location info
赤垣屋
住所:京都府京都市左京区孫橋町9
営業時間:17:00~23:00 日定休
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