POWER OF COLLABORATION.
まず手に入れたいコラボアイテム。
昨年、大いに物欲を刺激された〈サカイ × ザ・ノース・フェイス〉のコレクション。
はたまた、〈ルイ・ヴィトン × シュプリーム〉のアイテムが発売された時には、
噂では7,000人とも8,000人とも言われる行列が青山にできたのだとか…。
そんなわけで、世界的にみても「いまがまさに花盛り」と思える
“コラボレーション”をテーマに、アイテムを集めてみました。
毛色の違うブランドが手を組むことで、本来は生まれ得ない個性的なアイテムが誕生することこそ醍醐味。
単に1+1=2ではなく、コラボによってその魅力は3にも4にも膨れ上がるのです!
MACKINTOSH × ALYX
クラシック×ストリートの異色タッグ!
英国を代表する老舗ブランド〈マッキントッシュ〉が手を組んだのは、ストリートシーンを牽引する〈アリクス〉。新たにデザインされたフードコートにリングタイプの金具を配することで、インダストリアルなエッセンスを加えました。合わせて展開されるバッグも、間口に使用された〈アリクス〉ではおなじみのローラーコースターバックルに“らしさ”を感じることができます。
〈マッキントッシュ × アリクス〉コート ¥298,000+TAX、バッグ ¥73,000+TAX(マッキントッシュ ジャパン 03-3589-0260)
OFF-WHITE™ c/o JIMMY CHOO
〈ジミー チュウ〉の女性らしさに遊び心をプラス。
〈オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™〉の18SSウィメンズコレクションの足元を飾ったのが、〈ジミー チュウ〉によるフットウェアの数々。“プリンセスダイアナ” のテーマのもとで作られたシューズには、前者の遊び心と後者の女性らしさが見事に融合しています。特にPVC素材で包まれたブーツとフラワープリントのヒールはその最たる例。そのほか、サンダル(左上)のストラップ部分と同素材のラバーブレスレットもシューズと同時期にリリースすることが決定し、ヴァージルのイマジネーションは留まることを知りません。
〈オフ-ホワイト™ c/o ジミー チュウ〉ブーツ ¥217,000+TAX、シューズ(時計回りに)¥278,000+TAX、¥134,000+TAX、¥134,000+TAX(ジミー チュウ 03-5413-1200)
MSGM × DIADORA
スポーツウェアが驚くほどガーリーに。
ベースはスポーツウェア、〈ディアドラ〉のトラックジャケットとジャージパンツ。でも〈エムエスジーエム〉の手にかかれば、大胆なレースと色使いでこんなにガーリーに、そしてモードになるんです。トレンドのスポーツテイストで一歩抜きん出るためには欠かせない一着になりそう。同じデザインで、ガラリと印象の変わるメタリック素材の展開もアリ。
〈エムエスジーエム〉ブルゾン ¥96,000+TAX、パンツ ¥39,000+TAX(アオイ 03-3239-0341)
ALEXANDER WANG × PAGE SIX
スウェットにプリントされているのは…。
〈アレキサンダー ワン〉は、ニューヨーク・ポスト誌が運営するゴシップサイト『ページ シックス』と組んでアイテムを制作。ゴシップ記事を全面にプリントしたグラフィカルなスウェットは、1980年代のメディアブームにインスピレーションを受けた最新メンズコレクションを体現するかのよう!
〈アレキサンダー ワン × ページ シックス〉スウェット ¥77,000+TAX(アレキサンダー ワン 03-6418-5174)
MHL × CANTON
何年も付き合える普遍性。
〈MHL〉と〈キャントン〉のコラボレーションは、今回で10シーズン目を迎えるだけあって安定感抜群。今季はややワイドなストレートシルエットを採用し、共布のベルト付きのユニセックスなデザインで提案しています。ライトオンスのやわらかいコットン素材を使っているため、穿き心地も◎。
〈MHL × キャントン〉トラウザーズ ¥25,000+TAX(アングローバル 03-5467-7874)
Name. × KIDS LOVE GAITE
甘すぎず、でもタフすぎず。
〈ネーム〉と〈キッズラブゲイト〉。メンズシーンではすでに高い人気を誇る両者が女性のために制作したレザーシューズは、一見キュートに見えて実は本格派。ポップなピンクの配色ながら素材には牛革を使用し、ソールには実用性も兼ね備えるボリューミーなビブラムソールを選択。春のレザーシューズとして最良の一足です。
〈ネーム × キッズラブゲイト〉シューズ ¥64,000+TAX(ファーザー 03-6416-4860)
AURALEE × BARNEYS NEW YORK
抜群の肌触りと淡い春カラー。
通常はメンズでのみ使用されている素材をウィメンズの半袖スウェットに落とし込んだ、「バーニーズ ニューヨーク」でしか買えない一着。素材へのこだわりが強い〈オーラリー〉らしく、なめらかな肌触りは素肌で着たくなるほど。ブルーと、今季のトレンドカラーであるラベンダーの2色がラインナップ。
〈オーラリー〉スウェット 各¥15,000+TAX(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)※店頭展開は3月から
Sister × PORTER × blackmeans
ツンデレなバッグ。
いままで見たことがない程にパンキッシュな〈ポーター〉のバッグですが、スタッズカスタムを〈ブラックミーンズ〉が手掛けたと聞いて納得。しかもこんなトガッた見た目ながら、“ウォレットバッグ”という名が示す通り、使い勝手がとにかく抜群。単行本が楽々入るサイズ感で、財布として使えるポケットがあったり、カード類やペン、コスメ道具を収納しやすいように仕切りがあったりと、実に女の子に優しい作りなのです。
〈シスター × ポーター〉バッグ ¥42,000+TAX(シスター 03-5766-3103)
G.V.G.V. X OPENING CEREMONY
テーマは“パティ・スミス”。
昨年末にリリースされた、〈ジーヴィージーヴィー〉と〈オープニングセレモニー〉の3度目となるメンズコレクション。でもそのインスピレーション源がパティ・スミスと聞けば、男性にだけ着せておくのはもったいない! まさしく彼女が着ていたようなチェックジャケットは、タイトなつくりのおかげで女性が着ても全く問題なし。
〈ジーヴィージーヴィー X オープニングセレモニー〉ジャケット ¥54,000+TAX(オープニングセレモニー 03-5466-6350)
KAPPA × MARCELO BURLON
〈カッパ〉がこんなにおしゃれになるなんて。
一昔前のイメージはどこえやら、この1年ですっかりファッションアイテムとしての市民権を得た〈カッパ〉。〈マルセロ・ブロン〉はTシャツをグラデーションカラーに染め上げ、さらにモードライクに仕上げました。これ一枚でサラッと着て、下はあえてのスラックス。かわいいに決まってる!
〈カッパ × マルセロ・ブロン〉Tシャツ ¥36,000+TAX(イーストランド 03-6712-6777)
Levi’s® × PEANUTS
実は歴史的な一着。
昨年六本木にミュージアムができたりと、生誕65周年を迎えてからまた人気が再燃しているスヌーピー。そんななか〈リーバイス®〉がスヌーピーとタッグを組みました。スヌーピーがボックスロゴに寄りかかるその様はコラボ感満載ですが、ここまで〈リーバイス®〉が特定のキャラクターと絡むのは創業から166年目にして初めてなのだとか。程良くクタッとした風合いは古着との相性も間違いなし。しかも値段もお手頃!
〈リーバイス®〉スウェット ¥7,000+TAX(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
BUNNEY × PEANUTS
ラグジュアリーなスヌーピー。
スウェットをつくった〈リーバイス®〉だけでなく、ロンドンのジュエリーブランド〈バニー〉も、新たに始めたプロジェクト“PRECIOUS WARES”からスヌーピーを象ったペンダントをリリース。サイズも小ぶりなので、大人の女性でも身につけられるのでは?
〈バニー〉ペンダントトップ ¥59,000+TAX、チェーン ¥29,000+TAX(ディプトリクス 03-3409-0089)
JOYRICH × SNOOP DOGG
ヒップホップ好きには堪らない!
〈ジョイリッチ〉がコラボしたのは、なんとラッパーのスヌープ・ドッグ! しかも初期の彼らしい、ゴリゴリのウエストコーストスタイルを復活させました。そんなコレクションのなかでも一番の存在感を誇るのがこのファーコート。インパクト抜群のブルーのフェイクファーに、裏地には「スヌープといえば」なペイズリー柄をオン。
〈ジョイリッチ × スヌープ・ドッグ〉コート ¥64,800+TAX(UNFOLLOW Journal Standard 03-3486-0906)
beautiful people × GEORGE COX
パンクだけどエレガント。
〈ビューティフルピープル〉は英国からインスピレーションを受けた今季、〈ジョンストンズ〉と〈ジョンスメドレー〉、〈ジョージコックス〉のイギリス3ブランドとコラボレーション(すでに発売された〈ジョンストンズ〉のストールは即完したんだそう!)。〈ジョージコックス〉のシューズには、EVA素材の厚底プラットフォームソールの前側を直線的にカットすることで和のぽっくり下駄を連想する要素が入っています。
〈ビューティフルピープル × ジョージコックス〉シューズ ¥51,000+TAX(ビューティフルピープル 青山店 03-6447-1869)
ALICE ROI × CROSS COLOURS
〈クロス カラーズ〉が生まれ変わった!
自身のブランドは休止しているアリス・ロイが、リブランディングした〈クロス カラーズ〉とコラボレーション。〈クロス カラーズ〉といえばTLCのあのイメージが真っ先に思い浮かぶものの、今回はストリートとモードを高いレベルでミックスしたコレクションを発表。いまの時代感にもハマっていますし、これは売れそうな予感が。
〈アリス・ロイ × クロス カラーズ〉Tシャツ ¥27,000+TAX、スカート ¥133,000+TAX(ディプトリクス 03-5464-8736)
ED ROBERT JUDSON × PHEENY
kearny × PHEENY
全女性必見!な〈フィーニー〉のコラボ。
キャンバスとヌメ革をコンビ使いしたやさしい風合いのバッグは、ランドリーバッグとドクターズバッグから着想を得たユニークなデザイン。大きく開く口は使い勝手もよく、こう見えて収納力もたっぷり。〈カーニー〉と共作したサングラスとももちろん相性抜群です。〈フィーニー〉って、本当に女心を掴むのがうまいですよね。
〈エド ロバート ジャドソン × フィーニー〉バッグ ¥37,000+TAX、〈カーニー × フィーニー〉サングラス ¥30,000+TAX(フィーニー 03-6407-8503)
MAISON EUREKA for BEST PACKING STORE
ただのトラックジャケットと侮るなかれ。
一見普通のトラックジャケットですが、細部には〈メゾンエウレカ〉らしいこだわりが。大きくドロップするショルダーライン、そして胸元からアームにかけて2種類の異素材で切り替えることで、デザイン性と女性らしさを吹き込みました。男性ファンを多く抱える「ベストパッキングストア」らしく、ユニセックスサイズで展開。
〈メゾンエウレカ for ベストパッキングストア〉ブルゾン ¥42,000+TAX(ベストパッキングストア 035773-5586)
MYKITA + Maison Margiela
MYKITA & Bernhard Willhelm
モードラバーに捧ぐ。
毎シーズン様々なブランドとコラボしている〈マイキータ〉からは、この2本をピックアップ。〈メゾン マルジェラ〉は、楕円形のシェイプとダブルブリッジの小柄なデザイン。一方の〈ベルンハルト ウィルヘルム〉は、エッジの効いたキャットアイ型。どちらもアートピースと呼ぶに相応しい造形美で、ひとつ取り入れるだけでモードな表情をゲットできます。
〈マイキータ + メゾン マルジェラ〉サングラス ¥59,000+TAX、〈マイキータ & ベルンハルト ウィルヘルム〉サングラス ¥50,000+TAX(マイキータ ジャパン 03-3409-3783)
TICCA × ADAM ET ROPÉ
みんな大好き〈ティッカ〉をシャツドレスに。
どこのショップでも軒並み好評を得ている〈テッカ〉のシャツ。そのシャツドレスを〈アダム エ ロペ〉はより女性らしくモディファイ。淡いピンクのストライプと裾にかけてゆるやかに拡がるシルエットは「美しい!」の一言。サイドには深いスリットが入るので、パンツとの組み合わせを楽しむのもよさそうです。
〈ティッカ × アダム エ ロペ〉シャツドレス ¥26,000+TAX(アダム エ ロペ 0120-298-133)
JOHN LAWRENCE SULLIVAN × YOSHiKO CREATiON
コーディネートのスパイス。
その服と同じく、〈ジョン ローレンス サリバン〉の手にかかるとピアスでさえも先進的になるんです。コラボレーターは世界レベルで活躍しているジュエリーブランド〈ヨシコ クリエーション〉。可動式のスクエアフォルムにひねりを加えて完成する、幾何学的なルックスがユニーク。
〈ジョン ローレンス サリバン × ヨシコ クリエーション〉ピアス 各¥15,000+TAX(ジョン ローレンス サリバン 03-5428-0068)
BlackEyePatch × BEAMS T
ZINE『stacks Issue 1』がTシャツになりました。
〈ブラックアイパッチ〉が先日リリースしたZINE『stacks Issue 1』はもうご覧になりましたか? このロンT&Tシャツは、それに参加したアーティストのアートワークを落とし込んだもの。ブランドのファンはもちろん、アート好きも見逃し厳禁です! さらに1月26日〜2月4日にはこのコラボを記念したポップアップストアが開催されるようなので、そちらも要チェック!
〈ブラックアイパッチ × ビームスT〉ロングスリーブTシャツ ¥8,000+TAX、Tシャツ ¥5,500+TAX(ビームスT 原宿 03-3470-8601)
http://www.beams.co.jp/news/751/
CLANE × Dickies
〈ディッキーズ〉なのにファッショナブル。
〈ディッキーズ〉の定番874モデル(堅牢という言葉がしっくりくる、The ワークパンツ)を、〈クラネ〉流にアレンジ。裾を裁ち切りにしてハイウエスト仕様に変更。さらに、スタンダードなベージュやホワイト、ブラックに加えて、珍しいピンクを採用したこのブランドらしいカラーを選ぶことで、これまで見たことのない美しいワークパンツを完成させました。
〈クラネ × ディッキーズ〉パンツ 各¥15,000+TAX(クラネ 03-5464-2191)
ZDA for Graphpaper
「人と被らない」って惹かれません?
あまり聞き慣れない〈ZDA〉は、1950年代に創業されたチェコスロバキアのシューズブランド。〈グラフペーパー〉はそこからマラソンタイプを選び、オールホワイトにカスタマイズ。レトロともハイテクとも感じられる不思議な一足に仕上がっています。大手スポーツメーカーのスニーカーもいいですが、もし人と被りたくなければ、こんなマニアックなスニーカーも選択肢に入れてみては?
〈ゼットディーエー for グラフペーパー〉スニーカー ¥26,000+TAX(グラフペーパー 03-6418-9402)
MYRIAM SCHAEFER FOR CYCLAS
新たなアイコンバッグの誕生。
〈バレンシアガ〉のイットバッグ“CITY”を生み出したデザイナーによるブランド、と聞けばピンとくるのでは? そんな〈ミリアムシーファー〉のなかでも特にエレガンスが際立つモデル“Baby Wilde”を、〈シクラス〉の18SSコレクションに合わせて素材と色を変更。メゾンブランドでも使用されている上質なカウレザーとキャンバスのコンビネーションがなんとも贅沢です。
〈ミリアムシーファーフォーシクラス〉バッグ ¥370,000+TAX(The SECRETCLOSET神宮前 03-5414-2996)