江戸時代からつづく伝統工芸の木目込人形の技法“キメコミ”に着目し、ポップに表現するアーティスト、イワミズアサコさんの個展がJOURNAL STANDARD SQUAREにて開催されます。雛人形を思い出していただければ、彼女が生み出した“キメコミアート”が一体どれだけ美しいものなのかイメージしやすいかと思います。

イワミズさんは元々、一流コレクションブランドでニットのデザインなどを手がけたファッションデザイナーとしてキャリアをスタートさせています。その後にイベントやPR用のコスチュームをデザインするようになり、アーティストとしての道に進むことに…。

2008年からアーティストとしての活動を開始すると、2015年にはパリのルーブル美術館でアートショーも披露しました！ 当時、そのパフォーマンスがあまり新感覚だったことで地元紙でも大きく特集され、一気にアーティストとしての名を広げる出来事となりました。

　
　
本展のために、パリで仕入れた生地を使って、普段生活する日本と外から感じた日本のイメージを作品の中で融合しています。確かによく見てみると、着物などでは使用しないようなラメのファブリックを織り込んでいたり、随所でポップさが発揮されていて素敵です！

18日（土）と26日（日）はイワミズさんも在廊するそう。

ジャポニズム発祥の地、パリで感じた日本の景色はどのようなものだったのでしょうか？ 展示で直接感じてみましょう。