相反するものが共鳴する、JIL SANDERが宿す二面性が映像に。 新ディレクターのプロジェクトが始動。

〈JIL SANDER（ジルサンダー）〉の新クリエイティブ・ディレクター、シモーネ・ベロッティが就任後初めて打ち出したのは、コレクションではなく、「WANDERLUST」というタイトルのミュージックビデオ。

舞台はブランドの原点である、ドイツのハンブルク。街の静かな風景を映しながら、旅への衝動を描き出します。

使われている音楽は、エレクトロニック・ミュージシャンのBochum Weltによるメロディアスなサウンド。映像と重なり合いながら、ブランドが持つ「静けさと混沌」、「都市と自然」、「現実と夢」といった二面性をやわらかく伝えてくれます。

コレクションを見せる前に空気感を伝える、ちょっと新しいアプローチ。
音と映像で直感的に世界観を感じてほしい、そんな想いがにじむ静かで印象的なはじまりです。