Girls Just Want To Have Fun!

Ain’t there?
A$AP Rocky is just right here.

A$AP Rockyがガールフイナムに登場!
Photo_Kento Mori 
Special Thanks_Ken Ikeda
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パーティ開始から1時間以上経っても来場しなかったこの日のスペシャルゲスト。
にも関わらず、誰ひとりとして帰ろうとしない状況で姿を現したのは、
この度2回目となる〈GUESS〉とのコラボコレクションを発表したA$AP Rocky。
到着した途端、その場にいる誰もが彼を追いかけ身動きがとれなくなったカオスな会場で、
貴重なインタビューが実現しました。

今回の〈ゲス(GUESS)〉との取り組みに対する想いを教えて。
A$AP Rocky:今回のキャンペーンにかけた想いと情熱は、俺が子供だった頃のノスタルジーと、そのとき受けた教育(しつけ)からきているんだ。
あなたが生まれた1988年からということ?
A$AP Rocky:そうさ、俺はまだ幼稚だからな。俺はまだ男の子なんだよ。君と同じようにね(笑)
日本だけで展開されるアイテムもあるけど、日本のことは好き?
A$AP Rocky:もちろんさ。君たちには分かってほしいんだけど、ファッションにおいて日本は、アメリカとヨーロッパ以外で唯一俺がリスペクトする場所だからな。
キャンペーンのヴィジュアルでは8,90年代の影響が強く感じられたけど、その時代の音楽で何か印象的なものはある? 例えば、父親から初めて聴かされた曲とか。
A$AP Rocky:例えるなら、俺が初めて好きになったギャング映画は『ブロンクス物語』なんだけど、劇中で使われている音楽が70年代に連れていってくれるんだ。そして他にも、俺の好きな90年代の映画は全て音楽と関連がある。俺にとっての音楽は、60年代からいままで続くカタログのようなものさ。
音楽以外でもいいから、いままであなたに影響を与えた人物を教えて。
A$AP Rocky:日本人だと、NIGO。そして (藤原)ヒロシ。彼はOG (オリジナル・ギャングスタ)だからな。いま俺は、オールドスクールでノスタルジックな音楽にハマってるんだ。すごく刺激的だよ。ミキシング次第で全然違う音楽になるんだ。
今日は〈ニードルズ(Needles)〉のトラックパンツを履いていたけど、日本のブランドで好きなものはある?
A$AP Rocky:そうだな、〈キャピタル(KAPITAL)〉、〈ナンバーナイン(NUMBER (N)INE)〉、〈アンダーカバー(UNDERCOVER)〉。
〈コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)〉は?
A$AP Rocky:もちろん、〈コム デ ギャルソン〉は大好きさ。〈フラグメント(fragment)〉と〈ヴィーローン(VLONE)〉も最高だな。あとは〈アンユーズド(UNUSED)〉、〈C.E.〉。スケートシングな! それになんといってもNIGOは伝説。彼は本当に伝説的な存在だ!
少し前の話になるけど、Twitterでのラフ・シモンズ〈RAF SIMONS〉と〈オフ-ホワイト ℅ ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)〉に関する発言は様々なメディアで話題になっていたよね。いま改めて、あの盛り上がりについてはどう思う?
A$AP Rocky:ただのファッションだろ? これは単に議論のうちの一つだと思うけど、ファッションにはもう少しばかりエッジが戻って来ないといけないのさ。