COME TO MY PLACE!
kikaの部屋。〜新作コスメでメイクしちゃうぞ〜
ヘアメイクkikaさんのお部屋は
仲よしのモデルやミュージシャン、スタイリストなど
いろんな人が訪れる癒しのホットスポット。
そこでお部屋のオーナーであるkikaさんがゲスト3人を
楽しいトークと秋の新作メイクでお出迎え。
ミトちゃん、もえかちゃん、miuちゃん、どうぞこちらにお座りください!
Photo_Wataru Kakuta
Hair & Make-up_kika
Styling_Hiromi Toki
Model_Mito Yokota(LIGHT management), Moeka Shiotsuka, miu(Nvrmnd)
1人目のお客様は横田美憧さんです。
出会いは偶然に、大阪の美容室で。
- kika:ようこそいらっしゃいました。
- ミト:こんにちは。今日もバスで来たよ。
- kika:家が近くなったから会う頻度が上がってうれしい!
- ミト:私も!
- kika:ミトは私がまだ大阪で美容師をしていた時代にお店に来てくれたのがきっかけで出会ったんだよね。
- ミト:18歳のとき、ホットペッパービューティでいいなと思ったお店に予約入れて髪を染めに行った(笑)。
- kika:待合室に行ったらかわいい子がいてびっくりした〜。その後、先輩がヘアメイクの仕事でモデルを探してた時に「あの子どうですか?」って話して。そこからカタログ撮影のアシスタントをしていた時によく会ったよね。いまでこそメイクもほぼしていなくて、ナチュラルなイメージだけど、あのときメイクも濃かったわよねぇ、あなた。
- ミト:ギャルだったから(笑)。そっから仲よくなるのはやかったよね。月1でカットしてもらってたり、アメ村にハンバーガー食べに行ったり。
- kika:その後私が上京して、ミトも東京と大阪を行ったり来たりしてたよね。
- ミト:20歳くらいのころね。東京の仕事が増えて、大阪に帰れなくなって仕方なく住んだ(笑)。いまは来てよかったって思ってます。
- kika:見た目は大人になったけど、何も変わってないよね。ずっと際限なくしゃべってるし、関西弁抜けないし。
- ミト:でも初めましての人だと緊張して大人しいんだよ。
- kika:(笑)。うちに来たらひたすら踊ってるけどね。
- ミト:餃子パーティとか、人生ゲームとか。あ、それは私んちでやったっけ。あとはたまに髪も切ってもらいます。
- kika:そんな感じで、そろそろミトのメイクの解説をしようかな。
mito’s make-up with Amplitude
オーバーめに塗る秋のラベンダーピンクリップ。
「普段ストリートとかナチュラルテイストが多いミトのイメージに寄せすぎず、カラフルに仕上げました。ファッションとのバランスで青みピンクを選んだのもありますが、今シーズンの〈アンプリチュード(Amplitude)〉はまるで春のようなカラフルな感じが多くて気分が上がるんです。しっかり色づくピンクを主役にしつつ、かわいさが全面に出すぎないようにアイメイクを強めにしたのがポイント」
HOW TO?
■①のリップは唇の形が出るようにオーバーめに引きます。発色がすごくきれいなので単体で楽しめる!
■②のアイシャドウは、まず11の「キャメル」のピンクのクリームベースをアイホールに、キャメルを二重幅にのせます。次に14の「ディープパープル」の濃いめのパープルで目のキワを上下ともに細く囲いました。
アイライナーで跳ねあげると強すぎるので、アイシャドウで少し目の印象を変えるくらいが気分。最後に13「マロンブラウン」のオレンジのクリームベースを目頭にポンとのせてアクセントを。
■③のネイルを塗ってカラフル度をあげて完成。
2人目のお客様は塩塚モエカさんです。
インディーズの頃はスタイリスト兼ヘアメイクだった!
- Kika:いらっしゃい、昨日ぶりだね。
- モエカ:毎週会ってるけどお部屋に来たのは久しぶりかも。
- kika:そうかもね。モエカとの出会いは、フォトグラファーから撮りたい子がいるって言われて、会ったらめちゃくちゃかわいい人がいるって驚いて。話してみたら私の前職のヘアサロンに通っていたんだよね。
- モエカ:そう! 東京店だったからお互いのこと知らなかったけど。そこで「何か撮影があった時に連絡していいですか?」って聞いて、半年後にファーストアルバム『若者たちへ』のジャケでヘアメイクをお願いしました。
- kika:このインディーズのころのMVや宣材写真はヘアメイクだけじゃなくて私の服でスタイリストもやったね(笑)。
- モエカ:そう、初期の頃からずっとお世話になってる。当初、赤リップばかりつけててそれが似合うと思ってたんだけど、kikaさんにナチュラルな方がいいかもってアドバイスもらって。
- kika:モエカは目が印象的だからね。
- モエカ:そういう思い込みを取っ払ってくれるのもうれしい。MVってまる1日撮影したりするんだけど、ヘアメイクがkikaさんだと本当に安心して仕事ができる。もう、LOVE‼︎
- モエカ:遊びに来ると、kikaさんが料理作ってくれるから、ひとり暮らししたてのころから、レシピを真似て作ったりしてる。大好きなのは生姜と牛蒡のきんぴら!
- kika:羊文学のメンバー全員うちに来たことあるよね。スタッフチームの中に、タロット占いできる人がいるから、みんなでタロット占いしたり。
- モエカ:鍋したりね。kikaさんきかっけで羊文学を聴いてくれる人も多いんだよ。ファンの子にもkikaさん好きがたくさんいるし。カラオケで歌ってるのをインスタにあげてくれたのは嬉しかった!
- kika:歌ってみると難しいんだよね。さて、モエカのメイクも解説します!
moeka’s make-up with ADDICTION
カラーマスカラは上を
濃い目にすると目力キープ!
「”羊文学の塩塚モエカ”としてのメイクでは、本人の魅力が伝わるように素を活かすことがほとんど。モエカは目が印象的で色素が薄いので、目元のカラーメイクが引き立つんです。なのでライブなど機会があるときは取り入れたくなっちゃう。〈アディクション(ADDICTION)〉のカラーマスカラは派手すぎずに顔に馴染みやすいのと、カールキープ力がすごいのが魅力! 上は濃いめの色、下は薄い色にすると印象がぼやけませんよ」
HOW TO?
■②のパレットの、右上を上まぶたと下まぶた全体にせて、キラッとさせる。左上を目のキワに細くのせて引き締める。あくまでマスカラを主役にするため、さりげなく!
■①の04を下まつ毛、09を上まつ毛に。色がはっきりわかるようにしっかりめにのせる。
■③のリップは下まつ毛をオレンジにしたので、統一感を。まつ毛が目立つように輪郭をぼかしてつけました。マットな仕上がりが◎。
■④のネイルを塗って完成。
3人目のお客様はmiuさんです。
全然タイプが違うからこそ馬が合う。
- kika:本日最後のゲストはモデルのmiuさんです。
- miu:こんにちは(笑)。
- kika:miuちゃんはミトと同じく、大阪のカタログの仕事にヘアメイクアシスタントで入った時に知り合ったよね。その後、2人とも上京して。ただプライベートで会うようになったのはほんと最近かも。
- miu:大阪でも一度だけおでん食べに行った気がする。まだそのときは私、未成年でお酒も飲めなかった!
- kika:今日の衣装も用意してくれたスタイリスト土岐ひろみさんと3人で、汐風って金目鯛のしゃぶしゃぶで有名なお店に行ったんだよね。そこから頻繁に会うようになって、ここ1年くらいは毎週のように会ってる。
- miu:ごはんもそうだし、一緒にメガネを見に行ったり、展示会行ったり。ここ最近は外に出ないから、ほんとに近い人たちとしか会ってなくて。自然と私の友達とkikaちゃんが仲よくなったりしてる感じ。
- kika:うちにも来てくれるけど、ごはん食べた流れで土岐さんの家に行くパターンの方が多いかな。
- miu:私たち2人ともワインが好きでよく飲んでたよね。
- kika:ごはん以外、miuちゃんとは好きなものが全然違うのに気が合うんだよね。好きな映画のテイストも違うし。
- miu:展示会でつけるものもかぶらないし。たまにお揃いでオーダーしても着こなしが全然違うから気にならないよね。
- Kika:さて、そんなmiuちゃんのメイク解説もしていきます!
miu’s make-up with THREE
大人な目元を作るにはボルドーを目のキワに沿わせて。
「miuちゃんは3人のなかではいちばん大人な方向に振りました。彼女はすぐふざけるけど、実は結構落ち着いているタイプなのでその雰囲気で。カラーアイラインを主役にしつつ、跳ね上げたり目尻をオーバーに引かず、目の輪郭に沿わせて大人っぽく仕上げました。下まぶたには瞳の下にだけ引いて、黒目を印象的にしたのもポイント。〈スリー(THREE)〉のアイライナーは柔らかくてまつ毛の間の埋めやすく、描きやすい! 柔らかすぎると線が太くなってしまいがちなんですが、そのストレスもない絶妙な固さ」
HOW TO?
■②のオレンジを二重幅より少し広めに塗って、下まぶたには軽くぼやっとならない程度にカーキをのせます。
■①のアイライナーで上まぶたのきわを引きます。まつ毛の隙間が目立つところもアイライナーで埋めて。下まぶたは瞳の下だけ!
■上まぶたがオレンジなのでリップも③のオレンジで。アイラインが目立つように、肌馴染みのいい色を選びました。
■④のネイルを塗って完成。