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ギークなパレルモガールたち! Vol.2
ギークなパレルモガールたち! Vol.2

GEEK girl meets PUMA.

ギークなパレルモガールたち! Vol.2

2024.08.30 / TIE UP

1980年代に登場して以来熱狂的なフットボールファンに支持されてきた、
「テラススニーカー」の先駆け的存在である〈PUMA(プーマ)〉の「パレルモ」。
そんな名作にヴィンテージ加工を施した「パレルモ ヴィンテージ」と、
ソールを少し厚めにアレンジした「パレルモ モーダ ヴィンテージ」が新たに加わりました。
ちょっとマニアックな存在のこのパレルモシリーズは、
何かにこだわりを持ち、誇りを持って楽しむ、そんな “ギーク”な人に履いてほしいコレクション。
「パレルモ」が似合うギークガールたちを、全3回に渡ってフィーチャーするこちらの企画。
第2回目は、5名のギークガールにフォーカス。
彼女たちの熱のこもったこだわりと、「パレルモ」についてじっくりお話を伺いました。

Photo_Kento Mori
Styling_So Matsukawa(Luka)
Hair_Miho Emori
Make-up_Chihiro yamada
Model_Luka、Ibuki Sakai、Karin Ohira、Eiri Kazama、Yoppi

GEEK girl 02

Luka / FISHING GEEK

釣ってから食べるまでが釣りの醍醐味!

ー琉花さんといえば釣り好き、というイメージですが、釣りはいつからハマったんですか?
ちょうどコロナ禍ですね。もともとアウトドア派だったのですが、山登りやキャンプくらいしかしたことがなくて。知り合いに誘われて行ったのがきっかけです。いきなり船釣りだったんですが、運よく最初からバンバン釣れたんですよ! それから釣具もすぐ一式揃えて、すっかりハマってしまいました(笑)。
ーお気に入りの釣りスポットなどはありますか?
ほとんど東京湾に行くことが多いです。でも魚によって釣る場所が違うので、釣りたいものに合わせて海を決めますね。大きいものを釣りたいときは少し遠出したり。
ー捌くこともできるんですか?
一応、ですけど……。いまはYouTubeで捌き方を見れるので、それを見よう見まねで友人と協力して捌いています。以前25kgくらいのマグロを釣ったことがあって、それはさすがに知り合いに捌いてもらいましたけど。
ー琉花さんが思う、釣りの魅力を教えてください。
釣って終わりではなくて、そのあと持ち帰って調理して、自分たちでおいしくいただく、っていう流れが大事だなと思っています。それがすごく楽しいし、たまの休みに味わえる幸せな瞬間です。もうひとつ挙げるとしたら、実はルアーの種類の多さも魅力だったりするんですよね。色がかわいいものが多いし、ルアーを並べて撮影したのも楽しかったです!
ー「パレルモ ヴィンテージ」を履いてみていかがでしたか?
現場に置いてある色違いのシューズを見て、本当にカラフルでかわいいなと思いました。デザイン自体はシンプルですが、スウェードの生地で高級感が出るのが素敵だなとは思いました。

琉花
@tokyodays_luka

モデル、写真家。1998年、東京都出身。モデルとして広告・雑誌・MVなど幅広く活動。写真家としても意欲的に活動しており2度個展を開催。2024年2月より旅先での写真を用いたアパレルブランド〈VOYAGE〉を始動。

GEEK girl 03

Ibuki Sakai / LABELMAKER GEEK

試行錯誤しながら、新しいモチーフを生み出す。

ーこれまで多くのテプラを使った作品を生み出してきた酒井さん。ご自宅で見つけたものを使い始めたのがきっかけだったのだとか。
高校生のときに家の奥深くから引っ張り出してきて遊び始めて、それがすごく楽しかったんです。最初に使っていたのは「テプラTR」という初期の古い機種を使っていたんですが、当時所属していた写真部に最新のテプラがあったので、それを部活中に使い始めて。自宅にある機種では打てないようなかっこいい文字が打てたり、漢字の種類も豊富だったりしたのでどんどんのめり込んでいきました。
ーそういった細かい作業はお好きだったんですか?
そうですね。もともとゲームが大好きだったのもあって、その感覚に近かったんです。実はテプラって、最初から書体やモチーフが決まっているわけではなくて自分の好きなように設定して作れるんですよ。「こういう絵文字を作りたい!」と思ったらそれを一から作っては失敗して、やり直して……という風に試行錯誤して、いろんなパターンを作って作品にしていきました。
ー作品を作る際のインスピレーション源はありますか?
作るラベルの文字や色そのものからイメージしています。この文字だったら何色、と決めていったり、逆にこの色と幅のラベルを使うならこの文字がいいかなと想像したり。大きい作品を作るときは、ひとつ作ったらまたそれに合わせてほかのラベルのイメージが湧いてきたり、制作しているうちに自然と作りたいものが完成していく感じですね。
ーここ最近も、木村カエラさんの楽曲「ケセラセラ」のMVを制作するなど、活動の幅を広げていらっしゃいますよね。
このお仕事は制作期間が短かったこともあり少し大変でしたが、その分集中して作り上げられたのでとても思い入れがあります。テプラで作ってくださいというオファーだったのが嬉しくて、高校時代より試行錯誤しながら磨いてきた技術の全てを注ぎ込んだ本気度マックスのテプラを使った作品になりました。去年の12月にいただいたお仕事で、2023年の締めくくりとして大満足できる出来に仕上がってよかったです。
ー今回履いていただいた「パレルモ ヴィンテージ」はいかがでしたか?
わりと横幅がある私の足の形にぴったりフィットしていて、とても履きやすかったです! 今回のようなラフな古着のスタイリングにも似合う、まるでテプラみたいな(笑)、鮮やかなカラーにも惹かれました。

酒井いぶき
@iibbuukkii_

モデル・アーティスト。テプラやシールを使った作品を制作し、唯一無二の世界観にファンも多数。近年はさまざまなアーティストのジャケットや広告の制作も手がけるなど、活動の幅は多岐に渡っている。

GEEK girl 04

Karin Ohira / MOTORSPORT GEEK

学びがあるスポーツ。

ー“ファッションオタク”なイメージが強い大平さんなのですが、今回フォーカスするのは“モータースポーツ”。少し意外(?)な気もしますが……。
そうですね、普段なかなかこういうことを発信できる機会が少ないので嬉しいです。高校生の頃に地上波でF1を観て、車としての最速を目指すことにロマンを感じたのはもちろん、そのためのテクノロジーや戦略的な面白さもあって。同時に選手やチームが着ているファッションも好きで、ビビッドなカラーリングだったり近未来的なデザインにも惹かれました。
ーファッションにも注目するのは、いかにも大平さんらしいです。
今回のスタイリングでも取り入れているんですが、チームの服ではないものの、モータースポーツからインスパイアされた服も好きですね。デザイナーズブランドって近未来的な表現をするときに、こういったところからインスピレーションを受けていることが多いと思うので、そういうコレクションを見つけるとつい買ってしまいます。
ー特に応援している選手はいますか?
強いて挙げるなら、メルセデスに所属しているハミルトン選手ですかね。彼はすごくファッショナブルでおしゃれなんですよ。ただ、F1レーサーはそもそも世界で20人しかいないので、全員それぞれの魅力があって好きです。私が高校生の頃に観ていた選手が未だに現役で走っていたりとか、同時に新記録を打ち立てるようなものすごく若い選手が出てきたりとか。世代を超えて、それぞれのフェーズで頑張り方が違ったりするのでとても面白いです
ー大平さんにとって、モータースポーツはどのような存在ですか?
ジャンルは違うんですけど、読書に近いかもしれないですね。すごく吸収できるものがあるんですよ。若いからこその間違いや無茶は人生にとって必要なものなんだな、とか、勝てなくても挑み続けることに意味があるんだな、とか。そういった学ぶことが多いからこそ、生活の支えになっている気がします。
ー「パレルモ モーダ ヴィンテージ」は、履いてみていかがでしたか?
素材感がすごくかわいいなと思いました。ヴィンテージっぽいスウェード生地はもちろん、スポーティなメッシュ素材が懐かしい印象です。ここ最近は、ハイテクというよりはクラシックなローテクスニーカーを履くことが多いので、いまの気分ともマッチしていますね。

大平かりん
@ko365d

フリーランスエディター。雑誌、広告をはじめ、さまざまなファッション媒体で編集を行う。「365日同じコーディネートはしません?」をモットーに、インスタグラムで日々更新している私服スナップは、ファンも多数。

GEEK girl 05

Eiri Kazama / PLANT GEEK

愛情をかけた分だけ育つ、子供みたいな存在。

ー植物の師匠の下でアシスタントをするなど、とにかく愛が強い風間さん。植物を愛でるようになったきっかけを教えてください。
5〜6年前の私の誕生日に、友人が土のいらない“エアプランツ”をプレゼントしてくれたんです。やっぱり最初は知識が何もなくて、水のあげ方もわからなかったのですぐに枯れかけてしまったんですね。それがショックで育て方を調べて、そこから植物にハマり出しました。一時期は200株くらい育てていましたね。
ー200株! それはすごいですね……。
さすがに育てるのが大変で、枯らしてしまったものもあったりしていまは半分の100株くらい。それでもすべてにしっかり水やりをすると2時間ほどかかります。植物に向き合う時間って、作業に没頭するので頭がからっぽになるんですよね。心を整える、メディテーション的な役割を持っていると思います。
ー集中して何かに向き合う時間、すごく大切ですよね。
そうですね。やっぱり自分が愛情をかけた分だけ成長するので、それがうれしい。少しでも手入れを怠ると成長も遅くなるし、枯れてしまうので。あと、育てているうちに赤ちゃんみたいなもうひとつの株が出てくるんですよ。それをまた分けて育てて……ってしているとどんどん増えてきて、それもまた楽しみのひとつです。
ー特にお好きな植物はありますか?
「モンステラ」は家にもたくさんあってお気に入りです。犬を飼っているんですけど、その犬の名前が「ステラ」っていってモンステラから取ってるんです。それくらい好き(笑)。
ー普段のスタイルはスニーカーが多いということですが、今回履いていただいた「パレルモ モーダ ヴィンテージ」はいかがでしたか?
数年前から愛用させていただいている〈PUMA〉の「スウェード」に似ていて、とても履きやすかったです。カラバリも豊富で、形もシンプルなのでどんなスタイリングにも合わせやすそうだなと思います。

風間エイリ
@eirikazama

モデル。ファッション誌やアパレルブランドのカタログ、広告など幅広く活躍中。その傍ら、師匠であるフローリストの中鉢祥太さんの下で修行中。グリーン愛あふれるインスタグラムは必見。

GEEK girl 06

Yoppi / SNEAKER GEEK

スニーカー好きになって変わったファッション感。

ースニーカーギークということで、まさに今回の企画にぴったりなYoppiさん! ハマったきっかけは?
〈atmos〉へは原宿店のアルバイトスタッフとして入社したのですが、最初はスニーカーに関する知識はまったくなかったんです。ただ入社したときから、種類がこんなにあることに衝撃を受けて、接客を続けるうちに自然と覚えていって。歴史だったり背景だったりを店舗のスタッフにも教えてもらったりしていたら、1ヶ月も満たないくらいでほとんどモデル名は分かるようになりました。覚えるのが楽しかったんですよね。
ー何足くらいお持ちなんですか?
恐らく80足くらいですかね。特にこのブランド、モデルだけっていうものはなくて、あくまでファッションの楽しみの一環として集めています。ものは大事にするタイプなので、あまり手放さずに集め続けていますね。
ースニーカーを好きになって変わったことはありますか?
ファッションの幅が広がりました。スニーカーを好きになってからは、毎日違うものを履かないと絶対に気が済まないくらいになってしまって(笑)。このスニーカーにはこの服を合わせよう、みたいな冒険ができるようになりました。あとはやっぱり仕事柄ですけど、知識を深めてスニーカー好きの方とお話しするのはとても楽しいですね。
ー〈PUMA〉のスニーカーでお気に入りのモデルは?
たくさんあります! クラシックな「スウェード」も好きだし、最近発売された「スピードキャット」もかなり注目していました。あとは「モストロ パーフ」もかわいいなと思います。〈PUMA〉のスニーカーは、ずっと愛されているモデルはありつつも、新しいモデルはユニークなデザインのものが多くて惹かれてしまいます。
ーでは、「パレルモ ヴィンテージ」はどんな印象ですか?
このモデルのルーツでもあるテラス系シューズがトレンドで、そういったスニーカーはたくさん流通していますが、そのなかでも「パレルモ」は特におすすめしたいです! 履き心地もいいし、デザインも合わせやすい。ほどよいボリューム感があるので、スタイリングのポイントにもなると思います。カラーリングも絶妙で、〈PUMA〉にしか出せない色だなと思います。

Yoppi
@yoppi_atmos

atmos pink PR。自身のインスタグラムでスニーカーオタクっぷりを発揮しているほか、〈atmos〉のYouTubeをはじめ、さまざまな媒体でスニーカーのPRを行っている。

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