「〈ジョイント ワークス〉のイベントやプロダクトは自分たちがそれぞれのやりたいことを出し合って、決めています。コンセプターっていうと『指針を決める担当』みたいに思われるかもしれないですが、内装やショッパー作り、仕入れに到るまで、すべてに携わっているんです。休みの日も4人で遊んだりするので『仲良いよね』とよく言われますが、実は選ばれるまではなんの接点もありませんでした（笑）。だから好きなものや遊び方もみんなバラバラで、企画を考えていくときに最初は意見がまとまらないこともあります。でもお客さまにファッションを楽しんでもらいたい！という思いはみんな同じなので、何度も話し合ううちにひとつの形にまとまるんですよね。4人のライフスタイルやカルチャーがいい具合にミックスされているから、ひとひねりあるプロダクトを生み出していけると思っています！

最近は若者のセレクトショップ離れが進んでいると言われていますよね。私たちも同世代なので、その気持ちはよくわかるんです。ECが発達したことで、わざわざお店に行かなくても珍しい服を買える時代なので。だからこそ〈ジョイント ワークス〉を遊び場のようにして、服を買う目的だけじゃなくても気軽に来れる空間にしていきたいんです。そうすることで新しいブランドやアーティストを知ってもらうきっかけができて、同世代とクリエイターを繋ぐ架け橋になっていけるんじゃないかなと！」