相川茉穂のおじゃマンボ！
Esmeralda Serviced Department編

 vol.14 Esmeralda Serviced Department  

2017年よりオンラインショップとしてスタートし、2022年8月に実店舗をオープンしたセレクトショップ。オーナー・金山さんが、ヨーロッパを中心としたまだあまり名の知られていない新進気鋭なブランドを多く集めている。ブランド数は19〜20ほど。アパレルアイテムのみならず、タオルやカトラリーなどのホームアイテム、アートブックなども取り扱う。店内中央には卓球台をDIYしたテーブルが置かれ、ソファや額縁に入れられた写真、さまざまなオブジェなどもありギャラリーのような洗練された空間でショッピングが楽しめる。

Azur
上質で繊細なシルクのブランド。

はじめにご紹介するのは、フランス発のブランド〈Azur（アズール）〉。シルク素材にひとつひとつ手作業でプリーツ加工を施し、染めも植物由来の染料で行うなど、からだにも環境にも優しいブランド。ウェアアイテムをはじめ、シュシュやヘアクリップなどヘアアクセも充実。

まず茉穂ちゃんがピックアップしたのは、SSシーズンの新色ピスタチオカラー。ミニマムなキャミソールにロングスカート、シュシュを合わせ春夏らしさ全開！

お次に手にしたのは、少しシックなモーヴカラー。染めを施していない定番のオフホワイトのスカートに合わせて、大人でニュートラルに着こなして。

植物から染めた優しい色がとってもタイプでした。シルクというのもあってもちろん着心地は最高だし、軽くて柔らかいうえに伸びもいいからストレスなく着れるんですよね。シュシュもかわいくて、私みたいにショートの方は袖のように腕につけるのもありなんじゃないかと思います。

Camisas Manolo
熟練の技術が光るメンズシャツ。

お次はスペイン・マドリードで創業されたシャツ専業ブランド〈Camisas Manolo（カミサス マノロ）〉。クオリティの高い生地から厳選し、熟練のテーラーによる技術に裏打ちされたパターンが光るブランドです。茉穂ちゃんは早速赤のストライプ柄をチョイス。ショートパンツを合わせてマニッシュに、そしてカジュアルに。

グレーのVネックニットを合わせて少し印象をチェンジ。「メインじゃなくインナーとして着るのもかわいい」

続いてはオーソドックスなブルーのピンストライプシャツをセレクト。しっかりとしたパターンで作られているからこそ、リラックスムードあふれるスウェットと合わせてもサマになる。

このブランド、実は前から気になっていたんです！ オンラインショップも覗いたことがあって、実物を見てみたいなと思っていたので実際に着ることができてすごく嬉しかったです。メンズサイズなので大きいですが、ショートパンツやスウェットなどラフなボトムにヒールを合わせるのがいまの気分にぴったりでした。コットン以外にもリネンの生地も見つけたので、これからもいろいろ試してみたいです。

Pien
身につけるだけで楽しい小物たち！

最後はスペイン発の小物ブランド〈Pien（ピーン）〉。シンプルで素朴ながらもユニークなモチーフが、国内外から人気を集めているそう。早速シグネチャーアイテムである大きなビーズのネックレスや手編みのバッグを。

木製ビーズのコースターや大きなシュシュ、バッグなど充実したラインナップに目が離せません。「マフラーはさらりと巻けるしふわふわでかわいい！」

華奢すぎもせず、ちゃんと存在感もある……という大ぶりのアクセは大好きなので、今回着用した大きなビーズのネックレスはとても好みでした。同じモチーフのコースターも、ついつい集めたくなるようなかわいさでした。全体的にシンプルではあるんですが、ひとつ持っているとアクセントになる、そんなアイテムが揃っていました。