相川茉穂のおじゃマンボ!AMOMENTO 編
相川茉穂のおじゃマンボ!AMOMENTO 編 相川茉穂のおじゃマンボ!AMOMENTO 編

Visit a fashion place.

相川茉穂のおじゃマンボ!
AMOMENTO 編

2025.11.28

毎月モデルの相川茉穂ちゃんとともに、さまざまなブランドのプレスルームや店舗、
セレクトショップなどに赴き新作をお届けする連載企画。
訪れたのは、先月表参道に世界初のグローバル旗艦店をオープンした〈AMOMENTO(アモーメント)〉。
ブランドの世界観がぎゅっと詰まった最新の空間で、構築的なシルエットや多彩な素材使いが光るコレクション
を茉穂ちゃんと一緒にじっくり探っていきます。

Photography: Mariko Kobayashi

 vol.22 AMOMENTO 

2016年に韓国で設立された、ミニマルな美学をベースに建築的なフォルムや構造的なデザインを再解釈するスタイルで注目を集める〈AMOMENTO(アモーメント)〉。表参道には、世界初のグローバル旗艦店がオープン。まず、3階のギャラリーで香りと音によるインスタレーションを体験し、2階でアパレルコレクションへ……という空間をめぐる設計がユニーク。服に触れる前から〈AMOMENTO〉の世界観に自然と引き込まれる、新しいタイプのショップになっている。※インスタレーションの内容は定期的に変わります

2WAY
自由自在にシルエット遊び。

最初に手に取ったのはケープトップ&バンドゥのセット。こちらのエクリュカラーは東京店限定! ケープ部分を前後で変えたり、バンドゥをウエストに巻いたりと、着こなしを自在にコントロールできます。ストレートデニムにベルトバッグを巻いたら、なんだか、おしゃれすぎる美容師さん(笑)。

ケープトップ&バンドゥセット ¥31,900
パンツ ¥25,300
バッグ ¥37,400
シューズ ¥57,200

それぞれ単体でも優秀。ケープトップは羽織ったりウエストに巻いてレイヤードしたり、バンドゥはチューブトップとしても使えるから、2WAYどころか「何WAYなの?」と思うほどの汎用性の高さ!

ケープトップ&バンドゥセット ¥31,900
トップス ¥12,100
パンツ ¥25,300

モックネックのブラウスは、ネック、袖、脇に配したボタンでシルエットを変えられるのがポイント。

ほんのり透けるシアー素材で、中に合わせるインナー次第でムードも自由に。茉穂ちゃんはストライプのカプリ丈パンツに、VIBRAMソールのフラットシューズを合わせて軽やかに着こなしました。

ブラウス ¥27,500
パンツ ¥30,800
バッグ ¥51,700
シューズ ¥57,200

ケープ×バンドゥのバランスがすごく着やすかったです。ケープって最近みんな着ていてかわいいけど、正直ちょっとハードルが高そうと思ってたんですよ。でもAMOMENTOのは、ディテールを必要以上に盛らず、すっとそぎ落としていて、シンプルなのに女性らしくきれいに見えるから挑戦しやすいなって。セットで着てもかわいいし、中にタートルを入れても絶対かわいい。一番上のボタンだけ留めると印象がガラッと変わるのも好きでした。シャツも普段はあまり選ばない色だけど、首元のボタンを全部開けてフラットにしたり、丈短めのパンツと合わせたりすると、大人っぽすぎず個性が出せて良かったです。

ROUND
ふわりと包む曲線デザイン。

お次は、丸みのある肩のラインが印象的なショートジャケット。ウールのラップパンツと合わせて、セットアップのようなまとまりに。短丈ながら立体的なパターンのおかげで、上半身のバランスもとりやすい一着です。

ジャケット ¥56,100
シャツ ¥25,300
パンツ ¥40,700
バッグ ¥35,200
ブーツ ¥84,700

もうひとつは、ベルベット大好きの茉穂ちゃんが素通りするわけがない!ボートネックのトップスとマキシスカートのセット。

柔らかなドレープがきれいに落ちるシャーリングとベルベット素材で、光に当たるとほんのり紫がかるニュアンスカラー。トップスは後ろのストラップでオフショルダーにもできて、1枚でぐっと雰囲気が出ます。

トップス ¥38,500
スカート ¥46,200
ブーツ ¥84,700

ジャケットは、単体で見ると大人っぽい印象だったけど、中にシャツを入れると意外と合わせやすかったです。丈が短めのジャケットってボトムに悩むイメージがあったのに、これは色々合わせられそうでした。あと、ボタンには小さくロゴが入っていたり、前を開けたときに飾りボタンがずらっと見えるつくりになっていたりと、さりげないディテールにキュンとしました。スカートもシャーリングのおかげでラインを拾わずストンと落ちて、女性らしいけどいやらしくないし、首元もギュッと詰めたり、まっすぐ開いたラインにしたり、気分で調整できるのが良かったです。

SPORTY
機能素材でドレスアップ。

最後は、25FWのテーマでもあるウィンタースポーツウェアの再解釈を感じるスポーティなライン。ハリのあるタフタ素材をたっぷり使ったブラックドレスは、軽くてシワになりにくいから、パーティーやオケージョンにも気負わず着られる!

レースアップのスニーカーを合わせてドレスの甘さを中和させて、〈AMOMENTO〉らしいミニマルなムードに。

ドレス ¥52,800
ニット ¥45,100
バッグ ¥23,100
シューズ ¥57,200

続いて、シアーなミニドレスに同素材のクロップドジャケットを重ねたブラウンのルック。ドレス単体でも立体感がきれいに出るけれど、ジャケットを重ねるとより構築的なシルエットに。袖は取り外してベストにもできるから、外は寒いし電車は暑いし……という温度調整が難しいこの時期でも頼れる実用派セットです。

合わせたのは、ブランドを象徴するスクエアトゥ&細ストラップのロングブーツ。この組み合わせ、女の子はみんな、お好きでしょう?

ジャンパー ¥51,700
ミディドレス ¥44,000
タートルネック ¥13,200
ブーツ ¥97,900

黒のタフタドレスは、もっとかわいらしい雰囲気なのかなと思っていたけど、着てみると意外と大人っぽくて新鮮でした。タフタ素材だからガシガシ着られるし、座ってもシワになりにくくて、女の子の服って繊細なものが多い中、これは気負わず着られるのが嬉しいです。ミディドレスは、久しぶりにこういうシルエットにときめきました! ブーツ合わせも抜群にかわいいし、1枚で決まる存在感があって好きでした。ディレクターの方が空間デザインを専攻されていたそうで、そのバックグラウンドが、こうした立体的で構築的なシルエットに表れているんだなと感じました。
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