背伸びしてでも買いたいあのブランド。vol.2 PRADA
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Precious things
背伸びしてでも買いたいあのブランド。
vol.2 PRADA
2018.08.24
“いまっぽい”というノリだけで服を買ったものの、数回着て終わり…なんてことは日常茶飯事。
それと比べてラグジュアリーブランドのアイテムには、
袖を通す度に気分を高揚させてくれるパワーが宿っています。
がんばって働いて憧れのブランドを身につけることには、プライス以上の価値があるはず。
ここではそんな、“少し背伸びしてでも”手に入れたいブランドをピックアップ。
vol.2は、〈プラダ(PRADA)〉です。
Photo_Kengo Shimizu
街を歩けば、右を見ても左を見てもロゴだらけ。
名前の通ったブランドだけでなく、在りモノの無地Tシャツにプリントするだけのインディペンデントブランドまでもが大量にロゴアイテムをリリースしている現状に少し食傷気味ではありましたが、〈プラダ(PRADA)〉の2018年秋冬コレクションを見た瞬間、そんな想いはどこへやら…。
ランウェイの幕開けを飾ったブラックナイロンドレスに懐かしくも新しいスポーティなムードを感じつつ、よく見ると胸元には、“PRADA”の文字が入ったお馴染みの三角プレートが。そして、その後に続く多くのアイテムにあしらわれた見慣れないロゴに、一瞬にして目を奪われたのでした。
それこそが、オランダの建築事務所OMAが新しくデザインしたロゴ。ショー会場にもなった「プラダ財団」のタワーを設計したオフィスであり、ロゴのみならず、彼らによるグラフィックやプリントが、“夜の世界”をインスピレーション源にした今季の〈プラダ〉にモダンなエッセンスを加えています。
名前の通ったブランドだけでなく、在りモノの無地Tシャツにプリントするだけのインディペンデントブランドまでもが大量にロゴアイテムをリリースしている現状に少し食傷気味ではありましたが、〈プラダ(PRADA)〉の2018年秋冬コレクションを見た瞬間、そんな想いはどこへやら…。
ランウェイの幕開けを飾ったブラックナイロンドレスに懐かしくも新しいスポーティなムードを感じつつ、よく見ると胸元には、“PRADA”の文字が入ったお馴染みの三角プレートが。そして、その後に続く多くのアイテムにあしらわれた見慣れないロゴに、一瞬にして目を奪われたのでした。
それこそが、オランダの建築事務所OMAが新しくデザインしたロゴ。ショー会場にもなった「プラダ財団」のタワーを設計したオフィスであり、ロゴのみならず、彼らによるグラフィックやプリントが、“夜の世界”をインスピレーション源にした今季の〈プラダ〉にモダンなエッセンスを加えています。
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(左)ポーチ¥66,000+TAX、(右)バッグ ¥255,000+TAX(ともに予定価格)
トラディショナルなデザインをベースに、素材やグラフィック使いで新たなクラシックスタイルを提案したバッグシリーズ。ガジェットポーチはiPhoneかお財布かの二者択一を迫られそうなサイズ感ですが、容量を犠牲にしてでも手に取りたくなるほどにいまの気分。レザーバッグには、OMAによるダイナソーをモチーフにしたシルクスクリーンプリントが入ります。
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ジャケット ¥281,000+TAX、スカート ¥182,000+TAX(ともに予定価格)
今季の〈プラダ〉が描く“強くもフェミニンな女性像”を体現しているピースといえば、着たときに構築的なシルエットを生むパデット入りのセットアップ。リッチなベージュの色合いに、ロゴのネオンカラーが映えます。袖先と裾が光に反射してさりげなく主張するのは、ラバー加工が施されているから。
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パンプス ¥101,000+TAX(予定価格)
スポーティなルックの足元を支えたのは、足首をドローストリングでホールドするラウンドトゥパンプス。パテントシルバーとネオンカラーの組み合わせが、ネオンサインが煌めく夜の街のパノラマとリンクします。
上でも少し触れた三角プレートに、〈プラダ リネア・ロッサ(PRADA LINEA ROSSA)〉に使われている赤いライン、そしてOMAによる新ロゴ。巷に多くのロゴアイテムが溢れるいまだからこそ、〈プラダ〉のそれらの高いデザイン性と格式が際立って見えるのは、決して気のせいではないはずです。
上でも少し触れた三角プレートに、〈プラダ リネア・ロッサ(PRADA LINEA ROSSA)〉に使われている赤いライン、そしてOMAによる新ロゴ。巷に多くのロゴアイテムが溢れるいまだからこそ、〈プラダ〉のそれらの高いデザイン性と格式が際立って見えるのは、決して気のせいではないはずです。