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フイナムスタッフが提言!女性にはこのスニーカーを履いてほしい!
Photo_Kazumasa Takeuchi (stuh)

日々新作がリリースされるいまどきのスニーカー事情。
正直すべてをキャッチするには限界があるし、トレンドを追ってるだけでも人とかぶりまくり…。
では、何を履けばいいのか!?
参考として、長年メンズ畑でたくさんのスニーカーに触れ、
それぞれがこだわりを持っているフイナム編集部の男性スタッフに、
本当に女性に履いてほしいスニーカーを教えてもらおうと思います!

小牟田亮

フイナム編集長

どこまでもベーシックな2足をチョイスした自分。
女性が履くスニーカーにあまり興味がないことが判明しました。。
どうかスニーカー以外のことで頭を悩ませてほしいものです。

CONVERSE

コンバースのLEA オールスター ハイ

シンプルで強いのが好み。

気の強い女性が好きです。ファッションもモテを意識したスタイルよりも、同性(つまり女性ね)に受けるようなスタイルが好み。そんな彼女たちの足元には、これくらいシンプルで強い靴が似合うのではと勝手に思っています。次々に発表される新型スニーカーには目もくれず、永世定番ともいえるマスターピースに粛々と足を通す姿に惚れるわけです。黒のハイカットでレザーとなると、どうしてもロックの香りがしてくるわけですが、女子が履くことでその雰囲気もいい感じに中和されます。勝手なイメージですが、シャルロット・ゲンズブールが履いてそう。

¥9,500+TAX(コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217)

VANS

ヴァンズのオーセンティック

ゆるいスニーカーをゆるく履かない感じ。

これまた大定番、〈ヴァンズ〉の「オーセンティック」。これに関しては明確なイメージがあります。自分「ロンハーマン」で買い物をするような女子が好きでして。高価なシューズが並ぶ中、いつ行っても〈ヴァンズ〉のスニーカーが置かれている「ロンハーマン」。原点である西海岸カルチャーを表現するにはぴったりなのでしょう、お店にある服は〈ヴァンズ〉に合うようなものばかり。足元がカジュアルなのに服はメゾンブランド、このバランスが最高だなーと。なので、服を買うついでに〈ヴァンズ〉のスニーカーも合わせて買ってほしいなと思います。

¥5,500+TAX(VANS JAPAN 03-3476-5624)

山本博史

フイナム副編集長

スニーカーに詳しすぎても困るし、無知過ぎるのもいかがなものか。
女性とスニーカーというのは、お互いの距離感が意外と難しい。
では、そんな距離感をすっ飛ばしたもの選びをしてみてはいかがでしょう?

ARC’TERYX

アークテリクスのノーバン LD シューズ

“わかってるな感”のあるシューズ。

個人的には女子だろうが、男子だろうが「わかってるな感」のあるもの選びをする人に惹かれます。例え挙げるならば、プロダクトの本質を理解したうえで、タウンユースに取り入れるようなイメージ。長距離のトレイルランニングのために開発された〈アークテリクス〉の「ノーバン LD シューズ」は、そんなスタイルにおあつらえ向きの一足と言えるでしょう。長時間の着用を想定した快適な履き心地に加え、テクニカルな岩場もキャッチするビブラム®メガグリップ・アウトソールなど、ガチな機能の数々をバランスよくパッケージングするのは〈アークテリクス〉ならでは。フィールドではもちろん、街にもフィットする美しいシューズだと思います。

¥21,000+TAX(アークテリクス コールセンター 03-6631-0833)

ASICS

アシックスのゲル-フジラド

いまこそアシックスがいい。

どうしても学生時代の運動靴というイメージが先行してしまう〈アシックス〉。が、そのイメージを度外視してラインナップを見ると、デザイン面で優れているシューズが数多くあることに気付く。なかでもぼくの趣味嗜好にハマるのが、こちらの「GEL-FujiRado」。ダイアルで自分好みのフィットを調節でき、着脱もスムーズなBoaシステムに加え、アウトソールにはグリップ力に優れた形状を採用。〈アシックス〉ならではの信頼の履き心地はそのまま、トレイルフィールドにも機能する仕様となっています。また、随所にピンクを配して、女性らしさもプラス。かつてのイメージを払拭するための最初の一足として、チョイスしてみてはいかがでしょう?

¥12,000+TAX(アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 0120-068-806)

中田潤

フイナム編集部

やっぱり女性のスニーカーを選ぶって難しいですね…
だから、今回は不特定多数の女性に向けたものではなく、
大好きなあの人に履いてほしいスニーカーを選びました。

New Balance

ニューバランスのM1400 SB

あえて選ぶスニーカー。

流行りを追いかけて、会う度に新しい服や靴を身につけるより、自分に似合うものが何なのか分かっていて、ひとつのアイテムを永く上手に取り入れている女性の方がかっこいいなって思います。年を追うごとに自分だけの定番品をちゃんと増やしている人のような。そんなアイテムのお手本スニーカーのひとつが「1400」。もちろん「1300」や「990」も素晴らしいモデルですが、「1300」の後継機として開発されながら、85年当時の技術では量産化ができず、94年にリリースされたという話に興味をそそられるし、何よりメイドインUSAであることがポイント。メンズよろしく、“USメイドだから履く“、そんな女性に会ってみたいものです。

¥23,000+TAX(ニューバランス ジャパンお客様相談室 0120-85-0997)

PUMA

プーマのスウェード クラシック BBOY FAB WN'S

三度見するかも。

ヘルシーでアクティブで音楽好きな髪の長い女性。最近の人で例えるならまさに中村アンでしょう。世間一般的には“かき上げ女子”なんて呼ばれているみたいですが、そんな女性に惹かれます。細身のデニムに深めのVネックの白無地T。そこにさり気なく主張するゴールドやシルバーのアクセサリー。もうそれだけでも最高なのですが、さらにスタイルに深みを持たせてくれるのがこの「スウェード」です。ビビッドなレッドにゴールドのネームプレートが付いたファットレース。カルチャーを匂わせるスニーカーだからこそ、履いている人を見ると「おっ!」って思うし、それこそ街中で見かけたら思わず声かけてしまうかもしれません。

¥9,800+TAX(プーマ お客様サービス0120-125-150)

小林真理

フイナム編集部

十中八九、男は女の服やハイヒールについては詳しくありません。
でも、スニーカーであれば、ちょっとした意見やアドバイスらしきものはできるはず。
だから、これとこれとどっちがいい? と女の服について、男に意見を求めるのはやめてください。

Hender Scheme

エンダースキーマのmanual industrial products 15

ビョークは正義です!

〈エンダースキーマ〉の魅力のひとつは、コンセプトとプロダクトのチカラがどちらも欠けることなく、両輪のように機能していること。今季新作となるこのオマージュラインは、だれもがわかるスニーカーをオマージュしているそうで、デザインとは? オリジナルとは? いまの時代とは? などさまざまなことを考えさせられます。なんのオマージュか、正誤を問うのは野暮ってものですが、自分が想起するのは、昔の『CUT』表紙上でビョークが履いていたスニーカーです。アーティストとして、人として“強い”ビョーク。そんな歌姫の強さが乗り移ったかのような漆黒のレザーシューズだからこそ、現代の女性に履いてほしい。

¥62,000+TAX(スキマ 03-6447-7448)

HOKA ONE ONE

ホカ オネオネのボンダイ 5

男の勝手な期待を込めて。

ウィメンズ、メンズサイズが揃う、極厚ソールを搭載したこの高機能スニーカーは、いままでにないレベルの履き心地がやみつきになるほど。でも今回はその文脈ではなく、ファッションとして履いてほしいのです。いわゆるファッション関係者も数多く履いているこのスニーカーは、このぼってりとした面構えが魅力的なんですが、この“厚底”を前にするとどう履きこなしたらいいのか、自分はややひるんでしまいます。でも、勝手なことを言わせてもらえば、そんな男の保守性を横目に女性には軽々とハードルを超えていってほしいなと。男というものは自分よりも女性にお洒落上位者でいてほしいものなので…。

¥21,000+TAX(デッカーズジャパン 0120-710-844)

村松諒

フイナム編集部

自分のものを選ぶならスニーカーの色はやっぱり黒。
だけど、女の子に選ぶなら別の色がいいかも。スニーカーを自分のスタイルで
上手く履きこなしているひとを見ると素敵だなって思います。

New Balanece

ニューバランスのW990 AF4

何とも言えない色使い。

〈ニューバランス〉の「993」は、ぼくのお気に入りのスニーカーのひとつ。確か、“Made in USA” の謳い文句とどこか野暮ったい見た目に惹かれて4、5年前に購入しました。最初は〈リーバイス ビンテージ クロージング〉の「501」(1947年モデル)に〈インディビジュアライズド シャツ〉をタックインした格好に履いていたような…。いまではこの格好をしてないけど、「993」は継続して履いています。理由はやっぱり履き心地のよさ。そろそろ新しいモデルが欲しいなと思っていたとき、目についたのが写真の「990」。柔らかな色使いがいまの季節にぴったりで、女性でも取り入れやすい一足になっています。

¥29,000+TAX(ニューバランス ジャパンお客様相談室 0120-85-0997)

FILA

フィラのディスラプター 2

クラシック&モダン。

昨年から〈フィラ〉のスニーカーをよく履いています。ぼくのものは80年代にあったフィットネスシューズを復刻したもの。履いていて疲れないし、黒のカラーリングでどこかクラシックなデザインがいい感じ。だから、この企画でも真っ先に〈フィラ〉を選びました。写真のウィメンズモデルは「DISRUPTOR 2」。最近注目を集めるダッドシューズのようなどこかボテッとした見た目と厚底のシャークソールがインパクト抜群。一見履きこなすのが難しそうだけど、ジャージーパンツやジーンズとの相性がよさそう。こういったスニーカーをうまく取り入れている女性を見ると素敵だなって思います。

¥9,500+TAX(FILAカスタマーセンター 0120-00-8959)

石井陽介

フイナム編集部

チューリップの『虹とスニーカーの頃』でうたわれた名フレーズ
「わがままは男の罪 それを許さないのは女の罪」に激しく共感。
そんな理解のある、寛容な女性が好きです。

NEEDLES

ニードルズのアシンメトリック ギリー スニーカー

二面性に翻弄される。

とかく男は二面性を持つ女性に弱いもの。普段は清楚なフリをしているけれど、あるときは子供のように無邪気に、またあるときは奔放な小悪魔みたいに。ギャップのある二つの顔に翻弄されてしまう(バカなのは重々承知です)。そういった意味ではこのスニーカーも、男を夢中にさせる二面性を秘めているかと。よく見てください。なんと、つま先のデザインが左右で違うんです。右足はバスケットシューズを、左足はコートシューズのトゥを採用。しかもギリーシューズを模したシューレースホールでクラシカルな佇まいも残しています。どこまでも意外な顔を見せる、掴み所のないこの一足に魅力を感じるのは、男なら至極当然と言えるでしょう。

¥27,000+TAX(ネペンテス 03-3400-7227)

CONVERSE × BEAMS BOY

コンバース × ビームス ボーイのジャック パーセル RET / BM

スニーカーを履いてパーティへ。

一口にスニーカーと言っても、その種類は千差万別。決してスポーティなものばかりではありません。例えば〈コンバース〉と「ビームス ボーイ」の別注作は、アッパーに艶やかなパテントレザーをあしらい、80年代当時の雰囲気を再現したラストを採用。スニーカーでありながら、そこはかとなく上品なムードが漂います。極端な話、このスニーカーならちょっとしたパーティにだって行けちゃいそう。かつてアンディ・ウォーホルがタキシードにデニムパンツを合わせたように、カクテルドレスにパテントのスニーカーを合わせちゃう。そんな大胆不敵な女性に、男はきっとグッとくるはず。歩いたときにちらっとのぞく、ピンクのソールもキュート!

¥17,000+TAX(ビームスボーイ 原宿 03-5770-5550)

河原嶺

フイナム編集部

フイナム編集部で最年少ということで
若さ溢れる華やかなセレクトを意気込んだのですが
結局割とシックな感じに…。つまり、心から履いてほしい2足です!

adidas Originals

アディダス オリジナルスのガゼル スティッチ アンド ターン

足周りのバランス。

すねくらいまである丈の長いワンピースと無地のソックスに、ローテクなスニーカー。この3点のバランスと合わせ方が抜群に上手な人が前の職場にいたんです。その人は意識してないかもしれないけれど、自分にとっては記憶に擦り込まれるほど美しく映り、以来そのイメージこそが “履いてほしい” スニーカーの基準に。「ガゼル」はミニマルなカラーリング、品のあるスエードのアッパー、フラットソールが足回りのバランスを崩すことがなく、その点でパーフェクトな一足! 超定番モデル「キャンパス」じゃない、という些細な主張も、素直じゃなくて天邪鬼だったその人に少し似ているような気がして、改めて魅力的に感じてしまうのかも。

¥12,000+TAX(アディダスグループお客様窓口 0570-033-033)

Reebok CLASSIC

リーボック クラシックのクラシックレザー ZIP

凛としていてミステリアス。

こちらの記事でも紹介されていたNetflixのオリジナルドラマ『このサイテーな世界の終わり』に遅ればせながらどハマり中。立ち振る舞いがズバッと潔くて、ときにはトリッキーな行動で周囲を驚かせるヒロインのアリッサが、とてつもなくクールでして。あるあるですが、男はこの手の女性に弱く、振り回されたい願望すら顔を覗かせます。そんな芯が強い女性に共鳴しそうなのがこの「クラシックレザー」。見つけたとき、まさかのジップ! と度肝を抜かれました。でもたしかに着脱しやそうだな、なんて考えていると、力強いオールブラックのアッパーが怪しく光っていることに気がついて、さらに虜に。なんてミステリアスなスニーカーなんだ…。

¥13,000+TAX(リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033)

宮崎諒太郎

フイナム編集部

“おしゃれは足元から”という常套句があるように、ついつい見てしまう足元。
こんなクールなスニーカーを履いていたら、心を鷲掴みにされるかも。
各編集部員が提案する、多種多様なスニーカーを参考にしてみてください。

A.P.C.

アー・ペー・セーのランニング メッシュ

男はギャップに弱いんです。

レディースファッションにおいてのスニーカー需要は、ローテク志向なのかなと感じる今日この頃。シンプルなウェアにキャンバススニーカー。非の打ち所がないコーディネートなのですが、男はギャップに滅法弱いんです。シンプルなウェアにハイテクシューズ。うん、ギャップ最高です。数あるハイテクシューズの中でも、ぜひ女性の皆様に履いてもらいたいのがこちら。懐かしさと新鮮さが絶妙に混ざり合ったこのモデルは、テクニカル素材、リフレクター、メッシュ素材などのハイテク機能を搭載しつつ、〈アーペーセー〉らしいクリーンさもしっかりと注ぎ込まれています。なるほど、3年の研究から生まれたというのも納得。ギャップ万歳。

¥25,000+TAX(A.P.C. CUSTOMER SERVICE 03-3710-7033)

VANS

ヴァンズのスリッポン 47 V DX

先輩とVANS。

前職でお世話になった女性の先輩が〈ヴァンズ〉愛好者でした。デニムに〈ヴァンズ〉がユニフォームだった先輩は、ファッションの指標でした。それから〈ヴァンズ〉を履いている女性を見ると、その先輩を思い出します。そんな〈ヴァンズ〉の数ある名作の中から、「SLIP-ON 47 V DX」をピックアップ。こちらは1960年代にカリフォルニア州アナハイムの工場で生産されていたモデルの復刻版。スリッポンとベルクロを組み合わせたり、アッパーは肉厚のキャンバスだったり、ソールは生成りだったりと、至れり尽くせり。先輩スタイルでデニムと合わせるのもいいですが、スラックスやスカートでも良きかと。ああ、先輩元気にしてるかな。

¥9,000+TAX(VANS JAPAN 03-3476-5624)

INFORMATION


連動企画として『フイナム』では、男性に履いてほしいスニーカーをガールフイナムスタッフがセレクトしています!

HOUYHNHNM
ガールフイナムスタッフが提言! 男性にはこのスニーカーを履いてほしい!