おしゃれな人に訊いた、おしゃれな人。vol.42 AI
RELAY SNAP
おしゃれな人に訊いた、おしゃれな人。
vol.42 AI
2020.09.18
「おしゃれな人は、友達もおしゃれに決まっている!」
という思い込みからスタートしたスナップ連載企画。
次にご出演いただく方を、リレー形式でご紹介してもらいます。
舘さんがバトンを渡したのは、ヘアサロン「MANHOOD」のディレクターのAIさん。
「MANHOOD」といえば実はvol.4でもうひとりのディレクター辻のぞみさんも登場していたんです。
約2年ぶりに繋がったこの巡り合わせの妙! 一気に見返してみるのも◎です。
Photo_Marisa Suda
vol.42 AI
MANHOOD ディレクター
Instagram @__a__i__m__
- ー自己紹介をお願いします。
- 青山にあるヘアサロン「マンフッド」のディレクターをしています。3、4年前くらいからやってます。
- ーサロンワーク以外にもヘアメイクもやりますか?
- そうですね、ヘアメイクはブランドのルックがメインです。お客さまとしての出会いから仕事に繋がることが多いんですよ、アパレル関係の方が多いこともあって。私もファッションが好きだからとにかく接客中の会話が楽しいです。
- ーお客さんも自分を磨く場として来ているから、そこでクリエイティブな会話ができることっていいですね!
- ものづくりをしている人っていろんなことからインスパイアされると思うので、私もそんな会話だったりから感化されますし…ここでの時間がそのひとつとなって有意義なものになっていたらうれしいです。その会話の引き出しを増やすためにも常にいろんなことを経験して、実体験を話せるようにしようと心がけています。
- ー最近はどんなことからインスパイアされました?
- インテリアですね。引っ越そうと思ってていろいろチェックしてたんですが、舘さんに素敵な家具屋さんを教えていただいて、そこで素敵な椅子に出会えました。インテリアを選んでバランスを考えることが楽しいです。やっぱりヘアだけじゃなくていろんな質感を掴んでおかないとなって思っていて、ヘアもそうですがヴィンテージの風合いとか、いろんなものに触れて感じたディテールを大事にしたいんですよね。
- ーファッションで好きなテイストはなんですか?
- ミリタリーをはじめ、シャツやジャケットとか“制服”とされるものに惹かれる気がします。それを自分流に解釈して着るのが好きです。スタイリストの上杉美雪さんのスタイリングがタイプです!
- ー今日のコーディネートのポイントは?
- プリーツが入ったビスチェです。なんかプリーツも個人的には“制服”っぽくて連想ゲームでコーディネートを考えました。
- ーミリタリーを着る上で、こだわっているポイントはありますか?
- ラフすぎず、カチッとしたなかに抜く場所がある感じ。靴は綺麗なものを合わせるようにしています、例えば今日履いている〈ボッテガ ヴェネタ〉のものとか…ピンヒールだけどがんばって履いてますよ! 新しいシーズンになると最初にチェックするのは靴かもしれないです。今季は〈フミエタナカ(FUMIE TANAKA)〉のキルティングっぽいローファを買いました。
- ー最初に靴を買うのはゲン担ぎっぽくて縁起よさそうな!
- そうなんですよ。私がスタイリストデビューしたときもお祝いに靴買いましたもん。やっぱりいい靴は素敵な場所へ連れていってくれる、ですよね(笑)。
- ー近いうちに実現したい目標は?
- 引っ越すので、自分が居心地いい空間を作るってことですかね。あとはいつか『クィア・アイ』みたいなことをやりたいなって思ってるんです…!
- ー次にご紹介いただく方はどんな人ですか?
- 映画のワンシーンのような服装で素敵なんです。ストーリー性があって奥深い感じ。お客さんだったんですが最初に会ったときからおしゃれだなーと思ってました!