SANDAL 2022 SUMMER.
夏を彩る足元。最新サンダルとフットネイル提案。
あともう少しであっつい夏到来。
例外なく毎年やってくるように、新しいサンダルも毎年欲しくなるものなのです。
極論、かわいい一足に出会えればこの季節もらったようなもん。
まずはどんなデザインがあるのかを知りましょう。
せっかくなので一緒にマッチするフットネイルもご紹介。
(記事中の隠れボタンを探して、タップしてみて)
Photo_Mikito Iizuka
Styling_Ayano Nakai
Hair & Make-up_Chihiro Yamada
Model_Bebe
INDEX
-
SLIDER
-
ODD SHAPED
-
TONG
-
PVC
01 SLIDER
着脱簡単なスライダーはいろんなブランドで見かけて今年のトレンドかも。スポーティからデコラティブなものまで!
〈ラコステ〉 キャミトップ ¥9,900(ラコステお客様センター 0120-37-0202) 、〈シモーネ ワイルド〉シースルートップス ¥18,700、〈シシ ジョイア〉ネックレス ¥14,300、〈ル シック ラディカル〉リング ¥40,700(すべてフィルグ ショールーム 03-5357-8771)、〈ラインヴァンド〉パンツ ¥27,500(ラインヴァンド カスタマーサポート customer@leinwande.com)、〈ストックホルム サーフボード クラブ〉キャップ ¥12,100(エドストローム オフィス 03-6427-5901)、〈ルメール〉バック ¥127,100 (輸入関税込み・参考価格)(ファーフェッチ カスタマーサービス 050-3205-0864)ヘッドフォン スタイリスト私物
TOGA PULLA
柔と硬のコントラスト。
ふっかふかのレザーアッパーにキュートなモチーフのスタッズを面いっぱいに打ち込んで、「エッジ効かせてなんぼ」な姿勢を強く感じる〈トーガ プルラ〉のサンダル。そのお陰でフルレングスのパンツなら大体はかっこよく決まります。履き心地が楽なスライダーってカジュアルなものが多いからこそ、こういう一足は手堅く持っておきたい。KEEN
いつもと違った面立ち。
〈キーン〉といえば、みんなの大好きなモデルは「ユニーク」。あれ! でも、つま先がない! 今年はサンダル「ユニーク スライダー」にアップデートしてお目見えとなりました。いつもの肉厚なミッドソールは健在で、フェスやアウトドアシーンなど丸一日タフな日も対応可。服に合わせやすい柔らかで落ち着いたカラーも素敵。Dr. Martens
軽やかに盛りたいあなたへ!
6cmのプラットフォームソールでしっかり高さを盛りながら、地熱も反射するんじゃないかってほど眩いホワイトで統一されているから印象としては重くない。しかも、これだけのボリューム感でもソール自体は超軽量という質の高さ。やっぱり厚底って履いて背伸びした分、無条件で気分も高まりますよね。JW ANDERSON
アクセサリーを付けるような。
ビッグサイズのゴールドチェーンをアッパーにボンっとくっつけたデザインが斬新な〈JW アンダーソン〉の「チェーン ローファー スライド」、今季はそのチェーンがタイダイ柄になってさらにデコラティブに。足の甲に掛かるくらいのフレアパンツや、ロングスカートを合わせるとフットネイルと相まって足先の調子がいいんです。02 ODD SHAPED
キテレツに変形させたり、異素材を組み合わせたり。他と被りたくない人にお知らせしたい個性派サンダル。
〈コリン ロカーシオ〉メッシュトップ ¥15,300(参考価格)(リディア 03-3797-3200)、〈スドーク〉パンツ ¥30,800(スドーク customer@soduk.com)、〈ティエリー ラスリー〉サングラス ¥66,000(サンライズエージェント 03-6427-2676)、〈ジャックムス〉ベルト ¥47,100(輸入関税込み・参考価格)(ファーフェッチ カスタマーサービス 050-3205-0864)
Paloma Wool
靴にも表れる色気。
背中が大きく開いていたり、裾を絞ってチラッとお腹を見せたり。〈パロマウール〉のウェアは女性をヘルシーでかつセクシーに見せてくれるデザインの工夫が詰め込まれています。そのブランドらしい美しい肌見せのテクニックを、このレースアップのサンダルでも感じることができそう。太めのロープが裸足に映えて、交わる。CAMPER
もはや人気すぎて被ってる!
見たまんまの、まさにオッドシェイプな「コバラ」がこれほど多くの人に愛されるとは一体誰が想像したでしょうか! このグネグネなデザインに魅了された人は、きっと誰とも被りたくなくてこちらを購入したことかと思います。その気持ちは痛いほどわかる…。でも被りが気にならないくらい、これは履きやすくてかわいいんです。GANNI
相反するマッチョさ。
淡いピンクの細いレザーストラップにスワロを少々。これがミュールだったら完全に甘めな一足になってたことでしょう、でもその裏を突いてくるのが〈ガニー〉です。縦にも横にもボリューミーな黒のラバーソールを採用してゴリっと。ギャップのある人にキュンとするのと同じで、この意外性は胸熱。SENSO
夢見心地なヒール。
慣れない人はヒールを履くだけで足にかかる重力が変わるから一気に痛くなったりするんですよね。だからと言って、臆病になって挑戦したいファッションができないのは残念…。〈センソ〉のファーサンダルはストラップ部分全面がふわふわのファーだから足を通したときに気持ちよさったら!03 TONG
長い歴史で草履や下駄を履き続けてきた日本人にとって、どこか縁を感じるのがトング。
〈ナヌーシュカ〉ボディスーツ ¥34,600(輸入関税込み・参考価格)(ファーフェッチ カスタマーサービス 050-3205-0864)、〈ハクジ〉タンクトップ ¥10,780(ブランドニュース 03-3797-3673)、〈ラ フェティッシュ〉ショートパンツ ¥84,770、〈ヤンヤン〉ニット帽 ¥24,750(ともに参考価格)(ともにリディア 03-3797-3200)、〈ヴォルテージ コントロール フィルター〉アームニット ¥19,800(ヴォルテージ コントロール フィルター customer@voltagecontrolfilter.com)
UNTISHOLD
きれいに見せる勾配。
そもそもで親指と人さし指の間で鼻緒を挟むトング型は、その鼻緒が足の甲をVの字に覆って足がきれいに見えます。これに〈アンチショルド〉はさらに緩やかに傾斜をつくります。つま先も少し高さがあるので、履いててそこまでヒールを感じることはなさそう。すらっと見える足を活かしてショート丈を合わせてみては。YUME YUME
マシュマロサンダルと命名。
独創的なシルエットでいつも驚かせてくれるアムステルダムの〈ユメユメ〉。ブランド名にも由来している「夢」のなかでしか出会えない(思い付かない)ような、ファンタジーがデザインに落とし込まれています。擬音で言うなら「ぶにぶに」でマシュマロがパンッパンに詰まったようなストラップは触ってみたくなる。ISSEY MIYAKE × UNITED NUDE
ピンクに縛って。
下駄のようなデザインで和服にも合いそう。鼻緒だけでなく足首もしっかり固定されているから履いたときにしっかりホールドされそう。このデザイン性なので、ショップではかなり人気高いんだとか。足に何重も巻きついている様子が亀甲縛りのようで色気と奥ゆかしさも感じられます。Hender Scheme
シンプルなレザー遊び。
〈エンダースキーマー〉のヌメ革を毎日履いたらどれだけ気持ちいいのでしょうか。今季のサンダルはトングをベースにかかとにも柔らかいレザーのストラップがついています。シュシュのようにギャザーになった風合いも相まって、絶対靴ズレしないんだろうなと思えるほどソフトなルックス。04 PVC
フューチャリスティックでもあり、どこかレトロさもある素材。うまく取り入れたら夏は勝ちゲー。
〈ニュージアン〉ベスト ¥29,000(参考価格)(リディア 03-3797-3200)、〈スドーク〉シャツ ¥30,800(スドーク customer@soduk.com)、〈ジ エルダー ステイツマン〉ニットパンツ ¥198,000(サザビーリーグ 03-5412-1937)、〈ボーニー〉ピアス ¥36,300(エドストローム オフィス 03-6427-5901)、〈ピー ニーナ〉ネックレス ¥41,800(フィルグ ショールーム 03-5357-8771)、〈ガニー〉バック ¥40,000(参考価格)(ガニー ganni.com)、〈カラットアー〉リング ¥385,000(イセタン サローネ六本木 03-6434-7975)
Gianvito Rossi
憧れのレースアップ。
かかとの真下にある少しくびれたピンヒールとタイトめなつま先。細いレースストラップを上品に巻いたこの〈ジャンヴィト ロッシ〉のサンダル、SATCのキャリーが履いてそう。いい靴は見ているだけでもアートのようだとはまさにこの一足のことで、多少無理してでもトライしたくなる圧倒的な造形美。Melissa × Larroude
このチープさがクセになる。
フラットサンダルって麻やコルクを素材に使ったアーシーでカジュアルなものが多いけど、〈メリッサ〉の場合はぬるっとしたPVCとガムやグミのようなピンクのカラーリングがマッチして、いい方向にラバーならではのチープさが発揮。カラーを活かしたフットネイルとも相性ばっちり。By Far
歩きやすさはいかほど?
ピンヒールでもあり、厚底でもあり、スライダーでもありPVCでもある。〈バイファー〉って今回のカテゴリーすべての要素を取り入れた最強のサンダルだのかもしれません。Y2Kをいち早く取り入れたブランドですし、合わせのイメージはつきやすそうですが気になるのは歩きやすさ。履いてみましたが、これ申し分なかったです。ご安心を!Amina Muaddi
屋内外で映えまくる!
〈アミナ・モアディ〉のミュールは全面スケルトン。おサボり禁止でちゃんとネイルまで込みで足元のおしゃれを作っていきなさいと背筋が伸びるような気持ちになる一足。つま先のリボンと宮殿の柱のようなデコラティブなソールでとことんレディだから、逆説的にデニムと白Tみたいなオーセンティックな服が意外と合うかもしれませんよ?