SNEAKERS WARMUP!
わたしたちに必要なのは、寒くないスニーカー!
防寒とおしゃれを天秤にかけて、あれこれ悩んでしまうこの頃。
アウターのように足元もあったかく包み込みたいから、
シルエットや素材、ボリュームなど、いろいろな視点で
“寒くない“スニーカーを8足探してみました。
身も心も幸せになれる、心強い相棒を味方につけて!
Photo_Kaori Akita
Styling & Text_Minori Okajima[MANUSKRIPT]
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NIKE SPORTSWEAR
BLAZER MID ’77ハイカットが足首をホールド。
街でよく見かける「ブレーザー」って、実は50年も前に生まれた〈ナイキ〉にとって初めてのバスケットシューズだって知ってた? のちに「ナイキ エア フォース1」が登場するまで、多くの選手に愛用されていたレジェンド。怪我から守るハイカットや、衝撃を吸収するクッションなどの機能は、足元の暖にも繋がりそう。シルバーアクセサリーを合わせたくなるメタリックなスウッシュは限定カラー。
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CONVERSE
ALL STAR US KNEE-HIふくらはぎを包み込むニーハイ丈。
毎シーズンさまざまな色や素材、デザインが登場している「オールスター」。豊富なバリエーションで右に出るスニーカーはなし! その中で冬にぴったりな一足が、ふくらはぎを包む「オールスター US KNEE-HI」。80年代にあったアーカイブを現代的にアップデート。オールブラックはモード感もあるし、ロングブーツ感覚で取り入れてもおすすめ。スナップボタンを使って、折り返してもキュート。
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Acne Studios
Manhattanぬくもりを感じる北欧カラー。
冬は-5℃以下が当たり前なスウェーデン・ストックホルム。この地で生まれた〈アクネ ストゥディオズ〉の「マンハッタン」は、北欧ならではの優しいカラーがハイセンス。淡いクリームとブルーの組み合わせはまるで家具のような面持ちで、どこか懐かしさを彷彿とさせる。厚いフォルムは90年代のスポーツシューズを参考にしているんだって。凹凸の柄が入ったチャンキーソールも現代アートみたい!
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PUMA
DEVA BOOTS SUEDE音楽カルチャーの名品をブーツに。
差し色のピンクが効いている「デバ ブーツ スウェード」は、大人に向けた厚底スニーカー。まったく新しいモデルだけど、ルーツは〈プーマ〉で一番有名な「プーマ スウェード」。それでいてレザーの切り替えが上品で、革靴っぽくも履けそう。ループに紐を通すシューレースは簡単に緩められるから、分厚いソックスを穿いても楽ちん! 動くたびにキラキラ輝くロゴと留め具のゴールドがクール。
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NORTHWAVE
ESPRESSO爪先の冷えも安心?な厚いトゥ。
鮮やかなカラーに、ふくよかなフォルム。90年代後半にハイテクスニーカーの反動で人気を集めたイタリアのスノーブーツブランド〈ノースウェーブ〉を、あえて今履くのがおしゃれ。バギージーンズに合わせてスケーターっぽく取り入れたり、もしくはレザースカートで品よく見せても、ハズしとして良いアクセントに。当時ひっぱりだこだったPUFFYや広末涼子さんもTVや雑誌で履きこなしていたみたい!
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Reebok
FREE STYLE HIタイツとレッグウォーマーを重ねて。
80年代のエアロビブーム黎明期に誕生した「フリー スタイル」は、女性のスニーカー進出に貢献しまくった名作。映画『ワーキング・ガール』の主人公が劇中で履いたり、女優のシビル・シェパードが1985年のエミー賞授賞式に出席した際に着用したことで話題を呼んだ。当時っぽくカラータイツやレッグウォーマーを重ねたスタイルを真似っこすれば、おしゃれなだけでなく足元も温まるうれしい効果も。
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VANS × BILLY’S
V36OG BILLYSENT2021年はハラコ調のアニマル柄を。
毎年1月1日に発売する〈ヴァンズ×ビリーズ〉のめでたいコラボレーションも4回目。一番の特徴はアッパーのアシンメトリー! 2021年は、毛足が長く高級感たっぷりのアニマル柄がお目見え。毛皮をまとっているみたいで、視覚的にもあたたかく見える。ちなみにこのモデルは、みんなが好きな「オールドスクール」じゃなくて原型の「スタイル36」で、細身のシェイプがシャープな印象。
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EYTYS
HALO超厚底ソールで寒さを吹き飛ばせ!
みんな大好き〈エイティーズ〉、ブーツ派とスニーカー派に分かれるところだけど、 スポーティなアッパーと量感たっぷりなソールをミックスした「ハロ」は、両派の心をわしづかみしちゃう新定番。90年代のレトロな空気をまとっていながら、雲みたいなモコモコの厚底やスクエアトゥがナウな気分。寒い北風だってバッチリ防いでくれるよね? パンツの裾をたゆませてモードに履きこなして。