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Taipei Deep Cruise!
「THE FOUR-EYED」的、台北の最新ファッションシーン。
先日台北市内で開催された、台北ファッションウィーク(TPEFW)。
台北のファッション事情がどんな風に盛り上がっているのか気になって、
現地に訪れた「THE FOUR-EYED」の皆さんにお話を聞いてきました。
ファッションウィークのレポートに加えて、現地のおすすめショップのご紹介も!
三日間の台北ライフの濃密さが伝わるフォトギャラリーも合わせてお楽しみください。
Special Thanks_Keisuke Fujita, Maiko Shibukawa, YASU, Yuna Shibata
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高温多湿な気候に合わせたファッションが発展中!
- ー「THE FOUR-EYED」のみなさんが台北ファッションウィークに参加するのは初めてとのことですが、実際に行ってみてどんな印象でしたか?
- Fujita:四大都市や上海、東京とは全く印象が違って、ファッションウィーク自体に現地の風土や伝統工芸が色濃く出ていた気がします。台湾で頑張っているインディペンデントなブランドが目立っていて興味深かったですね。
Maiko:政府が応援しているプロジェクトなだけあって、想像していたよりも規模が大きくてびっくり。台湾自体にファッションのイメージがなかったので、街にもオシャレな子が多くて刺激がありました。 - ー勢いのあるローカルなブランドも発掘できたんでしょうか?
- Maiko:合同展で見つけた〈arc us arkus〉はエレガントですごく日本人が好きそうなブランドでした。あと台湾はシアサッカーだったり通気性の高い生地を使うブランドが多くて、高温多湿な気候の影響かな? と思ったり。
- Fujita:それはありそうだよね。デタッチャブルなデザインも多い印象で、気温に応じて袖やフードを取り外して調整できるようにしているんじゃないかな。〈arc us arkus〉はそういう機能性を上手くデザインに落とし込んでいた印象です。
Yasu:〈seivson〉は現地のセレブリティにかなり人気で、ランウェイでの拍手も一際大きくて盛り上がっていました。ランジェリー風のロングドレスだったり、日本でもこれからどんどん人気が出てくるんじゃないかと思います。
- Yuna:私は〈RAYCHUSTUDIOS〉が気になりました。3Dプリンターでカブトガニをかたどった、超軽量なトップスとか、アートに近い服が多くて。
Maiko:ヨーロッパのアートスクールでお勉強して帰ってきたデザイナーがつくってるブランド、っていう雰囲気がすごいあったよね!
- Fujita:あとは〈chiahung su〉もご紹介したいです! アトリエにお邪魔して実際にアイテムをつくっている工程を見せてもらったんだけど、オーガニックな染め物がブランドのベースになっていて。伝統的な染めの技法をつかっているみたい。
Yasu:ジャケットとか台湾の気候には合わなそうなレイヤードスタイルのルックが多いんだけど、生地自体が通気性のいいものをつかっているから重ねても暑くない仕様になってましたね。
- Yuna:それぞれのブランドに個性がありながら、共通している「台湾らしさ」はあった気がします。
ファッション感度高めなギークが集まるのは。
- ーなるほど、ありがとうございます! 台湾のファッションシーン全体で、気候に即したデザインの他に共通しているムードみたいなものは感じましたか?
- Maiko:ファッションウィークに来ていた人の服装は、四大都市や東京でもそうだけどノームコアなファッションの人ばかりでしたね。シックなブランドを身につけてる人が多かったと思います。でも、街のオシャレな子は全然そんな感じじゃなかった!
Fujita:元々うちのお店と親交のある「TRIPLE PEACOCK」と系列の「super19991232」というショップは台湾に訪れたら絶対に行ってほしいスポットなんだけど、そこに来るお客さんは本当にオシャレな子が多かったです。
- Yasu:日本のカルチャーがたくさん持ち込まれていて生まれた時から身近にあるから、アニメ好きだったり僕と同じように『FRUiTS』を読んで育ってきた子が大勢いるようです。日本のファッション好きと近い雰囲気を持ってる人が、この辺りのショップに集まっておりました。
Maiko:うちのお店に来るお客さんたちもそうですけど、ただなんとなく服が好きで、とかではなくちゃんと意思を持ってディグってる子が集まってるなっていう印象でした。
Yuna:あとはヤスさんが教えてくれた「BABY檳榔」もかなり刺激的でした。元々台湾で嗜好品として楽しまれていたビンロウという噛みタバコのようなものがあって、風俗街で人気だったものらしいんですが、その当時の雰囲気をイメージしたグッズを売っているんです。
- ーランウェイや展示会の時間以外も楽しんでいて、SNSで見ていてすごくうらやましかったです(笑)。その他に行くべき場所があったら教えてください!
- Maiko:ご飯はとにかく夜市で食べるものがなんでも美味しくて、毎夜のように訪れました。 たくさん写真を撮ったので、おすすめはフォトギャラリーでお見せします!
Yuna:屋台で食べた、麺の上にきゅうりを乗せてごまだれをかけただけの「涼麺」がベストヒットで、滞在中に3回食べました!
Fujita:「Windows53」っていうバーは、現地のオシャレな子はみんな行ってるらしい。表はシェアアトリエになっていて、インフルエンサーがアクセサリーをつくって展示したりしているスペースで2階がバーになってました。
Maiko:お酒も本当美味しかったよね〜。
PHOTO GALLERY
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ヤスガールズ”に連れられて、東京でいう六本木にあたるエリアのバーへ。野外で撮った写真に見えますが、バーにある広大なテラスなんです。(by Fujita)
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夜市にて、麺を取り分けてくれるYasuくん。(by Maiko)
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ヤスさんがおすすめしてくれた「BABY檳榔」。台湾の伝統的なセクシー檳榔ショップを現代に残す、若者達のインスタを是非チェックしてみて下さい!(by Yuna)
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「雪花冰」と呼ばれる台湾のかき氷はふわふわで美味しい! これはミルクティー味でした。(by Maiko)
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マンゴーかき氷も。食べ心地が軽いからペロっと食べられます。(by Maiko)
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ショーのフロントロウでスナップを撮っていただきました。こういう写真を撮られるのが夢だった!(笑)(by Yasu)
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「BABY檳榔」で働くセクシーなお姉さん。(by Yuna)
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この後台湾ギャルズと100杯超のショットを飲み交わすことをまだ知る由もない彼。(by Yasu)
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爆裂二日酔いで〈melted potato〉の新アトリエ訪問。(by Yasu)
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台北市内にあるレストラン「東一排骨總店」は、レトロなインテリアがオシャレでご飯も美味しい。台湾のチキンカツ「ジーパイ」がイチオシです。(by Yuna)
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夜市の至るところにサロンがあって、オープンなスペースで脱毛してました。日本ではまだあまり馴染みのない「糸脱毛」が人気みたい。(by Yuna)
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羽田空港で買ったキティちゃんバッグをプレゼント。(by Fujita)
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共通の知り合いを通じて5年以上前に知り合ったKarinちゃんとついに初対面。素晴らしいモデルさんだった。いつか一緒に仕事したい!(by Fujita)
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風土と歴史、そして人々の生活が織りなす生きた造形美。こういう狙って作れないもの好き。(by Fujita)
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こりゃいい(*^^*) (日本にもある?)(by Fujita)
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〈melted potato〉のアンバーの幼馴染カップルが経営するシークレットバーにて。みんなとにかく優しくて大好き! 店も素敵すぎる!
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海外のファッションウィークで会うといつも安心させてくれるマスイさん。(by Maiko)
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〈melted potato〉のアトリエで新作をチラ見。全部かわいくて全部欲しくなりました。(by Maiko)
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今回台北ファッションウィークに招待してくれた旧友Lienちゃん(左)と、『Chiahung Su』チームの皆さん。(by Fujita)
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昨年オープンした『Super19991232』は必ず行ってほしいショップの一つ。オーナーのピンピンはベスティです\(^o^)/(by Fujita)
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隣の座っていたマスイさんの帽子を剥ぎ取ってセルフィいたしました。「現地感ある」って? よく言われます!(by Fujita)
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これ美味しかったな〜と写真で見返すのが好き!(by Maiko)
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心躍らせてくれるもの作りができるデザイナーのアンバーはやっぱり天才だと再認識しました。(by Maiko)
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我らが〈melted potato〉の天才デザイナー、アンバー♡ ゴミ袋のドレスを着て、お茶目なこの表情!(by Fujita)
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みなさんこんにちは! 新入りのYunaです!藤田さん舞子さんをも超え会社の顔となれるよう頑張りますので、以後お見知り置きを♡(by Yasu)
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台湾ギャルズ爆チャラ。圧巻の100ショット後半戦の図。(by Yasu)
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『Chiahung Su』のアトリエを見学させていただいたときの写真。(by Fujita)
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ヴィンテージ生地を染める工程を見せてもらいました。(by Fujita)
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〈RAY CHU〉のショーにて。カブトガニを模した胸元のピースが3Dプリンターでつくられていて、非常に軽い。(by Yuna)
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