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TRAD & NERD な彼女の日常着
TRAD & NERD な彼女の日常着

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TRAD & NERD な彼女の日常着

2024.11.09

秋冬の装いを見渡せば、あのブランドのあれもこれもルーツは“トラッド”だったりする。

主に80sアメリカ&イギリスのメンズスタイルに由来する
伝統的スタイルの古きよきコッテリ感をモノにするのは力の抜き加減。

いまの感覚で、自然体に、言うなればナードに。

なんてことない日常に溶け込む、やわらかくて旬なトラディショナルスタイル。

Photo_Kai Naito (TRON management)
Styling_Yuto Inagaki (CEKAI management)
Hair&Make-up_Ryoki Shimonagata
Model_Bibi (TOKYO REBELS)
Location Cooperate_UR Agency

ラガーポロにチェックミニ。直球な当時のカレッジスタイルも、現行ブランドによるトラッドの解釈でフレッシュに映る。足元だけはオーセンティックな英国老舗のブーツを履いて。眠気をさそう秋の陽だまり、行き先なく散歩する贅沢。

〈Courrèges〉ポロシャツ ¥87,000、〈Stockholm Surfboard Club〉スカート ¥53,900 (ともにエドストローム オフィス 03-6427-5901)、〈SIMONE WILD〉ソックス ¥15,400 (フィルグショールーム 03-5357-8771)、〈CHURCH’S〉ブーツ ¥231,000(予定価格) (チャーチ クライアントサービス 0120-80-1873)、〈Baserange〉スカーフ ¥45,430 (ジュンカスタマーセンター 0120-298-133)

ウールのテーラードジャケットは一着持っていると頼もしい。ひと昔前の、きっと品のいい紳士がタイドアップして羽織っていたんだろうサイジングや風合いの妙は、例えばパジャマと合わせてもいい塩梅。肩は落ちてるくらいがいいし、シャツの襟もなりゆきでいい。

〈USED Giorgio Armani〉ジャケット ¥63,800 (キリコ 03-6712-5411)、〈VINTAGE〉 トレーナー ¥41,800 (トロ 03-6447-4147)、〈SPORTY & RICH〉シャツ ¥29,590、パンツ ¥16,610 (ともに参考価格) (ザ ウォール ショールーム 050-3802-5577)、〈NOWHOW STUDIO〉バッグ ¥74,800 (ジュンカスタマーセンター 0120-298-133) 、その他スタイリスト私物

トータルでのシェイプがモダンなら、とことんトラッドを装うのもいい。ダブルフェイスのタータンチェックジャケットにタッターソールチェックのシャツ。出身国を同じくした異なる時代生まれの両ブランドによる伝統的チェックを重ねて、ニットタイで仕上げ。トラッド玄人な首元がマニッシュに効く、ニュー・トラディショナル。

〈Meryll Rogge〉ジャケット ¥415,800 (フェアンヴェー info@fernweh-tokio.com)、〈USED Aquasports Aquascutum〉シャツ ¥25,300 (キリコ 03-6712-5411)、〈USED〉スカート ¥14,300 (ジャンティーク 03-5704-8188)、〈FUMIKA_UCHIDA〉シューズ ¥97,900 (クリフ 03-5844-6152)、〈CORDINGS〉ネクタイ ¥24,200 (真下商事 03-6412-7081)、タイツ スタイリスト私物

王道トラッドなトレンチを羽織るなら、ヨーロッパ生まれのブランドたちらしいクリーンなニュアンスカラーと、だらりと巻いたスカーフやシャツで軽やかな脱力感を狙ってみる。たっぷりな身ごろがゆらゆら揺れるコートの裾を追いかけながら歩く、スローな昼下がり。

〈Carven〉コート ¥420,000 (参考価格) (アイシーシーエフ ジャパン 03-6812-9861)、〈USED〉トレーナー ¥18,700 (ルイク 03-5712-3520)、〈USED〉腰に巻いたシャツ ¥12,100 (フロント11201 info@front11201.com )、〈BIRKENSTOCK〉サンダル ¥23,100(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス 0476-50-2626)、〈WALES BONNER〉キャップ ¥36,300 (ジャックポット http://store.jackpot1994.com)、その他スタイリスト私物

着心地のいいゆるやかな温もりを全身に重ねたオールニットな装い。引き締め役にはトラッドスタイルの大定番であるローファーを。ちなみに名前の由来は英語で“怠けもの”。楽に脱ぎ履きできるから。まさにナードなトラッド。

〈JOHN SMEDLEY〉カーディガン ¥61,600 (リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、〈AURALEE〉ハイネックセーター ¥37,400(オーラリー 03-6427-7141)、〈Ernie Palo〉中に着たハイネックセーター ¥36,300 (ジュンカスタマーセンター 0120-298-133) 、〈BAUM UND PFERGARTEN〉スカート ¥50,600 (S&T 03-4530-3241)、〈VINTAGE〉中に履いたパンツ ¥35,200 (トロ 03-6447-4147)、〈J.M. WESTON〉シューズ ¥151,800 (ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)、〈NOWHOW STUDIO〉ベルト ¥44,000 (ジュンカスタマーセンター 0120-298-133)、〈TOAST〉グローブ ¥11,000 (ニド/デューン 03-5784-5448)

コンパクトなトップスとアームカバーに落とし込まれたアーガイルチェック。スコットランドの名家が作った歴史あるパターンのグッドガールなムードを、穿き込んだワークパンツのいなたさでラフに振る。なめらかなカシミアと、代えがたい愛着の心地よさに包まれて。

〈FUMIKA_UCHIDA〉トップス ¥52,800、アームカバー ¥30,800 (ともにクリフ 03-5844-6152)、〈USED Carhartt〉パンツ ¥16,500 (ルイク 03-5712-3520)、〈 FALKE〉ソックス スタイリスト私物

芝生を見つけたら無条件に湧き上がってくる寝転がりたさ。そんな衝動を歓迎してくれるデニムのセットアップはルーズすぎるくらいのフィッティングが気分。カレッジ風味なボーダーマフラーのポップさと相まったカジュアルな印象は、華奢なインナーとポインテッドトゥの甘辛なフェミニニティで調整を。

〈WALES BONNER〉ジャケット ¥129,800、ショーツ ¥93,500 (ともにジャックポット http://store.jackpot1994.com)、〈TOAST〉カーディガン ¥48,400 (ニド/デューン 03-5784-5448)、〈FUMIKA_UCHIDA〉トップス ¥37,400 (クリフ 03-5844-6152)、〈KATIM〉シューズ ¥51,700 (カチム info@katim.sc)、〈Schiesser〉ストール、タイツ ともにスタイリスト私物