世界中のサブカルチャーを結びつけるDIYスピリットを核に、新しい世代へ向けて発信していく〈マーク ジェイコブス（MARC JACOBS）〉の新しいコレクション〈ヘブン バイ マーク ジェイコブス（Heaven by Marc Jacobs）〉が登場。9月9日（水）の世界展開に先駆けて、日本では9月1日（火）から発売開始しています。

性別を問わず展開されるこのラインのテーマは、少年の心を持った少女とその逆やどちらにも属さないひとなど、過去30年間に渡りマーク・ジェイコブスの世界を作り上げてきたさまざまな表情を持つキャラクターたち。まさに新時代を象徴するようなポリセクシュアル（多性愛）なコレクションに仕上がり、老若男女誰しもが気軽に楽しめるようなポップなアイテムが揃っています。

まずはマーク直々の依頼によりライアン・マッギンレーが撮りおろしたというルックイメージからどうぞご覧あれ。写真全体に漂う型にはまらない自由な雰囲気はまさに「ヘブン」のスピリットそのものを表しています。

そんな世界中のカルチャーを繋げるこの新しいプロジェクトを形作るにあたり、重要な役割を担っているのがコラボレーターの存在なのですが、その面々がまたかなり豪華でして…。ガールフイナムにも度々登場するDJコレクティブCYKとも所縁のあるオーストラリア出身DJ&アーティストコレクティブのPELVISや、LA出身のペインティング・スカルプチャーアーティストのアレイク・シリングなどその他さまざまな方面で活躍するアーティストに加え、数多くのクィア映画名作を生み出してきた映画監督グレッグ・アラキの作品「Totally F***ed Up」からグラフィックとビジュアルを切り取りアイテムに使用していたり。

ハイブランドに位置する世界的なブランドがここまでローカルなカルチャーに踏み込んだコラボレーションを実現したということが本当にかっこよくって、胸が熱いです。それは普段から年齢性別ジャンル知名度問わずさまざまなクリエイターと関わりリスペクトを示してきたマークだから成し得たことなんでしょうし、今回の新ライン発表からはそんな彼の意思が強く感じられました。

発売されるのは、 Tシャツ、パーカー、ドレス、ニットベスト、セーター、バッグ、ホームグッズ、そしてアクセサリーなど。価格帯も4,500円から57,000円と、比較的抑えめなので若い世代でも手の届きやすいコレクションとなってます。これからも、どんどん新しいコンテンツが発表されていくようなので、それらも楽しみです！ 今後出てくるニュースにもぜひご注目してみてください。