日々の暮らしに欠かせないものって誰しもあると思います。わたくし、この度そういう「毎日のお守り的な存在」にCBDグッズが仲間入りしました。

以前からガールフイナムで何度かCBDについて紹介させてもらったし編集部もみんな好きだけど、「コーヒーなどカフェインと一緒に飲んでいいの？」とか「飲むとすぐ寝ちゃう」などいろんな噂がとびかっていて正直よくわからない…。まわりの人のなかには「そもそも大麻でしょ？ 大丈夫なの？」という声も。

そういう疑問を解決すべく、遡ること3ヵ月ほど前、鎌倉山にオープンした「ENDOCA（COFFEE）SHOP」に遊びに行ってきました。世界初の旗艦店なうえに、知ってる人はクスリと笑ってしまうショップ名。しかもこの日はエンドカジャパン・ディレクターの松本敏さんにお会いできたので、いろんな質問をぶつけてみました！

鎌倉駅からバスに揺られること10分ちょっと。鎌倉山の桜並木の途中にある一軒家が「ENDOCA（COFFEE）SHOP」。完全予約制なので、必ずアポイントを取ってから訪れましょう。洋館のようなお店でテンションあがります！

中に入るとズラリ、〈エンドカ（ENDOCA）〉のグッズがズラリ。オイルから、なかには何に使うかよくわからないものも…。早速いろいろ松本さんに聞いていきましょう。

ーはじめまして！ いろいろわからないのでCBDについて教えてください。

「はい、なんでも聞いてください」

ーまずはお店が完全予約制っていうのが驚きでした！

「CBDは医療機関で扱われるくらい、メディカルなアイテムにもなり得るので、対面式でヒアリングしながら直接伝えることが本当に大切なんです。CBDは人によって効き方が全然違うもの。オイルで言うと1滴でリラックスを感じる人から、たくさんの量を飲んでもいまいち変化がわからない人もいます。お客様の問題や生活習慣をヒアリングしつつ、CBDの魅力をお伝えできればと思いこの形にしました。そもそも〈エンドカ〉の創設者は遺伝子学者なんですよ」

ーへー！ なるほど。〈エンドカ〉はCBDグッズの先駆者というイメージがありますよね。どうやってブランドが始まったのでしょうか。

「CEOのヘンリー･ヴィンセンティはデンマーク出身で、HIV患者の延命治療に従事していました。ただHIVはもちろん、薬の副作用に苦しむ人々をアフリカで目の当たりにしショックを受け、副作用のない自然薬の研究のため世界中を旅したんです。そこでヘンプの成分であるCBDに出会い、2010年に〈エンドカ〉というブランドを設立しました。いまでは百貨店やデパートなどの一般流通だけでなく、医療機関へも製品を提供しています」

ー松本さんが〈エンドカ〉を知ったきっかけは？

「もともとファッション業界にいて、コレクションのために日本とヨーロッパを往復する日々を送っていたのですが。激務すぎて自律神経を崩してしまい、身体の機能という機能が壊れてしまったんです。呼吸はうまくできないし、目に入る光の調節はできないうえに、腸もおかしくなって食事もとれなくて…。そんななか友人にスリランカのアーユルヴェーダを紹介されて、現地で１ヶ月ほど薬草漬けになる生活を経てかなり回復したのですが。日本に帰ってきたらまた悪くなってしまって…。そこから世界中の自然治癒について勉強して、〈エンドカ〉を知りました」

ーすごい熱量ですね！

「そうですね。藁にもすがる思いでした。はじめて〈エンドカ〉のCBDオイルを口にしたときのことはいまでも覚えています。バラバラだった心身のバランスが整ってまるで子供の頃のような、緊張感のない人間本来の状態に戻った感じがしました。世界中のCBDオイルを試した後で、いちばんいいと思った〈エンドカ〉に魅力を感じてデンマークにいるオーナーのヘンリーに会いに行ったんですよ。商品はもちろんですが、彼の生き方やビジネスの仕方がかっこいいんですよね。農場は効率的に作られているし、ラボもすごくミニマルで“LESS IS MORE（少ないほうが豊かである）”精神なんですよね。頭が柔らかくて科学者というよりはデザイナーに近い感じです」

ーCBDはまったくもって初心者なのですが、結局どのように私たち体や心に働きかけてくれるものなんでしょうか。

「いちばんは身体と心をリバランスしてくれることです。多くの人はリラックス感とちょっとした集中力を感じます。肩の力は抜けつつも、ノイズのないいわゆる“整った”状態にしてくれます」

ーどう使うのがおすすめですか？

「まずはストレスを感じたタイミングで取り入れてみるのはいかがでしょうか。日中に使いやすいのはオイルですね。舌下に垂らすと1〜5分で粘膜に吸収され、人によってはすぐにリラックスできる人もいます。第二波的な山が1時間後、ピークが2時間後でしょうか。もちろん個人差があるので、どれくらいの濃度のものを何滴摂取すると心地いいのか、どう使うと自分のリラックス感や集中力が高まるのかを探っていくのがいいと思います」

ーなるほど、勝手に夜に使う人が多いんだと思っていました。

「もちろん夜、熟睡するために使っている人も多いです。寝ていても途中で起きてしまう、寝つきが悪いなどはオイルもいいですが、〈エンドカ〉のカプセルをオススメしています。カプセルタイプだと腸まで届くので、効きが長いんですよ」

ーちなみにオイルやカプセル以外のグッズもあるんですか？

「実はCBDって皮膚に塗ってもリラックス感が味わえるという、外からも中からもその力を感じられる珍しいものなんですよ。〈エンドカ〉ではボディバターとバームを出しています。ボディバターは肩こりや腰痛に使っている人が多いですね。バームは例えばニキビややけどに塗るなど炎症に使ったり、単に保湿で使う人もいます」

ーなるほどです。まずはいろいろ使って試してみます！

「まずは1週間、生活に取り入れてみてください。日本ではヘンプ製品に対して抵抗感のある人もいますが、THCという日本では違法の成分は取り除かれていますし、海外ではもはや文化の一部になっていますから。2030年までには塩やコショウと同じように、CBDが当たり前に食卓に並ぶようになることが私たちの目標です」

ということでCBDの知識を身につけ、いろんな種類を使ってみて3ヵ月経ちました。個人的によかったものをレポしていきます！

まずはこれ！ 〈エンドカ〉カプセルヘンプオイル 300mg CBDです。これはもう絶対欠かせないものになってしまいました。お恥ずかしのですが寝起きがめちゃくちゃ悪くていつも3度寝、ひどいときは5分おきに設定している目覚ましを全部切って5度寝とかするタイプ。休日も平均14時までベッドでウダウダしているのですが、このカプセルを飲み始めてこれまで体験したことのないすっきした起床でして。基本的に8時に起きるというサイクルができました。長年の悩みだったので本当に感激…！ 寝る前に1錠飲んでそのまま朝までぐっすりです。ちなみに2ボトル開けた後、「カプセルの効果ではなく、単に起きられる年齢になったのでは？」と思って飲まずに2週間過ごしてみたらまったくもってスッキリ目覚められず（笑）。すぐにリピ買いしました。

お次はこれ！ お風呂上がりに肩に塗りたくっている〈エンドカ〉 ヘンプボディバター 450mg CBD。シアバターとカカオバター、ココナッツオイルにヘンプシードオイルを配合。オーガニックの原料のみを使っている贅沢なボディバターは、肌を通じて筋膜や筋力まで届いてふわっと軽い心地にしてくれます。刺激がないから塗って1,2時間で「あ、ほぐれた」って感じるやさしい労り感が素晴らしい。ただ、チョコみたいな香りでおなかが減るので注意（笑）。

夜は化粧水、乳液の後に〈エンドカ〉 ヘンプサルヴ 750mg CBDを重ねています。ビーワックスがベースで、ちゃんと肌に塗った感があるのがいい。もともと毛穴が詰まりがちで、肌が揺らぐ時期はマスクの下が火山のような吹き出物のオンパレードなのですが（泣）。オールナチュラルのサルヴなら安心して乗せられるので重宝しています。

という感じで周りから「CBD大使」と呼ばれるほどにハマってしまいました。上のグッズの他、日中会社にいるときは出社したタイミングと15時ごろに2回CBDオイルを摂取しています。なにがいいって常にリラックスできているので基本的にずっと機嫌がいいのが最高！ 人の言動が気になってしまうのって自分の状態が原因だったりすると思うのですが、ここ3ヵ月は理不尽にムカムカしたりってのがない気がします。自分はもちろん、周りの人にもいい影響を与えるCBD。最初に詳しくお話を聞けたのが本当によかったので、気になる人はアポイントを取って「ENDOCA（COFFEE）SHOP」に行ってみてください！