去年もこの企画でみっちりレポートしましたが、大きな盛り上がりを見せた全館を巻き込んでのアートの祭典、今年も「SHIBUYA PARCO ART WEEK 2021」と冠して開催されます！ 本日からの17日間で秋いちばんのアート体験をしませんか？

ラインナップが気になる方へ、ガールフイナム的おすすめの展示を以下にてご紹介します！ 特設サイトはこちら。

イベントのキーヴィジュアルも手がけたフランス人のイラストレーター、ジャン・ジュリアンの展示が、4F「PARCO MUSEUM TOKYO」と2F「NANZUKA 2G」にて開催。『PAPER PEOPLE』と題されたインスタレーションは「PARCO MUSEUM TOKYO」で見ることができます。ペラペラの紙状のアーティストが、創作活動を行う様相を表しているんですって。日本の漫画文化にも造詣の深いジュリアンならではの、コミカルでユーモアに満ちた感性を本展の幹として持ち込みながら、何気ない日常の素晴らしさを再認識させる美しい情景を描き出しています。

「NANZUKA 2G」で開催される新作個展『POCKET PARENTS』は、近日中に特集でもレポートするので、内容はお楽しみに…。ストーリーズでもチラ見せしちゃおうかな。

公の場に一切登場せず、撮影も対面インタビューにも応じないマルタンによる“マルタン期”がどうだったのかを追うドキュメンターリー映画「『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』Martin Margiela: In His Own Words」が会期に合わせて「ホワイト シネクイント」で公開されます。

B1Fの「ギャラリー X」では、期間中にふたつの企画を実施！ 前半はフォトグラファーの柿本ケンサクさんの展覧会、後半は2020年から渋谷PARCOの新しいカルチャーフェスティバル「POND」に参加し、空間デザインや什器製作を手掛けている「物百」 とイラストレーター・くらちなつきの展示会が開催されます。

入り口が外側からなので注意！ 1Fの「カミングスーン」では、ラストレーター&アーティストの大河紀の個展『GOOD BOY,もっと酔い』が開催され、“酔い”ってことで祖師ヶ谷大蔵のクラフトビールショップ「ライオットビアー」とのコラボビールがゲットできます！ イラストがかわいいのでこれは欲しい！

「H.P.DECO アート感のある暮らし」では、刺繍アーティストのma.macaronさんによるハンドメイド刺繍作品が並びます。架空のホテルにあるものをコンセプトに、素敵なインテリアやアート、こだわりのオブジェ、装飾フレームのなかから飛び出す美しい花や動植物などがお目見えです。

3Fの「パメオポーズ」では、フォトグラファー菅野恒平さんがニューヨーク在住中に撮りためたユース感溢れる写真を展示しています。クィアでアンダーグラウンドシーンのどこか危険な香りの漂うパワフルな作品はいま見るといい意味で力がみなぎってきます！

先日のこの記事で最高なファッションシュートを撮影してくださった写真家の小見山俊さんがこの会期中に個展『風が応える』を開催します！ 何気ない日常のなかに潜むかけがえのない瞬間を捉えたもののように見えますが、小見山さん自身が本展のコンセプトとして記した「凍結した時間の結晶である写真たちに、もう一度動きを吹き込む。生地にプリントされた写真が、風通しの良い場所で揺れ動く。まるで、思い出がもう一度息を吹き返していくように。」という言葉通り深く刺さる内容になっているとのこと。こちらは後日特集記事にてご本人にも直撃しつつ、しっかりめにレポートします！

最後に！ もっとアートウィークを楽しみたいなら「ART PASSPORT」をゲットしましょう◎。対象店舗で入場チケットまたは商品を買うともらうことができ、それを他の店舗にて提示すると、割引やノベルティがもらえたり、何かとお得なサービスが受けられるそうです。

もりもりすぎてご紹介しきれないのですが、近日中にレポート記事もアップするのでSNSと合わせて様子はチェックしてみてください。