男性ポートレートをライフワークとし、ファッションや広告など幅広いフィールドで活躍するフォトグラファー本多 晃氏。その初の個展「Jubilee」が南青山のギャラリー「5610」にて開催されます。個展のタイトルである「Jubilee」の意味は”歓喜の時”。分断と閉塞感漂う社会において、何気ない光景を普遍的な喜びの瞬間へと昇華しようとする意志が込められているのだそう。

モデルは、本多氏がスカウトした様々な国籍の青年たち。思春期真っ只中の彼らをユーモラスに、時にリリカルに捉えた作品たちは、ポストフェミニズム時代の新たな男性像ともいえます。

今回の展示では80年代の青春ムービーやポップミュージックから影響を受けた、カラフルでシアトリカルな新作を含む70点超の作品を発表します。目まぐるしく変化する社会や生活になんだかどんよりした気持ちになる時もありますが、ハッピーになるきっかけは案外近くにあるのかも？ そんなことを気付かせてくれそうな作品が展示されるのは、10月1日から一週間の開催です。

初日にはコーヒーショップ「Hoop」の自家焙煎コーヒの提供もあるとのこと。せっかくならば、ぜひ初日に足を運んでみてはいかがでしょうか。