「季節を選ばず着心地の良いものをシンプルにまとう」をコンセプトにローンチしたばかりの〈アマル（A.MARU）〉。デビューコレクションは、無地のTシャツとタンクトップの2型のみですが、驚くべきはそのすべてがワンサイズ展開であるという点。でもディレクターがブランドにかける思いや、プロダクトへのこだわりを知ると、そのミニマムさも納得なんです。

　
Tシャツやタンクトップって、シンプルだからこそシルエットや素材感が大切なアイテム。既製品を購入するたびに「もう少しこうだったらいいのに。」と思うことが多かったというディレクターの中井 藍さんが、どんな人にもフィットするようにという願いを込めた〈アマル〉のプロダクトは、生地の伸縮性が最大の特徴。ハイゲージで編まれたリブ素材を一度洗ってから製品化することで叶う柔らかさで、身体にそっとなじみます。

　
すべての身体に寄り添うことができる柔らかい生地を追求したことでワンサイズでの展開が可能に。ファッション業界は世界で2番目に廃棄物の多い産業ですが、こういった工夫とこだわりで無駄をなくせるんだと改めて気付かされます。

　
厚手の生地だから素肌に着てもさまになるところもうれしい！ これからの季節はルックのようにデニムに合わせてさらっと一枚で着て、ヘルシーなスタイリングを楽しみたいですよね。通常はWEBのみの取り扱いですが、6月25日と6月26日の2日間、下北沢の「Mu.」という古着屋でポップアップもするようなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。