もとは旅行鞄専門店としてスタートを切った〈ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）〉。ブランドの原点にあるのは、旅へのリスペクトとスーツケースです。そんな〈ルイ・ヴィトン〉から、古きよき伝統を前面に押し出した新作バッグ「GO-14」が登場。詳しいことは後述しますが、結論を言うとこれは、ブランドのルーツを詰め込んだ “小さなトランク” です。

〈ルイ・ヴィトン〉の初期のスーツケースを象徴するものといえば、ブランド名の「L」と「V」の字を重ね合わせたモノグラム。そしてふたを開けると内側に施されている、ひし型の格子模様です。これは中に入れた荷物を傷つけないためのクッション的役割を担うものですが、見ての通り「GO-14」はそこからインスピレーションを受け、これまで内にあったシンボルを外へ大胆にアピールしたデザインになっています。

そして使い勝手もいい。今回の新作は、そのときの気分に合わせて持ち方を変えることができる優れもの。付属のチェーンでショルダーとしてもボディクロスとしても使えるほか、チェーンを2重にして腕にかけたり手持ちにすることができます。“旅のお供” とは、まさにこのことではないでしょうか。

ブランドのルーツを辿ると見えてくる「GO-14」の魅力。収納力もいいと聞いているし、必要な荷物だけじゃなく、その日の思い出もたくさん詰め込むことができそうです。