〈アディダス オリジナルス（adidas Originals）〉を代表するシューズ「SUPERSTAR」は、もとはバスケットボールシューズとして誕生したというのは誰もがよく知る話。機能性に優れていたことから多くのNBAプレイヤーたちが愛用していたという70年代、かの有名なヒップホップグループ「RUN D.M.C」が『My Adidas』なんて歌を歌っちゃうくらいストリートで人気を博した80年代を経て現在に至るわけですが、シューズのつま先部分に施された貝殻のようなデザインは発売当初から変わりなく続くものです。「SUPERSTAR」と言えばシェルトゥ。それはもはやアイデンティティ。今度の新作「ADIFOM SST BOOTS」は、そんな象徴的なデザインを引き継いでいます。

一見してレインシューズとしても活躍しそうなブーツです。プラスチック廃棄物をなくす取り組みの一環として、素材の一部にはサトウキビが使用されています。サトウキビというのは石油などの非再生資源に代わり、適切な管理や処理を行えば永久的に使うことができる再生可能な資源として近年注目されています。つまりは持続可能な社会を実現するための新作、そんな社会を歩むための一足。蓋を開けてみると、そんな奥深さが詰まっているのが「ADIFOM SST BOOTS」なのです。

アイコニックなデザインを継承しつつ、地球環境への配慮も怠らない。そんなシューズを履いてこそ、地に足をつけて前向きな日々を過ごせる気がします。