いまグレース・アルホムの名をきいてピンと来ないのはまずいのです。だって、10代の頃にライアン・マッギンレーのアシスタントを務め、被写体に対して超ピュアに向き合った彼女しか捉えることができないNYのユース像を鮮烈にリアルに写し出す。そして〈シュプリーム（Supreme）〉や〈コールミーナインワンセブン（Call Me 917）〉をはじめとする数多くの気鋭ブランドのルックを手がけるほどファッションシーンでも広く愛されている若き写真家なのだから。

そんな彼女が写真を撮り始めた10代の頃に日常的に利用していたアメリカのドラッグストアでの現像サービスに対するオマージュを込めた4×6サイズの写真を「SALT AND PEPPER」で販売します。また、NYの「Dashwood Books」よりリリースされたZINE『MUSIC FOR MY EYES』に収録されているスケーター、ベアトリス・ドモンドのポートレートをプリントしたTシャツと同じく〈ヴァイナルアーカイブ（VAINL ARCHIVE）〉×〈フルーツ オブ ザ ルーム（Fruit of the Loom）〉のボディを使用したフーディも販売されるそうです。

イベント初日である本日はグレース本人も在廊しているので、行ける人は今夜行くのが断然オススメ。