南沙良と出口夏希、エネルギーあふれる“不適切な青春”
南沙良と出口夏希、エネルギーあふれる“不適切な青春” 南沙良と出口夏希、エネルギーあふれる“不適切な青春”

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南沙良と出口夏希、エネルギーあふれる“不適切な青春”

2026.01.04

1月16日(金)公開の映画『万事快調<オール・グリーンズ>』でW主演を務める南沙良さんと出口夏希さん。
女子高生同士の友情を描いた爽やかな学園ドラマ……かと思いきや、
“あるモノ”を手にすることで始まるとっても危険な青春群像劇なのです。
本作の見どころから自然体な姿が垣間見えるお二人の関係性まで、たっぷりお伺いしました。

Photography: Kentaro Otsuka

ー本作は、いわゆる“学園モノ”とはまた違ったセンセーショナルな作品です。脚本を読んでみてどういった印象を持ちましたか?
南:私は原作と脚本、どちらも読ませていただいたんですが、原作の方は疾走感もあるし、本当にサブカルチャー愛にあふれた作品だなという印象でした。キレのいい皮肉というか、悪口みたいなものがたくさんあってすごくおもしろかったし、テンポ感のよさをお芝居でも表現できたら、と思って臨みました。
出口:脚本を読んだときから、演じられることがすごく楽しみでした。キラキラしているだけじゃない学生像だったので、今まで挑戦したことのないような初めてのキャラクターでした。
ーお二人ともダークな一面の多い役どころだったかと思いますが、共感できる部分はありましたか?
南:そうですね、私はあそこまで卑屈ではないんですけど、演じた「朴 秀美」は行き場のない怒りややるせなさみたいなものをすごく抱えている女の子、という印象があって。そんなどこにも行けないような気持ちは私も日々生活している中で感じることがあるので、そういったところは共感できる部分かなと思ってお芝居しました。
出口:撮影しているときはあまり共感という部分では考えていなかったのですが……、いま考えてみると、似ている部分もあるかもしれないですね。表では明るく振る舞っているようなところとか。あんなに重いものを抱えているわけではないですけど、人それぞれ悩みはあると思うので、みんなこういう一面を持っているんじゃないかなと思います。
ー今回の作品では同世代の方との共演も多かったかと思いますが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
出口:劇中と似たような雰囲気で、3人(南、出口、吉田美月喜)ともすごくマイペースで。話したいときに話して、寝たいときは寝て、食べたいときは食べて、みたいな自由でいられる感じでした。
ー作品に入る前に、距離感の取り方などは意識しましたか?
南:そこまで深くは考えていなかったですね。実際に会ってみて、ミーティングして、現場にいて、みんながマイペースだから気を使わなくてよくて。
出口:たしかに。居心地がよかった。
ーそういった自然な空気感は素敵ですね。劇中でもそんな雰囲気を感じ取れたのですが、お芝居はしっかり台本通り、という感じでしたか?
南:いや、基本自由でしたね。監督もけっこう自由に演じさせてくれて。
出口:台本に書いてないことも多かったですね(笑)。自由にさせてくれる空気感を作ってくださったんです。
ーいちばん印象に残っているシーンを教えてください。
南:これは2人とも一緒ですね。
出口:うん、そうだね。
南:「オール・グリーンズ」を結成することが決まって、タイトルが入るシーン。「これが私たちの第二部なんだ」って走り出すところですかね。あそこはすごくかっこいいなと思います。
出口:風を切って走ってました!
南:走ってたね。
出口:夜中に(笑)。
ー挙げてくださったシーンももちろんですけど、作品全体を通して、エネルギッシュなシーンがとても多かったなと。演じられてみて、ここはエネルギーを使ったな、という部分はありますか?
南:エネルギーは常に使っていましたね。みんなエネルギーを秘めている方たちだから、それをどれだけ溜められるか、というのは意識していたと思います。
ー実際に完成した作品を観たときに感じたことを教えてください。
南:出演者のみなさんがすごく素敵だったなって純粋に思いました。全員が役割を全うしているというか。それはいいバランスだなと。あと、タイトルが入ってからテンポが早くなったのもよかったです。
出口:私もテンポ感が好きでした。監督もたぶんいちばんこだわってたんじゃないかな。
ー“こんな青春時代を過ごしてみたかった”という憧れはありますか?
南:かなりあります! お仕事もあってあまり学生らしい生活を送れなかったので、ありきたりですけど制服のままどこかに出かけるとか、なにか食べながら帰るとか、友達と一緒に通学するとか、すごく憧れてましたね。
出口:私はそれ全部やってたかも!(笑)
南:いいなあ。
出口:体育祭も全力で1位を取りに行ったりとか、学校の帰りにタピオカ飲んでプリクラ撮って、原宿行って……。
南:やば! 超JK!(笑)
出口:そうなの(笑)。JKを楽しんでましたね。

INFORMATION

『万事快調<オール・グリーンズ>』

ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美 (南沙良)は、地元のビートメーカー佐藤(金子大地)の家で“あるモノ”を手に入れる。 その出来事をきっかけに、スクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅(出口夏希)、同級生で漫画に詳しい毒舌キャラ岩隈真子(吉田美月喜)とともに、同好会「オール・グリーンズ」を結成し、一攫千金を狙い禁断の課外活動を始める。当時21歳の現役大学生による衝撃のデビュー作として話題になった原作を元にした、危険な青春群像劇。

配給:カルチュア・パブリッシャーズ
1月16日(金)よりロードショー
©2026「万事快調」製作委員会
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