Girls Just Want To Have Fun!

BEAN TO BAR for Valentine

バレンタインは”ビーントゥーバー”を巡って!
Photo_Ari Takagi
ENGLISH

気になってる彼、または恋人と、
今年のバレンタインデートはどこに行く?
じわじわ話題のビーントゥーバーチョコレート店で、
イートインできる5軒を紹介!

ビーントゥーバーって?

世界中から豆を買い付けて、選別や焙煎からパッケージの包装にいたるまで、すべての工程をお店で行う”製法”のこと。実はチョコレートも、コーヒーやワインと同じように季節やその年の環境によって豆の質が変化するんです。そのときにしか仕入れることができないカカオ豆を使った、新鮮なビーントゥーバーチョコレートが味わえるショップを紹介します!

ストリート系の彼と行きたい、サンフランシスコ発祥の味。

By DANDELION CHOCOLATE

サンフランシスコ発のチョコレートショップは、クリエイティブな創設者が「100年以上前から作られていた本来のチョコレートの製造法を、自分たちで再現したい!」と、始めたお店。日本1号店に選んだのは数ある東京の街の中でも本店と似た空気を持つ、職人の街「蔵前」。近所のお茶屋さん〈NAKAMURA TEA LIFE STORE(ナカムラ ティーライフ ストア)〉のほうじ茶を使った商品「クラマエホットチョコレート」は、チョコレートと日本の和のMIX感がいい塩梅ですね。

カフェからファクトリーが一体型になっている開放的な店内。このお店で働いてるのは、クリエイティブ精神のある20〜30代の若いスタッフ。2Fで行われるワークショップに彼と参加してみるのも楽しそう。

インスタでよく目にする人気商品といえば「ブラウニーバイトフライト」(¥630+TAX)。もし彼がビーントゥーバーチョコレートが初めてなら、3種類のカカオ豆でつくったブラウニーを食べ比べしてみて。小麦粉が入っているから、タブレット(チョコレートバー)よりも食べやすいんです。

Dandelion Chocolate, Factory & Cafe Kuramae
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
111-0051 東京都台東区蔵前4-14-6
03-5833-7270
10:00〜20:00 (Last order 19:30)
不定休
https://dandelionchocolate.jp/

ゆっくりと味わいたい、香り豊かなチョコレート。

By green bean to bar CHOCOLATE

すべての工程に時間をかけて、カカオ本来の味やアロマを引き出すことを大切にしている〈グリーン・ビーン・トゥ・バー・チョコレート(green bean to bar CHOCOLATE)〉。個性的な豆を取り扱っているのが特徴です。例えば、ペルー産のカカオ豆でつくった新作のタブレット「アルパカ」は、口に含むとまず苦味があって、次に清涼系のハーブが香り、最後に繊細なフローラルの香りに変化。このお店のチョコは、ひと言で”何味”と語れません。個性的な「アルパカ」を使った新作のケーキ「マラノン(¥750+TAX)」がいまのイチ押しです! サイドのパリッと食感のチョコレートと、中のチョコレートムースやガナッシュのふわっと感の組み合わせがたまらないんです。

最近はものづくりに興味がある若い方々が、製造の様子が見やすいカウンタースペースで、チョコづくりを何時間も眺めるていることも多いんだとか。

いま工房でつくっているのはバレンタイン限定のチョコレート「ベリーラブ/ボンボンチョコレート」(4つ入り¥1,800+TAX)。写真の青のボンボンは”出会い”を、ボックスにセットで入っている赤のボンボンは”愛が実るまで”をイメージ。ラムやウィスキーなどのお酒で香り付けした大人の味わいです。

green bean to bar CHOCOLATE
グリーン・ビーン・トゥ・バー・チョコレート
153-0042 東京都目黒区青葉台2−16−11
03-5728-6421
11:00〜21:00
水曜定休
http://greenchocolate.jp/

彼が好きなお酒やコーヒーにぴったりなチョコを見つけて。

By Minimal

自分たちで世界各国へ足を運んで、カカオ豆選びを行っている〈ミニマル(Minimal)〉。昨年の世界最優秀のチョコレートを決めるインターナショナルチョコレートアワードの品評会にて、アジア・アメリカ部門のビーントゥーバーチョコレート専門店で初の金賞を受賞! このお店のタブレットは、カカオ豆のザクザク感をあえて残しているのが特徴です。 賞をとった「フルーティー・ベリー・ライク(ベトナム産)」(¥1,200+TAX)は、噛んだ時にカシスのようなジューシーな味がふわっと広がります。香料やフルーツが一切入っていないのに、驚くほどフルーティな味で、ハッピーなバレンタインにもってこい!

彼と一緒にイートインスペースで休憩するなら、「チョコタブレット&コーヒーセット」(¥371+TAX)がとくにおすすめ(現在は平日限定)。スタッフイチ押しの「丸山珈琲」のスペシャリティコーヒーと〈ミニマル〉チョコレートのペアリングセットを楽しめます。 チョコ=おやつではなく、コーヒーやワインなど、ドリンクと合わせて”嗜好品”として楽むのがこのお店の意向。

いままでにないコラボレーションも魅力のひとつ。去年はアプリをかざすだけで音楽が聞けるパッケージ展開や、今年はバレンタイン限定でキリンビールさんとコラボ商品をつくりました。これからも新たなコラボや取り組みを考えているとのことで、そちらも楽しみです!

Minimal
ミニマル
151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9
03-6322-9998
11:30〜19:00
定休なし
http://mini-mal.tokyo/

世界中のタブレットからお気に入りの1枚を探して。

By CACAO STORE

チョコ好きのオーナーの「ビーントゥーバーのお店をやりたい! 」という想いがようやく実現できたお店。 ここでつくられるオリジナルのタブレットは生産が追いつかない状況だそう。また、海外からセレクトしたタブレットは売り切れたら入荷はないものもあるので、気になったものは迷わずゲットして!

カフェメニューに限らず、店頭で購入したものはイートインOK。本店の〈テオブロマ(THEOBROMA)〉から取り寄せてるケーキと焼き菓子はもちろん、ランチのサラダやタルティーヌもおいしいんです。”ビーントゥーバー&チョコーレートバー”がコンセプトなので、店内では、チョコに合うワインも楽しめるのが特徴。お酒好きな彼と夜のデートにもぴったり。ちなみにイートインスペースのカウンター下は、チョコを意識したタイルを貼っています。

彼がタブレット選びに悩んでいたら、ビーントゥーバータブレット4種の「ショコラセット」(¥600+TAX)をイートインで頼むのがおすすめ。チョコのデザインが楽しめるし、一度に4つの味を彼とシェアできます。渋谷から富ヶ谷まで散歩して、ひと息休憩するのに足を運びたい。

CACAO STORE
カカオストア
151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-6-8
03-3460-1726
無休(年末年始休み)

“食べやすいチョコ”を求めに、彼と気軽に立ち寄りたい。

By MAGIE DU CHOCOLAT

洋菓子と和菓子の世界をどちらも経験した29歳のシェフが「ビーントゥーバー製法を使ってカカオ豆のおもしろさやおいしさを伝えたい!」という思いで昨年12月にオープンしたフレッシュなお店。タブレットにアレンジを加えて、スフレやチョコサンド、生チョコなどの親しみやすい洋菓子に変えているのが、このお店でしか味わえない特徴です。

いちばん人気のあるのは、スフレから着想したオリジナルの半生チョコレート「マジドゥショコラ パプアニューギニア35」(¥417+TAX)と、カカオ豆で淹れた「カカオプレッソ」(¥750+TAX)の甘さと酸味の組み合わせが絶妙。カウンターで食べる気軽さと、大人っぽさのある店内で、いつもと一味違ったデートを楽しんで。

自由が丘にお店を構えたのは、最新のものが詰まっている半面、地元の方々による文化が根付いている、とてもバランスのいい街だと感じたからだそう。さっそく反響も多く、まだオープンして2ヶ月なのに大盛況!

MAGIE DU CHOCOLAT
マジドゥショコラ
158-0083 東京都世田谷区奥沢6-33-14 1F
03-6809-8366
10:00〜19:00(カフェL.O 17:30)
火曜定休 ※2/14は営業
http://www.magieduchocolat.com/#shop

日本の”ビーントゥーバー”店は、既に海外からの注目度も高くて、これからますます進化しそう。 今年のバレンタインはチョコを買って渡すより、気になる彼とおいしいチョコをシェアしながらビーントゥーバー専門店をはしごしてみては?