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AwichとSE SO NEONソユンの出会い。ラブで溢れるふたりの対話を聴いて。
AwichとSE SO NEONソユンの出会い。ラブで溢れるふたりの対話を聴いて。

Hello World!

AwichとSE SO NEONソユンの出会い。ラブで溢れるふたりの対話を聴いて。

2023.04.26

1月28日にソウル、そして3月19日にここ東京で開催されたセソニョンの単独ライブ。
それだけでも会場に行きたくて心躍るっていうのに、
日本を代表するラッパーAwichが参戦するビッグニュースもキャッチ。
セソニョンのソユンはAwichの大ファンで、熱烈なラブコールがあって実現したのだそう。
その大きな愛をパフォーマンスでお返ししたAwichはこれまで以上に温かくそしてかっこよかった。
音楽も言語も違えど“愛”によってひとつのステージを作り上げたふたりの姿に心を打たれた人も多いはず。
東京公演当日のこと、今回はそんなふたりのスペシャル対談が実現しました。
後半では個人名義のSo!YoON!でリリースした最新アルバムについてもお話し伺っています。

Design_Toshifumi Kiuchi(LAID BUG)

あたたかく迎え入れるふたり。そこには互いを想うピュアな気持ちあってこそ。

Awich:私が1月28日のソウル公演に出たときはセソニョンがライブに暖かく迎え入れてくれたんですが、今回は彼らが東京に来ることになって、こうして違う土地で出会えると絆がより深まった気がしました。ソウルと東京はまったく違う都市だけど、回を重ねるごとに遊んで仕事も一緒にする関係性になれたのがうれしいです。不思議な感じもするんですよね、世界が小さくなったような。

ソユン:まずは日本でもライブができたことへの感謝が大きいです。私たちならもっとかっこいいパフォーマンスだってできると思うんですよ。もうAwichさんのステージが圧巻で中毒者になりました(笑)。

Awich:(韓国語で)カムサハムニダ!
ーソユンからのラブコールで今回のコラボレーションが実現したわけですが、最初にこのオファーをもらったときはいかがでしたか?
Awich:ソウルまで来てほしいって言ってくれるアーティストがこの世に存在するなんてびっくりだったし、そう言ってくれるなら全力で応えようと思いました。私からも何かお返しできないかなと考えて『Queendom』を韓国語で歌ってみて。それでもお返しできないくらい暖かくて思いやりがありました。
ービハインドの映像に映っていた観客の熱気がすごかったです!
Awich:韓国のファンの熱量ってすごくて、それに間近で触れる機会をくれたのはありがたかったです。

ソユン:こうして韓国のことを好きになってくれてうれしいし、韓国語の『Queendom』を準備してくれたことも感動的でした。東京公演では今度は私が何かやりたくて、Awichさんの『紙飛行機』を練習して一緒に歌わせて頂きました。初めて日本語で歌を披露することになり、やっぱり難しくて不安だったのですが、一緒にステージに立ててよかったです。

Awich:ねっ! たくさん練習してくれてたもんね。
ーこのおふたりのコラボレーションが貴重なので、お互いの世界観や表現で尊敬できるところ、好きなところを最後に教えてください。
Awich:セソニョンって芸術性が高い表現なのにどこか親しみやすさもあるんですよね。それってソユンとヒョンジン、ふたりのパーソナリティや空気感あってこそだと思うんだけど。そのアーティスティックな部分との両立って本来は難しいはずなのにできてしまっているところがすごいなって。みんながやりたいことをうまく落とし込めてると思います。

ソユン:(日本語で)ありがとうございます! Awichさんは多彩なことを昇華しているし、音楽だけじゃなくてAwichさん自身の人間として厚みがあるところを尊敬しています。それがオーラとして現れていますし、個人的には韓国でもそこまでのオーラを持つ人はいないんですよ。エネルギッシュな声で歌うラップが好きですし、Awichさんの日本語のリズムとフローが大好きです!

So!YoON!最新作『Episode1 : Love』についてショートインタビュー。

ー今回のアルバムでは6つのキャラクターを立てていますが、各キャラクターのインスピレーションになったものはありますか?例えば過去に見た夢の話なのかなど。
So!YoON!: 実は直接経験したことや、夢、無意識など…曖昧なものからイメージされたものなのです。

사실 직접 경험했거나 꿈이거나 무의식이거나… 불분명해요.
ーSo!YoON!名義では、音楽ジャンルや表現方法が実験的で、型やスタイルにとらわれずにいろんなことに挑戦していますが、とくに今回のアルバムではリスナーにどんなことを感じ取ってほしいですか?メッセージとしてこめているものがあれば教えてください。
So!YoON!:ファンのみなさんがそれぞれ好きに解釈してくれたらいいなと思う気持ちがあります。私は音楽を与える側なので、受け取る方々の目線で自由に定義を立ててくれればいいんじゃないでしょうか。

각자 나름대로 규정해 줬으면 하는 마음도 있습니다. 저는 내어놓는 사람이니 받는 사람들 입장에서 제멋대로 정의 내리길요!
ーRMやparkjiyoonなどのコラボレーション相手はどんな理由で選んだのかも教えてください。
So!YoON!:今回はミュージシャンだけでなく演奏家、ディレクター、アルバムを進めるために一緒に働いた多くのスタッフと多面的にコラボレーションしました。その過程をより多角的にみせるために“コメンタリー・アルバム”(ポッドキャストのような制作秘話を語るコンテンツ)を発売したので、それを聴いていただければより多くの部分でアルバムの意図とストーリーを理解することができると思います。グローバルなファンのために、ここ で英語のスクリプトもアップロードしました。

뮤지션뿐만이 아니라 연주자, 디렉터, 앨범을 진행하기 위해 함께 한 많은 스텝들과 다방면으로 콜라보레이션 하였습니다. 그 협업의 과정을 다각도로 보여드리기 위해 ‘코멘터리 앨범’이라는 것을 발매했는데요, 청취해 보시면 좀 더 많은 부분에서 앨범과 의도와 과정을 이해하게 될 것 같습니다. 글로벌 팬들을 위해에서 영어 스크립트도 업로드 되어 있습니다.
ー前回のガールフイナムのライブではスニークピークで『EXIT』を披露してくれていましたね。この曲は歌詞もメロディも美しくて聴き入ってしまいます。どういうプロセスで完成された曲なのでしょうか?
So!YoON!:そうですね、あのときは『EXIT』を歌いました!発売前のライブとしては、数少ない公演(笑)。メロディが美しい曲ですよね。これは数年前にPhum Viphuritとのコラボレーション作『Wings』と同じ作曲家と一緒に作りました。

맞아요. 그때 EXIT을 불렀었네요! 발매 전 라이브 한 몇 안 되는 공연이었습니다(웃음) 멜로디가 예쁜 곡이죠. 제가 직접 만든 곡은 아니고 몇 해 전 Phum Viphurit과 협업한 ‘Wings’ 과 같은 작곡가와 함께 작업했습니다.
ー夢と現実がアルバム全体のキーワードになっていますが、ソユンさんはそもそも夢をよく見ますか? それを夢日記をつけたり記録していたりしますか?
So!YoON!:夢はあまり見ない方なのですが、一度見るとその日の気分を変えるほど非常に強烈なものになりがちで…。日記を書いたり記録を取ったりはしないでおいて、頭のなかに浮かんでいるままにしておいています。

자주 꾸지 않는 편이나 한번 꾸면 굉장히 강렬하게, 그날 기분을 바꿀 정도의 꿈을 꿉니다. 일기를 쓰거나 기록을 하지는 않고, 머릿속에 떠다니도록 그냥 둡니다.
ー『OUT (to be continued… :)』とありましたし、続きが気になってます。最後に今後の活動予定でお知らせできることあれば教えてください!
So!YoON!: バンドSE SO NEONの新しいアルバムも準備中で、So!YoON!のEpisode 2も続けてリリースする予定です。 その他にもいろんなトピックでみなさんの前に現れると思うので、このままご注目ください!

제가 몸 담고 있는 밴드 새소년의 새 앨범 준비를 하고 있고, So!YoON!의 Episode 2도 나올 예정입니다. 그 밖에도 크고 작은 이슈들로 자주 찾아뵐테니, 주시해 주세요!