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IMALU × RYU AMBE〈AVIREX〉と「Looney Tunes」コラボで繋がるふたりの好きなこと。
IMALU × RYU AMBE〈AVIREX〉と「Looney Tunes」コラボで繋がるふたりの好きなこと。

Talk session for「Looney Tunes」!

IMALU × RYU AMBE
〈AVIREX〉と「Looney Tunes」コラボで繋がるふたりの好きなこと。

2024.04.26

ミリタリーベースのアメリカンブランド〈アヴィレックス(AVIREX)〉から、
ワーナー・ブラザース製作の大人気アニメ「ルーニー・テューンズ」とのコラボレーショングッズがデビュー!
イラストを手がけたアーティスト・RYU AMBEさんと、大の「ルーニー・テューンズ」好きを公言するタレント・IMALUさん。
偶然にも同い年のふたりが、今回のコラボアイテムをはじめ、
「ルーニー・テューンズ」の魅力やお互いの好きなファッションやライフスタイルに至るまで、たっぷりと語らいます。
トークセッションの舞台は茅ヶ崎にあるRYU AMBEさんのアトリエ。

Photo_Kai Naito
Hair&Make-up_mayu
Text_Riho Abe

IMALU

タレント。映画や音楽好きで、イベントや配信ライブなどでMCやゲストとしても参加するなどマルチな才能を持つ。2022年8月より、東京と奄美大島での2拠点生活を開始。体や性の悩み、対人関係などをディスカッションするPodcast番組「ハダカベヤ」も好評。
Instagram:@imalu_0919

RYU AMBE

ファインアーティスト。茅ヶ崎でビーチカルチャーに触れながら育つ。2016年よりアーティスト活動をスタート。アパレルブランドや音楽フェスなどとコラボをはじめ、ストリートアートやショップのウィンドウを手がけるなど、多岐にわたり活躍。
Instagram:@ryuambe

人生に影響を与えた、「ルーニー・テューンズ」。

―今日初めてお会いするということですが、もともとIMALUさんはRYUさんをご存知だったとか!きっかけを教えてもらえませんか?
IMALU:数年前、茅ヶ崎にSUPをしに来たときに寄った友人のお店に、RYUさんの絵がありました。「かわいい!」と思ってすぐInstagramをフォローしてからずっと作品を見ていたから、今日初めて会った気がしないくらい。今日RYUさんのアトリエを訪ねて、「ルーニー・テューンズ」が大好きなんだとすぐにわかります(笑)。

RYU:嬉しいです! 僕のルーツには「ルーニー・テューンズ」があるのでもしかしたらIMALUさんがそれを感じ取ってくれたのかもしれないですね。
―おふたりとも小さな頃から「ルーニー・テューンズ」が大好きと聞いています。理由を教えてもらえますか?
IMALU:キャラの個性が立っていて面白い!あと、みんな“完璧じゃない”ところが好きです。どこかがずば抜けてすごいところがあるけれど何かが足りない。そこがかわいくて魅力に思います。あと、オーバーですよね!
RYU:ハンマーでぺちゃんこにされたり、丸焦げになっても生きてたり(笑)。

IMALU:あの感じがなんか笑えるというか、なんかスッキリします。コヨーテは諦めずにずっとロード・ランナーを捕まえようと追いかけてる。どれだけ丸焦げにされようが、つぶされようが、裏切られようが…。

RYU:コヨーテは発明家だから、罠を仕掛けるのとかもうまいんですよ。でも最後の最後で、大きな岩がドーンと落ちてきちゃう(笑)。

IMALU:うまくいかないのがお決まりですよね。意味がわからない展開もたくさんあるんだけど、それが良いっていうか。

RYU:まさにコミカルで、シニカル! 僕も好きなところはたくさんありますけど、出てくる建物や標識、背景、キャラクターの表情、細かい表現まで本当にかわいくて。色合いとかも、見ていてポジティブになれます。そういうところも大好きな理由です。僕はウェス・アンダーソンの映画の世界観が大好きなんですけど、どこか精通しているものがある気がして…。

IMALU:私もウェス・アンダーソン大好きです! なるほど、そういうことなのかなあ。

RYU:そうなんですか!? やっぱり好みが近いのかも。細かい表現がすごく似ていると思いませんか?

IMALU:確かに! フォントとかもかわいい。アーティストのRYUさんらしい目線。アメリカのアニメーションは色々観てこられたんですか?

RYU:はい。でもいちばん好きなのは「ルーニー・テューンズ」ですね。当時カートゥーンネットワークで21時から30分間。それを観てから僕は寝る。毎日の楽しみでした。

IMALU:カートゥーンネットワーク! 絶対に同じものを観てます。「ピンキー&ブレイン」とか。

RYU:懐かしい!2匹のネズミ。ちょっぴりドジな子と頭脳明晰な子。かわいいですよね。

IMALU:そうです、そうです!
―RYUさんはアメリカンカルチャー好きと聞いていますが、他にはどんなことがお好きですか?
RYU:茅ヶ崎は波乗り文化が根付いていて、僕も自然にサーフィンを始めました。次第にサーフィンやロングボード、スケートのカルチャーって、そもそもどこから来たんだろう? と、歴史を知り、アメリカやハワイの文化にどんどん惹かれていきましたね。お菓子の商品パッケージとかもかわいいなと思って、色々見ていました。

RYUさんらしいコミカルな表現が光る、コラボアイテム。

―今回、〈AVIREX〉×「ルーニー・テューンズ」のコラボレーションアイテムということで、RYUさんがキャラクターのイラストを描き下ろしされています。お話が来たときは、どうでしたか?
RYU:「ルーニー・テューンズ」は、僕が幼い頃に衝撃を受けたアニメであり、何よりキャラクターを描くきっかけになったもの。本当に夢のような話でした。ですが、尊敬してやまないキャラたちだからこそ、それを「RYUさんらしく」と言われたときにすごく悩みました。
IMALU:きっと好きだからこその難しさもありますよね?

RYU:そうなんです。どれだけ無意識で描いても、やっぱり似ちゃうんです。「ルーニー・テューンズ」は、シニカルさやコミカルさ、ブラックジョークが効いているところがポイントだと思うので、それが生かされるシチュエーションを意識しました。あとは、僕の描くクセとして線の強弱があるのですが、それを素直に入れ込もうと思いのままに描きました。

IMALU:もう全部めちゃくちゃかわいいです!キャラクターそれぞれのかわいらしさが増したというか。みんな、今までに見たことがない表情です。ちょっとしたディティールにRYUさん節が入っていますよね。みんなの目を見ればRYUさんが描いたと一目でわかる!あとフォルムの丸っこい感じとか。
RYU:ありがとうございます!バックス・バニーとか、高身長で細身のイメージがあると思うんですけど…。

IMALU:確かに!

RYU:それを崩しすぎるのもどうかな? と思ったので、どんなふうに表現するか悩んだところでもあり、面白かったポイントです。

左から、ミニタオルとキャンバスバッグ、ミニボトル。

―IMALUさんは、今日のコーディネートを組むために〈アヴィレックス〉のお店にも足を運んでくださったとか。着用されているTシャツを選んだ理由やお気に入りのポイントを教えてください。
IMALU:私はトゥイーティーがいるなら、シルベスターもセットで入れたい派! ふたり一緒のものを選びました。前だけじゃなくて、後ろにもRYUさんのイラストがプリントされているのもいいですよね。カジュアルに楽しみたいので、デニムと合わせてみました。

Tシャツは2種類のデザインでラインナップ。左カットのデザインはホワイト、ブルー、ブラックの3色、右はホワイトとブラックの2色で展開。

―IMALUさんは、「ルーニー・テューンズ」グッズのコレクターでもいらっしゃるんですよね。私物のグッズを見せていただけませんか?
IMALU:たくさん持ってきました! シャツは奄美で見つけたリメイク品。ミニバッグは古着屋さんで見つけました。ネクタイをリメイクしたものだと思います。コスメなどもコラボしていると思わず買っちゃいますね。自宅にもアートなどなど、色々あります。
RYU:すごい、かわいい!

IMALU:あとは、オーストラリアにある『ムービーワールド』って知っていますか? ワーナーブラザーズが運営しているテーマパークなんですけど、そこのオリジナルグッズたちも。私が「ルーニー・テューンズ」で一番好きなぺぺ・ル・ピューのキーホルダーは、大切にしすぎて使えないほどです。RYUさんもサーフィンするついでに、ぜひ行ってみてほしい!
―おしゃれなおふたりの好きなファッションについても伺いたいです。RYUさんが今日着られている〈アヴィレックス〉のアロハシャツもお似合いですね。海街らしいスタイルですが、普段は着られますか?
RYUさん:意外とこういう雰囲気のものは初めてで。

IMALU:アロハシャツは派手な柄が多いですが、控えめで着やすそうですね。ヴィンテージ感出てます。アロハシャツ、楽で涼しいですよね。

RYU:〈アヴィレックス〉さんには色柄、たくさん種類がありますよね。これだ! という自分が好きな一枚を探すのが楽しそう。
―ちなみにRYUさん、ワークスタイルやミリタリースタイルはお好きですか?
RYU:僕はネクタイや蝶ネクタイが好きなんですが、そういうときに軍モノのパンツやミリタリージャケットを合わせて着るのが好きです。アメリカンカルチャーは僕のルーツのひとつでもあるので、常に身のまわりに溢れてますね。
―IMALUさんはいかがですか?
IMALU:普段はあまり着ないテイストなのですが、今回〈アヴィレックス〉のお店に行って、アイテムの豊富さに驚きました。ミリタリーといえば、ゴリっとしたジャケットとかのイメージが強かったのですが、日常でも楽しめそうなものもたくさんあるんですね。

RYU:IMALUさんのファッションはご自身の世界観がありますよね。好きなテイストや意識されていることはあるんですか?
IMALU:自分の気持ちをオープンにして、気分によって新鮮な気持ちでファッションを楽しみたいと思っています。こういう大好きなキャラのアイテムは、大人になってもついつい買っちゃいます。中学時代ロックが好きだったので、今日みたいにロックなアクセサリーをアクセントにすることも多いですね。

海街ライフスタイルと2拠点生活。

―「ルーニー・テューンズ」の他にも、海辺暮らしを楽しんでいるという共通点が。ライフスタイルについてお聞きします。茅ヶ崎で育ったRYUさん、好きなところを教えてください。
RYU:海で暮らすというのは僕にとっては当たり前のこと。旅をすることが大好きなのですが、旅先の海で水平線を見ると、とてもホーム感があります。海で感じられるエネルギーの大きさというか。海を見ればホームシックにならないし、落ち着いた自分でいられる。その感覚を教えてくれたのは茅ヶ崎なんだと思います。
―IMALUさんは海の魅力をどのように感じられていますか?
IMALU:奄美に暮らして約2年が経ちました。毎日がトロピカルな生活だと思われがちなんですけど、海って表情が毎日変わって、台風も来るし、強風だと波がすごいことになるし。曇っていると海の色も暗くなる。その分、悪天候が続いたあとに太陽が出ると、陽の光の有り難みを感じる。都会では感じられないことをたくさん経験をしています。

RYU:2拠点生活を奄美大島に決めた理由を聞いてもいいですか?

IMALU:私は世田谷育ちで、いつかRYUさんのように海のそばに住むことが夢でした。コロナがきっかけでリモートワークも当たり前になって、いよいよ拠点を探し始めて。最初はそれこそ茅ヶ崎をはじめ、東京から近い場所で考えてたんですけど、最終的に奄美にビビっときてしまって(笑)。海が本当にきれいで、ウミガメが当たり前のように泳いでいる。日本にこんな場所があったんだと感動しました。不便さがちゃんとあるというところも魅力的でした。

RYU:去年の夏、家族旅行で奄美に行きましたよ。両親が毎年遊びに行くくらい大好きで。天気に恵まれて、至近距離でウミガメにも会えて楽しかったです。実は僕も2拠点生活を検討している真っ最中なんですよ。
IMALU:え! 場所はどちらですか?

RYU:大分県日出町、別府の隣の城下町ですね。

IMALU:どうして!?

RYU:僕の祖父の故郷だったんです。以前、僕のルーツだと知って遊びに行ってみたら、海も山もあって、茅ヶ崎に似ているなと感じました。

IMALU:すごい!

RYU:町の名前の通り、海からの日の出がきれいで…。去年個展をしたことがきっかけで色々な人と繋がって、「日出町の観光大使にならないか」と誘われて、観光大使になったんですよ。いっそのこと拠点を構えようかなと。

IMALU:2拠点生活、本当にいいですよ! 私はハイブリッド生活と呼んでいるのですが、東京と奄美のいいとこ取りができる。行く前は「仕事が減っちゃうのかな?」と不安でしたが、新しい出会いも仕事も増えていって。職業柄、体験したことをシェアできる場所が多いので、2拠点生活や移住を考えている人に「背中を押してもらえた」と言ってもらえることも。RYUさんにもハイブリット生活、おすすめします!

RYU:ハイブリット生活の先生ですね!
―同い年、「ルーニー・テューンズ」好き、海暮らし、2拠点生活。今日は共通点がたくさん見つかりましたね!
IMALU:やっとお会いできて本当に嬉しかったです。RYUさん、よければ私の奄美の家に絵を描いてくれませんか?

RYU:ぜひ描かせてください!

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