EPTのバレエシューズと、クリエイティブに生きる私たち。


Check out these creative girls' shoes.
EPTのバレエシューズと、クリエイティブに生きる私たち。
2025.09.22 / TIE UP
今季韓国から初上陸したシューズブランド〈East Pacific Trade(EPT)(イーストパシフィックトレード)〉。
スケーター由来のスニーカーを提案するブランドから、初のバレエシューズが誕生。
独自のファッションやライフスタイルを心から楽しむ
女性たちにぴったりなこのバレエシューズを、
クリエイティブな3名に履きこなしてもらいました。
Photography: Sayuri yamada(Y's C)
01_芽生さん / モデル





芽生
@iemmmeiモデル。19歳までアメリカで過ごし、単身で両親の故郷である東京へ。幼少期からの音楽好きが高じてイベントでDJとしても活動するほか、過去には音楽ユニット「MIRRROR」も結成していた。
常にまわりにいるのは、音楽で繋がった人たち。
- ーモデルとして活動する傍ら、ときどきDJをしたり、過去には「MIRRROR」として音楽活動もされていた芽生さん。いつから音楽に興味を持っていたんですか?
- 音楽は子供の頃からずっと好きで、たぶん何よりもいちばん最初に興味を持った趣味ですね。幼少期はアメリカで過ごしていたんですが、学校から家に帰るといつもMTVを観ていて。何時間もMVが流れっぱなしだし、そこから自然とCDを買うようになったり、アーティストのことをネットで調べたりしていました。
- ー日本に来てから音楽活動をしようと思ったきっかけは?
- 一緒にユニットを組んでいたTakumiくんは、プライベートでもいちばん仲のいい友達。いつも音楽の話しかしていないくらい2人とも音楽が好きだったし、彼はずっと音楽をやっていたのでいつか一緒にできたらいいなとは思っていたんです。そしたらある日、スタジオにおいでよって言われて。ノリでちょっとやってみようか、曲も作ってみようかという感じで、遊びながら始めましたね。いまも昔も、仲良くなるきっかけは常に音楽なんです。
- ー好きな音楽のジャンルはありますか?
- 小〜中学生のときはHIP-HOPとかR&Bをよく聴いていました。高校に入ったあたりからロックも聴くようになって、東京に来てからはクラブミュージックも好きになったし……。けっこう幅広く聴くかもしれませんね。
- ーちなみに、いま特に気になっているアーティストはいますか?
- いざ聞かれると難しいんですけど……。ここ数年間、どのアーティストを聞いていても結局戻ってくるな、という方はいますね。フランスのOklouというアーティストです。どんな気分のときでもハマる不思議な魅力があって、ひたすら流しています。
- ー芽生さんは、音楽だけでなく、ファッションスタイルでも支持を集めていらっしゃいますよね。今日のファッションポイントを教えてください。
- いつも服を選ぶときは完全にその日の気分で、実際に着てみて「あ、今日はこれが気持ちいいな」という直感を大切にしています。今日は靴を見せたかったのと、フラットシューズなので、上半身がすらっと長く見えるようなスタイリングを心がけました。
- ー撮影場所として挙げていただいた「CAMELBACK」はよく来られるんですか?
- はい、もう本当に大好きなので、週3〜4くらいのペースで通っています。店員の方がみんなとにかく優しくてアットホーム。サンドイッチもとてもおいしいので、何度通っても飽きないんですよね。
- ー〈EPT〉のバレエシューズも、ふらっとカフェまで歩くのにぴったりですよね。
- すごく履きやすくて心地よかったです! スニーカーブランドということもあってか作りがしっかりしているし女性らしさもあるので、もう少しカジュアルでもストリートでも、いろいろなスタイルになじんでくれそうです。
02_榎本紀子さん / nori enomoto デザイナー





榎本紀子
@37noriデザイナー / パタンナー。大学卒業後、文化服装学院に入学し、その後「RAINBOW SHAKE」に入社、パタンナーとして活動する。 2020年、バッグと小物のブランド〈nori enomoto〉を立ち上げる。
自分の感覚を落とし込むための、バッグや小物たち。
- ーご自身のブランド〈nori enomoto(ノリ エノモト)〉でデザイナーとパタンナーを務める榎本さん。ファッションに興味を持ったきっかけやお仕事にしたいと思ったタイミングを教えてください。
- 小学生の頃、身長がすごく伸びて大人の服を買いに行ったときに、子供服とのデザイン性の違いに気づいたのがきっかけですね。中学時代はいわゆる“青文字系”にハマっていて、休日の少しの時間のためにもコーディネートを組むことが本当に楽しくて。高校を卒業してから女子大の被服学科に通っていて、そのときにミシンを踏むとか布を切るっていうことがご飯を食べるのも忘れるくらい楽しくて、そこから仕事にすることを意識し始めました。大学卒業後は専門学校に通って一から服作りを学んで、やっと夢が現実的になってきた時期でしたね。
- ー青文字系を通っていたのは意外でした! いまはガーリーなスタイルが、榎本さんのイメージとして定着しています。
- 青文字系はもちろん、〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉のようなモードな世界観も好きだったし、逆にカラフルな日もあったり。いろんなスタイルを楽しんでいたんですが、だんだん削ぎ落とされてきて。いちばん落ち着くのが、かっこいいよりはロマンチック、ラブリーなスタイルだったんですよね。
- ー今日履いていただいた〈EPT〉のバレエシューズも、榎本さんのスタイルにぴったりですよね。
- あまり見かけないようなデザインだし、とってもかわいかったです。シュータン部分が少し小さめで、なんだか上履きみたいな、少し懐かしさを感じるフォルムだったなあと。私は黒を選んだのですが、白も気になりますね。
- ーちなみに、ファッションのポイントはなんですか?
- スパンコールの花がついたジレです。これを着ることでワンピースのボリュームが抑えられて、マーメイドっぽいシルエットになるんです。上半身を少しキュッとさせたのがポイントです。
- ー洋服ではなく、バッグや小物のブランドを立ち上げたのはなぜですか?
- 学生のときには洋服ばかり作っていたんですが、どうしても華美になりすぎてしまうみたいで「のりちゃんなら似合うね」と言われることが多くて。服を着て楽しんでいるときはそれって褒め言葉だと思うんですが、作り手としてはあまりよくないことだなと思ったのがきっかけです。私のなかに浮かんだ感覚を落とし込むのに、バッグや小物がちょうどいいなと思ったんです。
- ー〈nori enomoto〉といえば曲線のモチーフが印象的ですが、どこからインスパイアされたものなんですか?
- 具体的なものよりは抽象的なものを落とし込みたいという気持ちがもともとあったんです。街で見かける建物だったり、手すりだったり、公共デザインからインスピレーションを得ることが多いです。特にいまは、花びらや先日行った山口県の洞窟で見つけた石の形など、有機的なものに惹かれますね。
- ーパターンは現在もご自身で引かれてるんですか?
- そうです。一旦サンプルを作るときにすべて自分の手で作るのですが、職人さんが制作するとなるとなかなかその通りにいかなくて。コストの面もそうですし、ボタンの位置や曲線の形など私が感覚で行っていることを、的確に伝えることがとても大変ですね。どの商品にも共通していえることとしては、“童顔に見える”ということを意識しています。
03_Yamamoto Sakurakoさん / ファッションブランドPR





Yamamoto Sakurako
@sacuuuu〈HYSTERIC GLAMOUR〉PR。さまざまなクリエイターとともにビジュアルディレクションや展示などのコラボレーションを行うプロジェクト「HYSTERIC GLAMOUR after school」を運営している。
みんながハッピーになれるようなものづくりを。
- ー〈HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)〉でPR業をされているSakuさん。もともとファッション業界にいらっしゃったんですか?
- そうですね、20歳くらいまで地元の〈Y-3(ワイスリー)〉でショップ店員をしてましたが、インフルエンサーとしての活動をもっとやっていきたいなと思って退職したんです。その後上京して、セレクトショップ「GR8(グレイト)」と〈HYSTERIC GLAMOUR〉のPRを並行して行っていました。〈HYSTERIC GLAMOUR〉に絞ってからは、5年目くらいになります。
- ー〈HYSTERIC GLAMOUR〉のなかで「after school」というプロジェクトを運営しているとのことですが、いちばん思い入れがあるものはどれですか?
- すべて大切な企画内容なのでいちばんは選べないのですが、ちょうどいま渋谷店で第8弾のプロジェクト「HYS ANIMALWORLD」が開催中です。アーティストのMinky Qianと一緒に、計4名のアーティストとコラボレーションした展示を行っています。Minkyとは約1年半かけてコツコツ準備していました。
- ークリエイターはどういう風に決めていくんですか?
- ディレクターを1人決める段階で、その子と一緒にやったときにどこまで何ができるか? ということをまず想像するんです。自分でも一緒にやりたいクリエイターは考えつつ、ディレクターとコミュニケーションを取りながら出しあっていますね。しかも自分が気になっている方はだいたい共通の知り合いがいたりするので、そこから数珠繋ぎ的にキャスティングしていきます。
- ーインスピレーションはどこから得ていますか?
- 自分が好きなので映画やアートなどカルチャーにまつわるものには常に触れていますが、結局は日常のなかで友達と会ったり遊んだりしていると、自ずとこの人と何かやりたいな、とか、こういうことができそうだな、とか思いつくことが多いです。
- ー次にやりたいプロジェクトの構想などはありますか?
- もともとかわいいものが好きなので、最近のプロジェクトでは90年代の『CUTiE』みたいなムードを作ることが多かったんです。なので次は尖った要素だったりかっこいいものを作ってみたいですね。モードな感じだったり、ロックに寄せてみるとか。
- ー今日のファッションも、かわいいとかっこいいが同居したSakuさんのイメージにぴったりですね。
- 女の子っぽいシューズだったので、絶対にボロボロのデニムを履きたくて。いつも全部がかわいくならないように、メンズっぽいアイテムを掛け合わせてバランスを取っています。トップスはシューズの色味に合わせてみました。
- ー〈EPT〉のバレエシューズ自体の履き心地はいかがでしたか?
- 最初の印象は、とにかく軽くて履きやすいなと思いました。ソールがスニーカーのようになっているので、すごく歩きやすいですし。シューレースはレースバージョンもあるので、印象が変わるのもいいですね。

BONITA
〈EPT〉初のウィメンズスニーカー。60年代のマラソンシューズをモチーフにしたユニセックスラインの「BONITO」と同じかわいらしいトゥデザインを受け継ぎ、サイドにはバレエコアムードを踏襲したレース素材や丸みのある“e”ロゴをあしらっている。ソール設計はスニーカーベースのため、ほどよい高さと快適性を叶える。
BONITA ¥15,400
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