Cruising the RED.
Styling_Yuka Akaishi (Tsuji)
「今季の注目カラー」っていう言葉でまとめてしまうにはあまりにももったいない。
赤いアイテムには女子をざわつかせるサムシングが宿っています。
たくさんの赤い新作から31点の「これぞ」を選び出してくれたのはスタイリストの赤石侑香さん。
赤への思い入れは誰よりも強いです!
かつてないほどアメリカンな印象に仕上がっている今季の〈メゾン キツネ〉。コットンワンピはお嬢さん的な上品さがありつつも、ショルダーのラインなどでどことなくワンダーウーマン的な強さも感じさせる。
〈メゾン キツネ〉 ワンピース ¥40,000+TAX (メゾン キツネ カスタマーセンター 0120-667-588)
中国の子供が持っていそうな真っ赤なミニバッグ。バラの刺繍にカエルが止まっているのにニヤリ。ストラップについてる小さな巾着の中には、我々の予想のはるか上をいく「ある物」が入っています。お楽しみに。
〈ビューティフルピープル〉 ハコセコバッグ ¥75,000+TAX (ビューティフルピープル 青山店 03-6447-1869)
昨年デビューした〈カレンテージ〉からうねるようなフリンジ使いが新鮮なタイトスカートがお目見え。赤+装飾というアゲ感と美しいシルエットが相まって、服を選ぶのがダルい日の強力な味方になってくれそう。
〈カレンテージ〉 スカート¥36,000+TAX (ブランドニュース 03-3797-3673)
Oでしか買えないブランド〈カイコー〉のキャップはつばが短くて、かぶるとぽてっと丸いシルエットが際立つ。スエード素材なので赤の強さが程よく中和されており、モノトーン派でも取り入れやすいかと。
〈カイコー〉キャップ ¥13,000+TAX (代官山O 03-6416-1187)
燻したような赤いレザーでシルバーを覆ったネイティブ感のあるアクセサリー。1点1点職人が手縫いで仕上げるあたたかみとシルバーの無機質さが融合して、シンプルな白T1枚でも特別なスタイルに仕上げてくれる。
〈ユートピア〉 チョーカー¥29,000+TAX、ピアス¥25,000+TAX (マザー リバー サイド ブティック 03-3780-4455)
バブル時代のディスコクイーンを狙えそうなパテントのタイトスカート。しかもフロントはジップアップになってるなんて超絶セクシー! 夏の夜遊びの相棒にしてほしい1着です。
〈G.V.G.V.〉 パテントスカート ¥23,000+TAX (ケイスリー オフィス 03-3464-5357)
〈イザリシー〉から派生したレザー以外の素材を使用するブランド〈ザッツ〉。トートっぽくも使える2WAYバッグ、CONCHは赤ずきんちゃんのようなレトロな赤を採用。抜けのある太ストラップが◎。
〈ザッツ〉 バッグ ¥15,000+TAX (アンルート 二子玉川 03-5797-3184)
メンズブランド〈ヒューミス〉のカットソーは女子が着るとビッグワンピになるシルエット。実はリバーシブルで表はシンプルなポケT、裏は写真のように往年の女優を題材にしたグラフィックに。
〈ヒューミス〉 カットソーワンピース¥17,500+TAX (ヒューミス 03-6404-9271)
大柄のチェッカーフラッグとかハイネックの下が空いてるところとか、攻めの姿勢が感じられます。が、いちばん飛ばしているのはロゴ。”SUGAR DADDY“って日本語でいうところの「パパ(実父ではないやつ)」なんで。
〈ハウス・オブ・ホランド〉 カットアウトハイネックトップス¥15,000+TAX (ユニット&ゲスト 03-5725-1160)
〈エデンワークス〉の篠崎恵美さんのドライフラワー専門ショップ。8月までのパッケージでは花弁が波打つようなバラ、アンダルシアをセレクトできます。アザミやシルバーにコーティングされたユーカリを添えて。
〈EW.ファーマシー〉 オーダーメードパッケージ 10種セレクト ¥5,000+TAX (EW.ファーマシー 03-6407-0701)
触れたら傷つけられそうなほど鋭く艶やかなポインテッドのパテントシューズ。黒じゃなくて赤を選ぶだけでちょっぴりフェティッシュ感が加わるのが不思議ですね。これでもかっていうくらいのレースアップも斬新。
〈トーガ プルラ シュー〉 レースアップシューズ ¥58,000+TAX (トーガ 原宿店 03-6419-8136)
杢っぽい赤なので馴染みやすいリブニットのビスチェ。なにがすごいってストラップがないんです。「え、ペロンってならないの?」という心配ご無用。試してみたけどちゃんとホールドされました。
〈エイチ〉 ベアトップ¥16,000+TAX、ブラウス¥18.000+TAX (エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230)
〈ゴヤール〉ファミリーの一員であるジャンヌ・シニョールによる、天然素材とレザーを組み合わせた“日常使いするための”バッグブランド。カラーやロゴのカスタムオーダーが可能。スーツケースは中の仕切りがめちゃカワです。
〈リュニフォーム〉 サッチェルバッグ¥72,000+TAX、スーツケース¥296,000+TAX(参考色) (ステディ スタディ 03-5469-7110 )
赤だけでこんなに色展開があるのかって驚かされるのが〈ナーズ〉のポリッシュ。たしかに爪先がボルドー寄りか、オレンジ寄りかで印象がガラリと変わるもの。赤ネイルを絶妙な差で揃えてる女子ってセンスいいと思いません?
〈ナーズ〉 (写真上から)ネールポリッシュ 3634、3665、3658 各¥2,000+TAX (ナーズ ジャパン 0120-356-686)
秋冬の重要キーワード「ロンドン」を1枚で具現化しているパンツ。別売りのチェーンベルトをホールから垂らすってアイデアもレトロで楽しい。しかも裾はフレアシルエットです。アピール強めでいいですね。
〈ミアウ〉 パンツ¥40,000 、ベルト¥7,000 (オープニングセレモニー 03-5466-6350)
「このダイヤルはまさか…」と思った方、正解です。ダイヤルを回すことでフィット感が増す、例のアレです。フィット感が重要なのはスニーカーだけではなくサンダルだって同じ。しかもスリッパタイプならなおさら!
〈ターミガン〉 サンダル ¥19,000+TAX (フェイス 03-5459-5801)
「女性に力を与える」をテーマにしているロンドンのランジェリーブランド。アンダーウエアに気合を入れるだけで、着衣状態でもフェロモンがアップするとかしないとか。レース✕赤は大人な気分にしてくれそう。
〈クリス・ソニック〉 ブラ ¥10,000+TAX、パンツ ¥8,000+TAX (ネットリビング 03-6869-8672)
一筋縄ではいかないのが〈アンユーズド〉。短め丈のスウェットは一見シンプルだけど袖にラインが入っているんです。今季のルックでも紹介していた、ボルドーパンツとのグラデーションスタイルがイケてました!
〈アンユーズド〉 スウェット ¥23,000+TAX (アルファ PR 03-5413-3546)
遊び心とアートな魂を宿したイタリアのインテリアブランド〈セレッティ〉が『トイレットペーパー・マガジン』とコラボ。前歯にSH◯Tの文字をあしらった代表作をクロスステッチで再現しています。
〈セレッティ×トイレットペーパー〉 クッション ¥17,000+TAX (株式会社アントレックス 03-5368-1800)
赤いメガネというと海外ドラマ『UGLY BETTY』を連想する人も多いハズ。ってことはそう、一見難しそうだけど案外どんなファッションにもハマるってことなんです。(ベティは毎日かけてたし)
〈ブラン〉 メガネ、サングラス 各¥25,000+TAX (ブラン 03-6721-0390
海外スナップでよく見かける赤ジャージ。他と一線を画すならフリース素材をセレクトしてみては? 今年デビューしたドメスティックブランドで、来年2月にはNYファッションウィークに参加予定。青田買いしましょう。
〈アールワイエスエイチ〉 パンツ ¥58,000+TAX (8月23日展開予定) (伊勢丹新宿店 03-3352-1111)
エア マックス 90をシューレースまで真っ赤に染め上げたら、なんだかものすごく速く走れそうな印象に。ヌバックやレザー、メッシュなどの異素材使いで単なるワンカラー仕上げに留まらない複雑な表情を見せる。
〈ナイキ スポーツウェア〉 エア マックス 90 ¥12,000+TAX (ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77)
スタジャンを解体、再構築したアイテム。ボルドーを掛け合わせることで、赤単色よりも深みのある表情が生まれています。肩に落ち感があるので、まんまスポーティが苦手な人にも着こなしやすいかと!
〈77サーカ〉 ナイロンジャケット ¥32.000+TAX (77サーカ 03-6407-9466)
いまもっとも勢いがあるといっても過言ではないメンズブランド〈ダブレット〉。代表作ともいえるフリンジのスリッポンは、三越伊勢丹グループと〈ダブレット〉のショップでレディスサイズの展開が。
〈ナンバートゥエンティワン ダブレット〉 スリッポン ¥29,000+TAX (8月下旬展開予定)*使用が一部異なります (伊勢丹新宿店 03-3352-1111)