SURPRISED BY ME

「新しい私」に出会う、ラン&トレーニング体験。
Photo_Satoko Imazu 
Hair & Make-up_Hitomi Matsuno 
Model_Natsuko (TOP COAT) 
Text_Tomoko Yabuta
ENGLISH

〈ナイキ(NIKE)〉が主催する女性限定のランニング&トレーニングイベント「NIKEWOMEN TOKYO」。
今シーズンの〈ナイキ〉のコンセプトであり、
同時にイベントのテーマでもあるキーワードは「わたしに驚け」。
モデルの夏子がイベントに参加して、
その言葉の意味や女の子が集まったときに持つパワーを体感してきました。

2017年2月25日、両国国技館で開かれた「NIKEWOMEN TOKYO」。〈ナイキ〉の2017年スプリングシーズンのテーマ「わたしに驚け」を掲げた、女性限定のランニングとトレーニングのイベントです。ランニングは「NIKE+ RUN CLUB」のセッションをベースに、浅草の街を5km走るプログラム。人力車を引いた車夫が並走して名所を紹介したり、人形焼きを手渡してもらえる給水ポイントに寄ったり(笑)、東本願寺の境内でストレッチをするなど、イベントならではのファンランニングを楽しみました。トレーニングではナイキマスタートレーナーの指導による「NIKE+ TRAINING CLUB(NTC)」トレーニングや、ダンサー&コレオグラファーの菅原小春さんを迎えたスペシャルなワークアウトセッションを実施。ラストは小春さんとダンサーたちによるパフォーマンスが行われ、会場のボルテージは最高潮に達しました。

「オープニングではシンガーソングライターのiriさんによる『わたしに驚け』のキャンペーンソング『Watashi』のパフォーマンスが。パワフルな歌声に圧倒されました!」。

「フライニットのランニングシューズはすごく軽いしぴったりフィットしてはき心地がいいからお気に入り。参加者はみんな同じトップスを着るので、タイツとスニーカーは鮮やかなものを選んでオリジナリティを出しました」。

「最近は、ジムでランニングマシーンを使うばかりだったので、外で走るのは久しぶり。屋外で走るのは、まず単純に景色が変わるから飽きないし、爽やかな気分になるのがいいですね(笑)。浅草のど真ん中を、しかも車夫さんと一緒に走る機会なんてなかなかないから、息はあがるけど楽しい気持ちでいっぱいになりました」。

「東本願寺ではトレーニングに参加。お寺の境内という珍しいシチュエーションの中で行ったメニューは意外にハードでした。ジムだとマシーンを使っちゃうトレーニングも屋外でたくさんの人と一緒に、自分の体ひとつで運動するのが新鮮でした。普段から体幹は鍛えているので、片足立ちもスッと立てて嬉しかったな」。

「ランニングの後は、菅原小春さんのワークアウトセッションに参加しました。クラシックバレエしか経験したことのない私にとって、コンテンポラリーダンスはまったく新しい世界。ポーズの作り方が独特で難しかったけれど、音楽も、動きのアドバイスをしてくれる小春さんの言葉もノリやすくて、自然と体が動く感じ!ダンスは初めての人ばかりだったようなんですが、みんなノリノリで幸せな空間だったな。900人の女の子が一緒に踊っている会場の一体感に圧倒されました」。

「小春さんのパフォーマンスを生で見るのは、今日が初めて。心から楽しそうに踊っていて、見ているこっちもつい笑顔になっていました。ダンスが終わった後に小春さんが叫んだ『飾らないで、子供のままでいいんじゃないか! 』というメッセージがとても心に刺さって…。彼女のダンスにもそのピュアな気持ちが表れていて、本当に素敵でした」。

「ランニングのときはオレンジのタイツにリンクさせて、オレンジのシャドウを下まぶたに使い、二重ラインにはネオングリーンのシャドウで三角を描いて鮮やかに。エッジーなメイクで下町を走る、楽しい挑戦になりました。ダンスのときは目元にグリーンのラメを使い、リップも赤で強めな雰囲気に。ヘアはランニングの三つ編みをおだんごにまとめてアレンジしました。女の子はウェアや小物はもちろん、新しいヘアメイクにトライすることで、スポーツへのモチベーションがアップしますよね」。

「フィナーレのとき、みんなすごくいい表情だったのが印象的でした! 『わたしに驚け』というテーマ通り、目標を掲げて自分の限界に挑戦したり、新たなチャレンジをしたりすることって本当に大切。女の子って『私なんて…』って殻に閉じこもることもあると思うけど、一歩踏み出して新しい自分を発見するのにランニングやトレーニングなど、目に見えて変化が感じられるスポーツを始めるのっていいきっかけになると思うんですよね。身体が強くなるのはもちろん、心も前向きになれるし。今日の『NIKEWOMEN TOKYO』での経験によって、今後の私自身のスポーツに対する考え方も変わっていくんじゃないかなって予感しています。イベントに参加して、大人数で走ったりトレーニングしたりしたことが強く心に響いたんです。スポーツってひとりで集中して、自分自身と向き合うことだと思っていたけど…。でも、みんなで同じ目標に向かって進むことや、大勢でひとつの喜びを共有することがこんなに楽しかったんだって衝撃を受けました。まさに私もいま、『わたしに驚け』を痛感しているところ!」。