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ゲルハルト・リヒターやアンディ・ウォーホルの名前も! 新旧様々なアート作品が銀座に集結。
2018.7.13 Fri

ゲルハルト・リヒターやアンディ・ウォーホルの名前も! 新旧様々なアート作品が銀座に集結。

Gerhard Richter, 8. Juni 16 (2), 2016, oil on photograph, 16.8 × 12.5 cm (c) Gerhard Richter, courtesy WAKO WORKS OF ART

 
 
ニューヨークを拠点に活動し、2017年には『TIME』の“Person of The Year”のひとりにも選ばれた注目の社会派キュレーター、アマンダ・シュミットをゲストキュレーターに迎えたアート展が開催されます。

“Defacement”というタイトルは、いまなお絶えず膨大な量の生産と消費が繰り返される現代社会において、破壊とはなにを意味するのか、また、そこから新たな価値はどのようにして見出されていくのかを再考するという目的からつけられたもの。これまで40以上もの展覧会を手がけ、アートフェア『Untitled』のディレクターも務めているアマンダというだけあって、ラインナップもかなり豪華になっています。

Jacqueline de Jong, Sleeping potato’s “en famille”, 2017 Digital print,
oil stick and nepheline gel on canvas 87 x 62cm Courtesy of the artist and Dürst Britt & Mayhew, The Hague

 
 
1950年代後半にアスガー・ヨルンやギー・ドゥボールらを筆頭に、膨らむ資本主義経済による大量消費社会に反抗し、その後の芸術や社会理念に大きく貢献した前衛グループであるシチュアシオニスト・インターナショナル。そのメンバーであった画家のジャクリーン・デ・ヨングや、ポップアートで量産されるシルクスクリーンを用いて価値という概念を疑問視したアンディ・ウォーホル、オーバー・ペインテッド・フォト作品が出展されるゲルハルト・リヒター。

Betty Tompkins Women Words (Raphael #4) 2018 Acrylic on paper 11.25 x 7.75 inches Courtesy of the artist and P.P.O.W, New York

 
 
さらに、ベティー・トンプキンスをはじめとした若手アーティストまで、現代アーティスト12人が名を連ねます。

大量消費が当たり前の時代に生まれた私たちにとっては、その本質を考えるまたとない機会となるのではないでしょうか? 「GINZA SIX」内にあるアートギャラリー「THE CLUB」にて、7月14日(土)からスタートです。

 

Defacement
日程:2018年7月14日(土)〜8月31日(金)
場所:THE CLUB (銀座蔦屋書店内アートギャラリー)
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 蔦屋書店内
時間:11:00〜19:00 (8月27日休廊)
http://theclub.tokyo/