Toyamegのイラストを通して触れる、MOONSTARの140年超の歴史。
いまから約140年前の日本といえば、郵便局が業務をスタートし、岩倉具視さんはアメリカとヨーロッパを視察し、まだ警察官が刀を持っていたような時代であります。
そんなときから靴を作り続けている〈ムーンスター(MOONSTAR)〉の歴史を伝えるユニークなイベントが、先月にオープンしたばかりの「MOONSTAR Factory Ginza」にて開催されています!
今回はイラストレーターのToyamegを迎え、実に145年に渡って培われてきたクラフトマンシップをオリジナルイラストで表現。靴が完成するまでの工程の数だけ職人が存在し、ハンドクラフトにこだわるブランドの世界観に触れられる、これ以上ない機会となるでしょう。ここでは、展示作品の一部をご紹介。
大判の素材からインソールやソールを型抜きするシーン。型を押しつけて裁断するので、生地を潰してシルエットが変形しないように均等に力を加えるのがポイント。一回の裁断でくり抜けるのは、わずか数枚なのだとか!
縫製は、ルックスの完成度を左右する肝心要のプロセス。機械では調整できない部分まで目を光らせ、手作業でパーツを縫い合わせていきます。やっぱり縫い糸もデザインのひとつ。織りネームやハトメなどの左右内外の均一性はもちろん、ステッチの糸の太さ、そのラインも美しくなければ!
いかがでしょうか? “クラフトマンシップ”や“靴の製造工程”と聞くとなんだか渋い印象を持ってしまいますが、Toyamegのポップなイラストを通すことでぐっと身近なものになりました。会期は、12月16日(日)までです。
MOONSTAR×Toyameg Exhibition
日程:〜2018年12月16日(日)
場所:MOONSTAR Factory Ginza
住所:東京都中央区銀座3-4-18 1F
時間:11:00〜20:00
www.moonstar.co.jp/factoryginza/