70年代からいままで、サッカーの歴代スター選手たちが愛用してきた〈プーマ（PUMA）〉のスパイクシューズ「キング」。レザーを使った端正なフォルムにトゲトゲのソールが特徴的ないわゆるサッカーシューズを再解釈し、モダンかつファッショナブルにアップデートしたコレクションが新たに登場しました。ともに手がけたお相手はデザイナー、アートディレクターとして活躍中のビリー・ウォルシュ！

ウォルシュは昔から〈プーマ〉との親交が深く、厚いソールが人気の〈プーマ〉の定番型「クリーパー」をデザインしたのも実は彼。ファッション以外には、過去にザ・ウィーケンドやポスト・マローンの楽曲の作詞を手がけるなど意外な経歴も持つ、マルチクリエーターとして知られています。

そんな幅広い分野でクリエイティビティを発揮してきた彼が今回のコラボレーションで掲げたテーマが「過去から知恵を得て、革新を起こし、未来を創造すること」。コレクション全体にあしらわれたアンバランスなステッチには、“過去の傷跡こそいまの美しさと個性を生み出しているのだ”という意味が込められているんですって。ブラック、グレー、ホワイトのカラーリングも、闇から光へと明けていくグラデーションが見事に描写されており、シンプルながらも彼のメッセージが強く込められた象徴的なアイテムが並んでいます。

　
上質なレザーのアッパーに、“KING”のロゴが施されたシュータン。まさに70年代のフットボール史を象徴する「キング」をベースにデザインされた「セルドーム」は、スパイクの進化系のような立体的なソールが組み合わさることで、現代のボミューミーなハイテクシューズに見事アップデートされました。

　
ちなみに今回はアパレル展開もあり！シューズと同じステッチが落とし込まれTシャツに、撥水やリフレクティブ機能が搭載されたジャケットやショーツなど、スポーツウェアならではの機能性とデザイン性が兼ね備えられたアイテムが勢ぞろいです。

シューズ、アパレル共にワークアウト用としてももちろんかっこいいですが、街着としても身に付けたいものばかりですし、なによりテーマそのものがいまの私たちにダイレクトに刺さるものがあって…！ コレクションを手にしてウォルシュが示すメッセージを受け止め、2020年後半戦はより革新的で明るい未来が待っているといいなと願うばかりですね。

どのアイテムも「プーマストア原宿」、「プーマストア大阪」、プーマ公式オンラインストアですでに販売されているので早速チェックしてみてください！