双子のアートユニットが描く、神秘的な生き物たちの饗宴。
HAMADARAKAという名前をご存知でしょうか? マガジンやアパレルブランド、映像、CDジャケットのアートワークデザイン、壁画を手がける一方で、ドローイングやオブジェといった作品制作も精力的に行う、有園絵瑠と有園絵夢の双子から成るアートユニットです。
東京を拠点にしているものの、近年は海外での活躍も目立っていて、ニューヨーク、ロッテルダム、デン・ハーグ、台北、ベルリンなどで展覧会や滞在制作にも参加し、2016年にはブラジルのブラジリア国立美術館でグループ展も行ったほど。
そんなHAMADARAKAが、「DIESEL ART GALLERY」で国内初となる大型個展『エデンドルドラド』を開催します! テーマは、“434Hz”。
夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズのような、五感で捉えた身の周りの存在をサンプリングすることで作品を制作する彼女たちらしく、象徴的なふたつの周波数(432Hzと440Hz)の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長として選んだのだそう。その振動により目覚めた生き物たちが織りなす楽園を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品が並びます。
また会場では、作品をモチーフにしたアクセサリーやマルチフレグランスといった展覧会限定オリジナルグッズも販売される上、会期中の10月27日(土)18:00〜19:00には、アーティストの伊藤桂司と河村康輔をゲストに迎えたトークイベントも開催するとのこと。
五感をフルに研ぎすまして、HAMADARAKAが描く摩訶不思議な世界に飛び込んでみてください。
EDENDORDORADO ー楽園の物音ー
日程:2018年8月31日(金)〜11月15日(木)
場所:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
時間:11:30〜21:00(不定休)
電話:03-6427-5955
www.diesel.co.jp/art