インターネット時代を生きる人間のアイデンティティに問いかける、フィリップ・クスティックが日本で初個展を開催。
インターネットの発展とともに生きてきた私たちにとって、SNSやスマホなどのテクノロジーはもはや当たり前な存在ですが、知らず知らずの間にさまざまな価値観において影響受けていることがあるとすれば…? アートを介して今日のそんな疑問を問いかけるスペインの現代アーティスト、フィリップ・クスティック。ロザリアやリル・ナズ・Xといった有名アーティストのジャケ写を手がけていたり、インスタグラムのARフィルターが流行った初期にはオリジナルフィルターもバズっていたので、彼の作品をどこかで見たことあるという方も少なくないはず!
そんな彼が新作を揃え、ここ日本で初の個展を開催します。場所は「渋谷PARCO」4Fの「PARCO MUSEUM TOKYO」!
アーティストとしてのキャリアをスタートさせて以来、身体、心、そしてテクノロジーの関係性、そしてこれら3つの要素がどのように相互作用して私たちのアイデンティティを形成しているのかを探求してきたフィリップ。今回の展示では、インターネット文化に焦点を当て、写真や動画、彫刻、パフォーマンスを通し、それを象徴するもの、形式、変化する能力を表現しています。
インターネットやテクノロジーがめまぐるしく進化していく現代で、人間のアイデンティティに対する意識はどう変化しているのか? 科学者ではなく芸術家である彼のフィルターを通し、向き合ってみるとおもしろいかもしれません。4月21日(金)には本人によるライブパフォーマンスが実施予定! 詳しくはPARCO ART HPをご確認の上、気になる方はぜひ会期中に会場まで遊びにいってみてください。
filip custic exhibition 「human product」
会期:2023年4月7日(金)〜 4月24日(月)
時間:11:00〜21:00 ※入場は閉場の30分前まで/最終日18時閉場
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
入場料:一般 ¥500、小学生以下無料
https://shibuya.parco.jp