DIESELのサステナブルなデニムプロジェクト「DIESEL LIBRARY」。ギミックたっぷりのヴィジュアルが必見です!
2022年の春夏コレクションから、〈ワイプロジェクト(Y/PROJECT)〉も手がけるグレン・マーティンスがクリエイティブ・ディレクターに就任し、ブランドの歴史のうえでも大きな変化を迎えた〈ディーゼル(DIESEL)〉。今回「ディーゼル ライブラリー(DIESEL LIBRARY)」というデニムラインが新たにローンチして、そのキャンペーンヴィジュアルがとっても素敵なのでご紹介させてください!
「ディーゼル ライブラリー」は、ブランドのサステナブル戦略「For Responsible Living(責任ある生き方)」の新たなプロジェクト。世界中でもっとも着用され愛されているファブリックのひとつであるデニムに力を入れること。それは、グレンが新たな〈ディーゼル〉を表していくのにとっても影響力のある手段だと思うんです。彼のデニムそのものに対する思いは、インタビューでもたくさんお話ししていただいています。くわしくはそちらを見てもらうとして、「ディーゼル ライブラリー」にはどんなアイテムがあるのでしょうか?
トップスやパンツ、ジャケット、スカートなど汎用性の高いアイテムが幅広くラインナップ。色合いもインディゴ・ブルー・ブリーチホワイト・ブラックと、クラシックなカラーバリエーションが揃っているので、好みに合わせてデザインとカラーを選べます。長く愛用できるようにという願いを込めて、トレンドに左右されることのないジェンダーレスなデザインを取り入れているので、一生付き合えるエッセンシャルなアイテムばかり。かといってシンプルでクラシックなものばかりなのではなく、ハイレグのショーツなどエッジが効いているものもたくさんあって遊び心も散りばめられています。
そして「ディーゼル ライブラリー」のすごさはそのデザインだけにとどまらず。素材選びから加工の工程に至るまで、生産背景にもこだわりが。デニムのウォッシュ加工にはどうしても水や化学薬品が必要なのですが、軽石を使用したり染料にミネラル由来のものを採用することで環境への負荷を最小限に抑えているそう。デニムと地球への愛を追求した〈ディーゼル〉だからこそ開発できた革新的な技術が反映されています。しかもそれは製品ひとつひとつに取り付けられたQRコードで確認できるというので驚き。サステナビリティは当たり前に念頭に置かれているいまだけど、改めて責任感を持ってファッションを楽しむことの大切さを教えてくれます。
そして今回発表されたキャンペーンでは、錚々たるキャストがクローン化したヴィジュアルが映し出されています。世界的なシンガー、Toni Braxton(トニー・ブラクストン)と息子のDiezel and Denim Braxton(ディーゼル&デニム ブラクストン)、俳優でシンガーのAron Piper(アーロン・パイパー)、アーティストであり女優、モデルのLauren Tsai(ローレン・サイ)、ディーゼルのミューズでモデルのElla Snyder(エラ・スナイダー)、そして最後になんとディーゼルの創始者兼OTBグループ会長Renzo Rosso(レンツォ・ロッソ)も登場。多様性を探求するブランドの視点を、あえてクラフト感を残したコラージュで表現しています。映像作家のフランク・ルボンが手がけたこちらのビジュアル、ムービーもギミックたっぷりでウキウキするものに仕上がっているのでぜひご覧あれ!
DIESEL LIBRARY
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