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2000年代のときめきを銀座蔦屋書店で。「夢見るY2K」フェアが開催中!
2022.4.12 Tue

2000年代のときめきを銀座蔦屋書店で。「夢見るY2K」フェアが開催中!

2000年代を意味する“Y2K”。ファッションシーンのキーワードとしては、もう知らない人はいないくらい当たり前だけど、そもそもどうしてこの2020年代というコロナ禍のタイミングでリバイバルが起きたのか? 考えてみると、そこには意外な共通点があるのかもしれません。

たとえば、フィジカルなショーが開催できなくなるとコレクションの発表の場はバーチャルへ移行したり、ファッションシーンは常に次の次元へと向けてチャレンジングでしたが、そのアティチュードは“Y2K”の根底にあるデジタルな世のなかへの憧れと予感にちょうどリンクしていますよね。ノスタルジックな要素にデジタルの目新しさが溶け混んで生まれたムードが、私たちをいまドキドキさせているのだと納得させられます。

そんな背景にも目を向けながら、ファッションだけじゃないアプローチで2000年代の空気感をめいっぱい感じたい、という方は多いはず! そんな皆さんにうってつけの展示が開催中なのでここでご紹介させてください。

「銀座蔦屋書店」のファッションコーナーとオンラインで開催中の、「夢見るY2K」と題されたこの展示。グラフィック、ネイルアート、アクセサリーと異なる表現方法を用いる3人のアーティストが、2022年の感覚で“Y2K”の世界観をそれぞれ作り上げています。

ひとり目は、グラフィックアーティストのGUCCIMAZEさん。サイバー感のあるグラフィックが多く登場した2000年代のムードを再解釈し、鋭利な質感の立体的なタイポグラフィーにアップデート。鮮やかさと毒々しさのバランスが絶妙なグラフィックで知られ、多数の展示を開催している他、ファッションブランドとも数多くコラボレーションしています。今回はなんと、新作プリント作品の展示と販売が行われるそう! 店頭とオンラインで受注生産なので、3種類ある作品を実際に目で見てみるのがおすすめです。


次は、「彼女のダンステリア」にも登場してくれたネイルアーティストのMiho Miyakawaさん。美容の枠を超え、ファッション・アートとしてのネイルを表現しています。今回の展示にあたり、“Y2K”をテーマにたくさんのアーカイブからファッションブックやイメージブックを選書し、そこからインスピレーションを受けたネイルデザインを制作したとのこと。爪のサイズに合わせられる受注生産のネイルチップと一緒に、書籍からもときめきを感じたり、書店とのコラボレーションならではの楽しみ方ができちゃいます。

最後に〈マーランド・バッカス(MARLAND BACKUS)〉もラインナップ。各地のお土産ショップで揃えたヴィンテージのチャームを贅沢に使ったジュエリーをはじめとして、すべてハンドメイドのデコラティブなアイテムが揃っていて、感度の高い人たちから支持されているアクセサリーブランドです。

ファッション、アート、カルチャーが一堂に会し、さまざまなアプローチから“Y2K”ムードの高揚を感じることができるこの展示。5月8日まで、「銀座蔦屋書店」とオンラインにて開催中です!

「夢見るY2K」フェア
日程:5月8日(日)まで
場所:銀座蔦屋書店及びオンライン
住所:中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
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