いまの時代、一口に家族と言ってもそれは血のつながりだけで語れるものではなく、友人同士や恋人、はたまた仲間であったり、その定義は人によってさまざま。そういった多様性社会の支援を積極的に行う〈カルバン・クライン（Calvin Klein）〉が、LGBTQIA+コミュニティのファミリーを祝福するキャンペーン「This is Love」を発表。多様な愛の在り方を表現したアイテムが発売されます。

ビジュアルを手掛けたのは、ジョン・エドモンズ。写真のなかでは恋人たちが穏やかな表情で寄り添ってたり、陽気にじゃれたり、2人だけの特別な時間を過ごしていたり。そんなリアルで制限のない瞬間を切り取った彼の作品からは、愛する人との確かな絆や親密さが窺えます。参加者はLGBTQIA+の先駆者や支持者である映画監督のジョン・ウォーターズ、俳優のサーシャ・レーンやセルジオ・レーンといった錚々たる顔ぶれ。

　

　

「This is Love」コレクションでは、LGBTQのレインボーフラッグに5色が加わった“プログレス・プライド・フラッグ”にインスパイアされたカラーを使用。それぞれの色には、黒は“美”、茶色は“力”、ピンクは“性”、と意味が込められているのですが、それがすべての織地タグに記され、またウエストバンドには「This is Love」の文字があしらわれています。

そして、アンダーウェア「リイマジン ヘリテージ」の新コレクションではバンドがマーブルなデザインに。LGBTQIA+の、一言ではカテゴライズしきれない多様なセクシュアリティ、ジェンダーアイデンティティ、性的特徴の混ざりゆく様子を象徴してます。ちなみに生地にはソフトでサステイナブルなコットン素材が使用されており、履き心地は抜群。

カラフルでエネルギッシュなアンダーウェアやアクティブウェアが印象的な今回のコレクション。 これから暖かくなり、肌の露出も増える季節には「This is Love」の文字が記されたウエストバンドをチラ見せしたり、コーデのアクセントとしても楽しめそう。これをきっかけに友達とも意見交換をしてみたり、周囲を巻き込んで多様性に対する理解を深めていけたらいいですね。