抜群の歌唱力と彫刻的な肉体美、類稀なる個性を兼ね備えたバイリンガル・クィア・ポップシンガーのAisho Nakajimaが自身の誕生日となる7月4日（月）に、新曲「DLB」をリリース。ミュージック・ビデオも同時に公開されました。

前作のしっとりとしたベッドルームポップから一転、今回はスピード感のあるハイパーポップをベースにヒップホップやデスクトップミュージックなどのさまざまな要素をミックスし、彼のアーティストとしての新たな側面が炸裂した一曲に。

デスボイスのような怒りのこもった声と、ぶりっ子な甘い声を行き来する様子はかなりサイコパス的…！ 聞いているとゾクゾクが止まらないのですが、徐々にその感覚が癖になっていきます。

ちなみにAishoの楽曲の注目すべき点のひとつとも言えるのが、圧倒的な映像美で彼の世界観を毎度巧みに表現しているミュージックビデオ。今回も前作から引き続きTroye Sivanや青山テルマなどのMVも手がける新進気鋭の映像作家Matheus Katayamaが制作。Aishoの頭にあった狂気的でぶっ飛んだイメージが毒々しい華やかさを帯びながらビジュアライズされ、芸術作品としても完成度の高い約2分半に仕上がっています。一曲を聴き終わったあとは、まるで彼主演の短編映画を観たような感覚に…。合わせてチェックしてみてください。