Mame Kurogouchi 2019SS パリコレクション、日常に潜む記憶の重なり。
2018.10.2 Tue
Mame Kurogouchi 2019SS パリコレクション、日常に潜む記憶の重なり。
今季もさまざまなファッションニュースが巻き起こっているパリのファッションウィークで、特にエモーショナルなコレクションを披露してくれたのが〈マメ(Mame Kurogouchi)〉です。
本コレクションのインスピレーション源は、制作期間中である2018年4月1日〜6月17日に毎日欠かさずつけた日記。写真、ドローイング、手記の3点で構成されていて、その日に起こった日常的な出来事を見落とすことなく全てアーカイブしているのだそう。
繰り返される日常と夢や空想によってもたらされるファンタジーの境界、生地と生地の重なりによって生まれる空間、行と行の間、昼と夜の間。デザイナーの黒河内真衣子さんは、断片的でもあり連続的でもある記憶の重なりや“間”に着目し、そこを端緒に、新たなストーリーをコレクションへと昇華しています。
上村松園のペインティングからカラーサンプリングをしたという淡い青藤色のドレスも素敵です。〈マメ〉が描く日常を以下ルックから感じとってみてください。
Mame Kurogouchi
www.mamekurogouchi.com