モードの最先端で常にホットな話題を私たちに届けてくれる〈プラダ〉が定期的に開催しているパーティ「PRADA EXTENDS TOKYO」。日本の文化、音楽、そして世界中の有名アーティストをつなぎクリエイティブなコミュニティを称えるこのパーティが先日東京で開催されたことご存じでしょうか？ 耳の早いクラバーはもしかしたら行ってたかも？ しれませんよね。盛り上がったあの一夜をレポートします。

2021年にロンドンでの「PRADA EXTENDS LONDON」に始まり、第2章としてフォーカスされた街がここ東京だったというわけなんです。テクノシーンから熱い支持を受けるリッチー・ホウティンがキュレーターとなり、彼自身が自分の耳や目で確かめてリスペクトを捧げたミュージシャンが参加しています。実際、今回の「寺田倉庫」で繰り広げられたパーティでは、東京で活躍するミュージシャン3組が登場。その盛り上がりようは一言で語ると“異常”！ 汗が止まらないほど会場は熱気に包まれていました。

これだけ豪華なセレブリティも参加してますし、どれだけの注目されたパーティだったかは一目瞭然かと！ ちなみにスナップのいちばん最後に登場しているのがリッチー本人です。編集部としては高橋ららちゃんのルックがとても素敵だなと感動していました！

すべてのパフォーマンスにVJがセットとなり、テクノの音に合わせて美しく変化してた会場に足を踏み入れると、最初にプレイしていたのはプロデューサーとエレクトロニック・ミュージシャンの2つの顔を持つYuri Urano！ 彼女のストイックでインダストリアルなプレイを目の当たりにして胸をガシッと掴まれました…。お次は、韓国出身のビートメーカーのLionclad。個人的にはaespaのリミックスで気になって仕方がなかったアーティストでした。妖精のように舞いながら少しアンビエントな時間も流れて、音に身を任せて心地よく楽しめた気がします。そしてリッチー。それまでも大きく盛り上がっていたけど、彼のプレイが始まった瞬間から確かに空気が変わっていたことを鮮明に覚えています。そして最近、インタビューしたばかりの東京を拠点とするアーティストmachìnaが大トリを務めパーティは幕を閉じました。終わった時間はなんと午前1時…！ 久々すぎます。

コロナでここまで踊って汗だくになれるパーティも遥か昔のことに思えてましたが、再び体感できる日が来るとは…！ とバキバキな音楽がなり響く会場でしんみり感じたりも（笑）。徐々にこんな機会が増えていくといいなと思って仕方がなかった一夜でした！ 今後の動向も引き続きチェックしたいです。