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レインボー ディスコ クラブ2022をmachìnaと振り返る。
レインボー ディスコ クラブ2022をmachìnaと振り返る。

Welcome back, Rainbow Disco Club!

レインボー ディスコ クラブ2022をmachìnaと振り返る。

2022.06.01

毎年ゴールデンウィークに「東伊豆クロスカントリーコース」で開催される
ダンスミュージックの祭典「レインボー ディスコ クラブ」。
コロナ禍の2年を経てついに! 今年は本拠地に戻ってきました。
家でゆっくり配信を見るのも、川崎の工業地帯で踊るのも楽しかったけれど
やっぱり広大な自然のなかで良質な音を浴びるのは最高なんだ!
改めてそう実感した私たち参加者でしたが、出演者にはどんな変化があった?
ライブ直後のmachìnaさんに、インタビューを敢行してました。
コロナ禍を経て、改めて感じた生でパフォーマンスをする喜び、
そして他者と関わる喜びについてお話いただきました。

Photo_Suguru Saito

Photo by Masanori Naruse

みんなと踊れる音楽をもっと作っていきたい。

ー久しぶりに「レインボー ディスコ クラブ」が東伊豆のステージに戻ってきましたね! machìnaさんの出演は配信形式で開催された2020年ぶりとなりますが、ライブを終えてみていかがでしたか?
日本で好きなフェスのひとつなので、まずは再び出演できたことが純粋にうれしかったです。今回、終わってすぐにみんなの反応を見れたのもリアルイベントならではで良かった!
ー有観客ライブでパフォーマンスするときの感触は、無観客のものとはどう異なりますか?
有観客ライブはステージからみんなが踊ってるところを実際に見れるので脳内がライブモードに切り替えやすいなと思いました。それにリアルイベントは準備するところからのすべてのプロセスが楽しいです! パフォーマンスが失敗するか成功するかだけでなく、セットリストを考える時間も、ここまで来る時間も、終わってからみんなに会える時間も大事だし。やっぱり楽しいですね、ライブの方が。
ーセットリストを準備する段階では、現場の“ライブ感”を盛り上げるために、なにか心がけたことはありますか?
いままでは意識してなかったんですが、今回はみんながもっと踊りやすく、そして楽しめるように構成を考えてみました。まだリリース前なのですがダンス系の曲を流してみたり、既存のオリジナル曲でもビートを変えてみたり。
ーみんなさん気持ちよさそうに踊ってたり、声が飛び交ったり、フロアは大盛り上がりでしたね!
そう思っていただけたなら、よかったです!
ーこの2年間で楽曲制作のプロセスにおいてなにか変わった点はありますか?
ありますね! さっきも少しお話しましたが、これまでは自己表現の一貫としてずっと音楽を作ってきたのですが、最近はその考えが結構変わり、みんなと一緒に楽しむ音楽を作りたいと思うようになってきました。
ーそれはコロナ渦を経て変わったのでしょうか?
そうですねパンデミックになって、みんなとひとつになるとか、なにかをシェアするとか、そういうことが大事なんだなって気づいたんです。いままで自分が作る音楽はすべて自分のなかから出てきたものだと思っていたけど、実は周りからのフィードバックが自分のクリエイティビティにつながることもあったのかもって。それは出会いがないとできないものですし! そういう意味ではそこに気づけたことは大きな変化でした。
ーちなみにmachìnaさんは韓国出身ですが、最近は現地でも活動されてますか?
去年はライブがあって一度帰りましたし、来月も帰る予定はあります! ただ、いま韓国で流行っているヒップホップに比べると、私がやっているような電子音楽はまだまだ沢山の人には注目されてないみたい。韓国内ではなく海外ですごい頑張ってて人気があるアーティストは多いですが。
CIFIKAとかは韓国のなかでも人気と聞きますが、どうですか?
彼女とは友達で韓国に帰るときは毎回会ってて、その度にもっとシーンを盛り上げていきたいねと話してます。彼女は韓国で活動してますが、音楽は世界向きなんじゃないでしょうか?
ーmachìnaさんとCIFIKAさんで、ぜひこれからのシーンを盛り上げていって欲しいです!
いまはまだタイミングがないですが、一度キッカケがあればきっとパーッと広がっていくと思うので、その機会を私もCIFICAも待ってます。韓国でライブするときは、私も韓国語の曲をメインに選ぶし、フロアもすごい盛り上がるから楽しいんですよ!
ー日本と韓国、これからどちらでももっと盛り上がるといいですね。
ですね!
ー最後に、machìnaさんが今後目指していくところを教えてください。
やっぱり、みんなと踊れる音楽をもっと作っていきたいです。これまで3つのアルバムを通して真剣に自分探しの作業をしてきましたが、それはやっと固まったと思うので。これからは自分だけではなく、もっと周りのみんなのことも見れるようになるといいなと希望を持ってます。
ー新たにオープンなフェーズに入ったmachìnaさんのこれからの活動が楽しみです!
ありがとうございます!