一昨年に「寺田倉庫」で開催された際のあの盛り上がりを覚えていますか？ いつ何時でも長蛇の列ができており、会場内も超満員。4日間とも大大大盛況だったこの国内最大級のアートの祭典「TOKYO ART BOOK FAIR」が、次回の第10回目に先駆けイベントを開催します！

その名も「TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」。銀座の旧ソニービルをリニューアルした「Ginza Sony Park」を会場に設定し、“公園”をテーマにさまざまなコンテンツが展示されます。開催期間は3月8日（金）から4月7日（日）までの一ヶ月間！ 長いと思って侮ることなかれ。日々制作に励む作り手たち、そして彼らが作る印刷物と繋がる場をクリエイトすることでアートブックの魅力を多角的に紐解いた内容となっているので、その期間あっても観きれるかわかりませんよ〜。

週替わりで25〜30組ずつ合計150組の出展者が参加し、週末はいつもの感じで対面で直接コミュニケーションをとりながら作品の魅力を知ることができる「Exhibitor Booth」をはじめ、入れ替わる形で平日限定で出現する「Art Book Vending Machine（アートブック販売機）」、OK-RM、ホンマタカシ、ミランダ・ジュライらアーティストの展覧会「EXHIBITIONS」、そして本をゆっくり読むことができるラウンジまで完備されており、まさにアートブックを楽しむためのフルコースが用意されているのです。

ちなみに先述した「Art Book Vending Machine」は、500円または持参したアートブック1冊を参加料とし、販売機でキーワードを選ぶと、週末のブース出展者より「出展料」として10冊ずつ集めた約1500冊のなかからそれに紐づく1冊が受け取り口から出てくるのだそう。運命的な出会いにドキドキしながら試してみるのも◎。

これだけのボリュームだど一度訪れるだけでは楽しみきれないので、開催期間中は「TOKYO ART BOOK FAIR」を目的に銀座にいくだけではなく、銀座にいることがあったら必ず立ち寄るくらいの気持ちで過ごしておいた方が見逃すことなく網羅できそう。ので、なんども足を運ぶことをおすすめします！