Girls Just Want To Have Fun!

GOOD CHEMISTRY,
emma&Licaxxx.

モデルとDJが織りなす化学反応。
Photo_Yoko Kusano 
Hair&Make-up_Sayoko Yoshizaki (NAP)〈emma〉
Text&Interview_Saori Ohara 
Special Thanks_YAMADAMONGORU
ENGLISH

モデルのemmaとDJのLicaxxx。
仲よし2人が昼間のジンギスカン屋で肉を焼きつつ、
ジンジャーエール片手に語り合うというゆる〜い企画。
本当はハイボールが飲みたかった!の声はスルーさせていただいて、
早速息の合ったトークを御覧ください。

左:emma
1994年4月1日生まれ、北海道出身。イギリス人の父と日本人の母を持つ。2014年より雑誌ViViの専属モデルに。また、ラジオ「SONAR MUSIC」(J-WAVE)では月曜日担当のナビゲーターを、TV「A-Studio」(TBS)ではアシスタントを務め、活動の幅を広げている。

右:Licaxxx
1991年生まれ、東京都出身。DJのほか、ビートメーカー、WEBマガジン「シグマファト」のエディター&ライター、ラジオ「SONAR MUSIC」(J-WAVE)の水曜日担当のナビゲーター、TV「BAZOOKA!!」(BSスカパー!)のレギュラー出演など、様々な顔を持つパラレルワーカー。


まず2人が知り合って、仲よくなったきっかけはなんですか?
Licaxxx
よく話すようになったのは、去年の10月にJーWAVEのラジオ番組「SONAR MUSIC」が始まってからだよね? emmaが月曜担当で、私が水曜担当なんです。実はその前にも〈グッチ(GUCCI)〉の食事会でemmaが私の正面の席に座ったりはしてたんだけどね。
emma
えー! 正面だったっけ? あのときは人がいっぱいすぎて記憶も曖昧…(笑)。でもそうそう、仲よくなったのは番組のナビゲーターになったのがきっかけです。曜日が違うから普段あんまり会えないんだけど、打ち上げとかで距離が縮まったよね。
Licaxxx
水曜日メンバーは放送後によく飲みに行くんですけど、emmaは朝早い仕事が多いからなかなか参加できなくて。でもたまーに月曜メンバーで飲んでるよって連絡が来ると、駆けつけてemmaとずーっと話しています(笑)。
emma
そう、もう周りが呆れるくらい2人でずっと(笑)。しかもそのいっちばん最初の飲み会がジンギスカンだった! いまLicaxxxが25歳で私が23歳なんですけど、私2コ上の友達が結構多いんです。兄が2人いるので、年上と一緒にいるほうが楽だったりするのかも。
Licaxxxちゃんは?
Licaxxx
私、妹がいます。
emma
いそう!
長女と末っ子っていう組み合わせも、2人がしっくりきてる理由なのかもしれないですね。
Licaxxx
あと女子校ノリ。(突然フリ付きで)おげんこ!
emma
(爆笑)
それ、ツイッターでよくやってるやつですよね(笑)?
Licaxxx
私エンタ世代なんですけど、「エンタの神様」に出てて一瞬だけ流行った芸人のカトゥー直也さんのネタです。JーWAVE内でじわじわ流行ってるんです。
emma
Licaxxxがすごくうまくて(笑)。
Licaxxx
(笑)。ゲンコツの意味っぽいんですけどね。
(笑)。ラジオで仲を深めたお2人ですが、最近若い子もラジオを聞いているように感じます。ナビゲーターを務めるうえで気をつけていることはありますか?
emma
実はしゃべるのニガテです(笑)。ラジオのナビゲーターは楽しいし、いっぱい勉強になるんで大好きなんですけどね。そういえば今度Licaxxxと一緒にグリーンルームフェスでライブ放送するんですよ。緊張するけど、2人だから心強い。
Licaxxx
そうだね、助け合って乗り切ろう! 私は仕事上、インタビューされる側とする側半々くらいだから、それぞれ逆の立場の人のことを想像してしゃべるようにしてます。「こいつダメだな」って思われたくないから(笑)。
さすが、立派ですね…。ちなみに emma ちゃんは Licaxxx ちゃんのDJを聞きに行ったことはあるんですか?
emma
この前LUMINEのイベントで初めてちゃんと聞けて、やばぃ〜♡って興奮しました(笑)。あとLicaxxxはいつも番組で水曜日にミックスをかけてるから、それをラジオ越しに聞いてはいたんですけど、実際に生で見れたんですごくテンション上がりました。
自分もやってみたいって思う?
emma
え? 無理無理無理! そういう技術がいることはできません! DJしてそうな見た目だからかたまにオファーをいただくんですけど、触ったこともないし…。
Licaxxx
(笑)。
emma
もしやるなら、一からきちんと勉強しないとプロに失礼しだしね! さて、お肉もういいよ。
emmaちゃん、ジンギスカンさばきも小慣れてますね。
emma
焼肉大好きなんです!
普段から料理はするんですか?
Licaxxx
します。フツーに、それなりに。
emma
えらーい! 一人暮らしだとなかなかできないんだよね。 サラダとか一人分の簡単な食事は作るけど、誰かいないと気合い入んない…。
最近注目してる女の子っていますか?
Licaxxx
ハウス系のアーティスト、Peggy Gou。ベルリンに住んでる韓国人の女の子で私の1コ上なんですけど結構シャレた生活していて、NINA KRAVIZ以来の注目女性アーティストかも。今度会うんですよ。
emma
そういう情報っていつもどこからピックアップしてくるの?
Licaxxx
ミックスが出たり、好きなレーベルがレコード出したりするタイミングでチェックする感じかな。
emma
好きなレーベルとか聞きたい!
Licaxxx
イギリスだと、この前〈シーイー(C.E)〉ともイベントやってたThe Trilogy Tapesとか。LQQKスタジオと仲のいいニューヨークの地下のレーベルL.I.E.S. (Long Island Electrical Systems)も好きです。日本では、LQQKは知っていてもL.I.E.S.を知らない人が多いけど、向こうではLQQKといえばL.I.E.S.、ってなるくらい仲がいいみたい。それと、レーベルじゃないけど、〈ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)〉のコレクション音楽も担当してるbuttechno周辺も、ロシアとかウクライナで盛り上がっているね。〈ゴーシャ〉とか〈ヴェトモン(Vetements)〉あたりのファッションブランドが、若いロシアのテクノと繋がっているのが音楽側から見るとおもしろい。
ちなみにこの夏はどこか行きたいフェスってありますか?
emma
フジロックに行ってみたいです! 一緒に行きたいね!
Licaxxx
一緒に行けたら最高だね! 今年は3日間まるっと行きたいんだ。あとソニックマニアがアツいっていうね。KasabianとかLiam Gallagherとか、UKアーティストが多いからemmaにおすすめ。
emma
え! 絶対行く!
Licaxxx
私も楽しみなんだよね。2007年〜2008年にヒットしたUKロックの時代がちょうど中高生だったから、Arctic MonkeysやBloc Party、Kasabianが「超青春!」って感じ。
そういえば2人はDavid Bowieの回顧展にも一緒に行ってましたね。
Licaxxx
あのときは月曜クルーが取材で、emmaと藤田琢己さんがこの日に行くよって聞いたので、私も合流したんです。アートを観に行くのも好きで、NTTのICCはよくチェックしています。
emma
私は、普段はあんまり行かないかも。でも野生爆弾・くっきーさんの個展は行きたかったな! Licaxxx 行ってたよね? 私、くっきーさんが芸人さんの中で一番好きなんだよね。
Licaxxx
そうそう、くっきーさんはいっぱい絵を描いてて、絵本も出してるんですよ。絵がめっちゃドラッギーでやばいんです。
Licaxxx
emma、この前『T2』行ってなかった?
emma
行った! 行ってないの? もう終わっちゃうよ!
Licaxxx
そうなんだよ〜。すっごい行きたいのに行けてないの。でもネタバレは殆ど読んだ(笑)! 音楽とかなに使ってるのかなっていうのを先に調べておきたくて。どうだった?
emma
すっごいよかったよ! もともと最初の『Trainspotting』自体大好きで、あの時代だからよかった作品だと思ってたけど、全然そんなことなくて、ちゃんと現代に落とし込まれてたと思う。あとQueenとか、Iggy Popとか音楽が大好きな曲ばっかりだった! 劇中のファッションもかわいくて、真似したい要素がいっぱいでした。
お互いの近況はインスタ経由で知ってるんですね(笑)。ちなみにSNSを使うときの個人的なルールってあります?
emma
インスタは割と告知が多いかな。ツイッターは文字だけあげられるので、気軽につぶやいてます。
Licaxxx
私、インスタはご飯の写真をあげないようにしてます。
emma
わかるー!
どうして?
Licaxxx
ご飯の写真ばっかりあげてると実際よりヒマそうに思われる気がするから(笑)。
emma
わかる! あと、おしゃれにご飯の写真撮るのって難しいんですよ。でもインスタのストーリーなら気負わずにできる。
Licaxxx
(笑)。私はインスタとツイッターの他に、フェイスブック、サウンドクラウド、ミックスクラウドとか、全部やってます。それぞれ違う機能があるので。最近、インスタではもっぱらイケメンを探ししてる(笑)。あと猫! インスタで保存してる画像は全部猫です。
emma
それ、私は犬(笑)! ゴールデンレトリバーが大っ好きで、海外の飼い主さんのアカウントをフォローしてるんですけど、朝起きるとだいたいなにかしら更新されているので、毎朝の楽しみなんです。
emmaちゃんは最近TBS『A-Studio』のアシスタントに選ばれたり、Licaxxxちゃんは自分のメディアを運営したり、活動の幅が広がっていると思いますが最近出会って素敵だなと思った人や、よく一緒にいる人はいますか?
emma
私は鶴瓶さん! ほんとに尊敬しています。あんな大御所な方なのに、オーラもあると同時にすごく親しみやすさがあって。鶴瓶さんのお話を聞いていると感慨深くなります。本当に優しいし可愛がってくれて。私、「A-Studio」はオーディションで入ったんですけど、実は去年受けていて「きっと私は鶴瓶さんのツボにはハマらなかったんだな」って勝手に思い込んでいたんです。一緒にお仕事をするようになって、その話をポロっとしたら「人を選り好みするのはすごく嫌だ。アシスタントさんは信頼するスタッフさんが選んでくれているし、ちゃんと伸びるように面倒をみたいし一生懸命可愛がるよ」って言ってくださって安心しました。一緒にお仕事ができて本当に尊敬しています。
Licaxxx
私はお世話になっている方がすごいたくさんいるんですよね〜。中でもリキッドルームの店長にはずーっとお世話になってます。音楽のことをたくさん話せるし、意見もいただいたりしています。だから突然飲み会に呼び出されても、二つ返事で「はい、行きます」って(笑)。あと、JーWAVEのプロデューサーさんも! もはや飲み友っていう気持ちです。週3で飲みに行くこともあるくらい。
emma
週3(笑)。SONAR MUSICのスタッフさん、いい人ばっかりで、すごく楽しいメンバーなんですよ。
Licaxxx
JーWAVEは昔から憧れがあって、ナビゲーターさんも、サシャさん、クリス・ペプラーさん、クリス智子さん、南 美布さんの番組をずっと聞いていたし。いま一緒に番組をやらせてもらってる藤田さんももちろん! JーWAVEだけじゃなくて、自分が関わりたいと思うおもしろい方たちに、自分の意思でアプローチして関わっていくことができていますね。ありがたいことに。
自らアプローチしていくと言えば、最近emmaちゃん初のスタイル本が発売になりましたね。企画構成からスタッフィングまですべて関わったとか。
Licaxxx
私も見ましたよ。かわいいねぇ。全部かわいいねぇ。emmaのオールプロデュースっていうのが素敵。撮り下ろしいっぱいで見応えあるし。
emma
ありがとう〜。いま、本を褒めてもらえるのがいちばん嬉しい!
特にお気に入りのページはありますか。
emma
家族とのページはいちばん自分っぽい表情が出てる気がします。一昨年、イギリスに家族旅行したときの写真とか、家族からの手紙なんかも載せてたり。5人家族みんなで並んでカメラに背中を向けて、私だけ振り返ってる写真がお気に入り。
Licaxxx
私はちょっとセクシーなemmaがいいなと思った。着衣水泳の写真がよかったよ!
emma
なに!? 着衣水泳?
Licaxxx
(Tシャツでバスタブに入っている写真を指して)服を着たまま泳いで避難する訓練。
emma
(爆笑)。いやこれセクシーなページだから! 避難訓練じゃない! なんでバラ持って避難してるのよ(笑)。
(笑)。今回は人とかぶらないような本を作りたいっていうテーマがあったんですよね?
emma
そうです。おなじみの構成のスタイルブックは絶対に嫌だったから、本を作るなら自分でやれなきゃやりたくないですって言って、作らせてもらいました。構成が似ているのって、いろんな事情があるんだと思うんですけど、本人以外の要望や意見で固められてる感じがして…。実は2年も前に最初の打ち合わせをしているんですよ。今回おもしろい本を作るのってすごい難しいなって痛感しました。
それでもいいやっていう人の本はフォーマット化されちゃうんでしょうね。でもemmaちゃんは自分らしくしたいと。
emma
そうじゃなきゃやる意味ないと思ったんですよね。あと、文化服装学院に通ってたのもあるし、自分でプロデュースするのがもともと好きなんです。裏方作業萌え(笑)。同じタイミングでイギリス、LA、グアム、韓国、スペインなど海外に行けたのも、インスピレーションに繋がりました。
Licaxxx
スタッフ選びも自分でしたの?
emma
うん。同世代のクリエイターと一緒に頑張りたいっていう気持ちがあって。イラストレーターのYUGO.さんと、表紙や中ページをいっぱい撮ってくれたタミーボルピは私と同い年なの。タミーとは最初、ViViで一緒に仕事したのがきっかけで知り合ったんだけど、年が近いから意見も言いやすいし、本人も明るくてかわいくて、フツーに友達になりたいと思ったんだよね。私たち世代のパワーも一緒に伝えられたらいいなと思ったんですよね。
Licaxxx
確かに同世代って勢いあるかも。スタイリストの小山田孝司くんもわりと年が近いし、橘 昌吾くんも同い年で、2人ともスタイリングがおもしろい。フォロワー300人くらいの聞いたこともないブランドからリースしてきたりするのがすごくよかったりするんですよ。
emma
そういえば最近仕事してても、アーティストさんはどんどん若い子が出てくるし、自分が大人になってきたんだなって感じる。昔はみんな年上だったのに!
Licaxxx
サッカー選手が年下!? みたいなね。びびるよね。(本を読みながら)この、音楽に超個人的な感想つけてるのがウケるな。「Jamiroquaiは祖母の影響。Jamiroquaiを聞いておけば間違いないと言われた小学生の頃」(笑)。
emma
そう(笑)。おばあちゃんに言われて、「わかった〜」って素直に聞いてたJamiroquai。音楽に感想つけるのって難しいんだよ(笑)。理由もなく好きな曲とかにも無理してコメントしてるから逆におもしろいことになってる。あとこの本、読んでもおもしろいものにもしたかったから、普段雑誌で言わないこともいっぱい書いいたんだ。
上京したときの話もグっときました。
emma
北海道には休みがあるたびに帰るかも。もしくは1泊でもいいから海外旅行に行きたいタイプです。東京で心の底から休めないみたいで。
Licaxxxちゃんの実家は?
Licaxxx
東京だけど、帰るのは3ヵ月に1回くらいですね。リフレッシュできる場所は…自分の部屋かな(笑)? 私だいたいパソコンの前に座ってます。あと飲みに行くのも好きだし、自分が出なくても聞きたい人がいたら夜のイベントにも出かけたい。飲んで音楽聞いての繰り返しですね。あとはレコード屋行くだけでも幸せになれるし。ある程度スケジュールに追われてるというか、やることがあるほうが自分の中でバランスを取れるかも。自分で予定を作って埋めてるところもあるし。
emma
すごいねぇ! 私、だめかも。スケジュールが埋まりすぎるとパニックになる(笑)。お仕事があるのは楽しいし、ありがたいことなんですけど、皆さんが気を使ってくれてるのわかるから、私も気を使っちゃって力が抜けないのかも。ずーっと仕事だと自分が性格悪くなる気がしちゃう(笑)。あとアウトプットするものがなくなっちゃうんです。だから実家に帰って息抜きしたり、海外でインプットしたりしたい。
国内より海外がいい?
emma
飛行機に乗って知らない場所に行って、日常から離れたい願望が強いのかな(笑)。お父さんがバックパッカーだったっていう影響があるのかもしれないです。
Licaxxx
私は逆に、インプットするものが身近にたくさんあるんだと思います。会社もフレックスだし、WEBマガジン「シグマファト」では編集として自分の思い描く作品に近づけるように、カメラマンやスタイリストも選べるし。プラス私はアーティストとしての肩書きもあるので、毎回意義がある出演の仕方をさせてもらえるから。
モデルもDJも編集も、求められてることを表現するだけじゃなくて、そのさらにその上を考えて魅せなきゃいけないし、センスがないと難しい仕事ですよね。
emma
そうですね。本を作るときに本当に思いました。あとすべての仕事には責任が伴うってことも実感したかな。本について考えすぎて思考停止していると、「emmaが主体なんだから、emmaが動かないとみんななにもできないよ」って編集さんに指摘されて、ズーンってちょっと落ち込んだりもしました(笑)。自分の名前で出すっていう責任を感じたら、その分いろいろ周りに意見を言えるようになりました。いい意味でわがままになれてきたのかな。
emmaちゃんは気遣いの人ですしね。例えば2人でなにか一緒に作るとしたらどんなことがしたいですか?
emma
今回は一冊目ということもあって、自己紹介的な色味が強いものになったけど、次も本を出せるとしたら、Licaxxxがモデルで、私が撮影をプロデュースしたいです。いろんな若い子達が集まったチームでやってもおもしろそう!
Licaxxx
私は人を集めてくるのが得意なので、逆にemmaのやりたいことを、最先端の形で具現化するのを手伝えそう。こんなやついるよ。とか、こんなプログラマーつっこんだらおもしろいんじゃない? とか。
emma
そしたら映像とかも楽しそうだね! 展示もいいな。今回もやりたかったんだけど間に合わなくて。
Licaxxx
展示もいいね。空間演出の工夫も得意だよ。
本の帯に「普通ってなに?」という言葉がありますよね。ちょっと前までは「みんなと一緒がいい」という人が多かったけれど、最近は2人と同世代の女の子たちが「人と違うのがいい」と声をあげているように感じます。
emma
私が文化に通ってるときは、周りは個性的な子ばっかりだったから、「普通でいなきゃ」っていう空気はなかったけど、社会に出たらそうでもなくて。私の気のせいかもしれないけど、みんなの前に立つモデルの子ですら、みんなと一緒がいいって子が多い気がする。みんな顔の形も目の大きさも体型も違うのに同じメイクだし。でもトレンドってそういうものだし、モデルの仕事でそこに意見するつもりはないんです。ただ今回は自分の本だから、あえて「普通ってなに?」って言ってみました。自分の我を通してみた感じ。
Licaxxx
emmaのその気持ちがさ、ちゃんとこの本に現れてていいね。同世代の女の子にも絶妙にわかりにくいところがいい。やっぱりちょっと上をいってないとダメだから。前に出る人は。「なんかわかんないけどいい」って思ってもらえるのが一番いいよ。それであとからじんわりわかるっていうのが。
emma
ありがとう。Licaxxx最高だな。
Licaxxx
emmaも最高だな。